裏ハムラ法
美容外科
下まぶたの裏側(結膜側)を切開し、余分な脂肪を除去すると同時に、ふくらみのある部分の脂肪をくぼんだ部分に移動させます。
また、今以上に涙袋がはっきりする効果もあります。
このような方におすすめ
- ふくらみや皮膚の余りが少ない方
- 顔に傷ができることに抵抗のある方
- ダウンタイムを少しでも短くしたい人
- 涙袋を大事にしたい人
- 下まぶたのたるみ、しわが気になる
- 目の下のクマをなくしたい
- 綺麗な涙袋が欲しい
- 老け感をなくしたい
術式
裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)は目の下のクマやたるみを改善するために下まぶたの裏からアプローチを行う手術方法で、海外ではよく行われます。
①眼球を保護して下まぶたの裏を切開します。
②たるみを作っている眼窩脂肪という脂肪の膨らみを下に移動させるなどの処置を施します。
③さらにクマがよく見えるように筋肉などの処理を行うこともあります。(この処理は様々な方法が報告されていますが、医師の技量によって行う内容は異なります。)
④まぶたの裏の傷は縫う場合と縫わない場合があります。
⑤目の下の形が整ったところで手術は終了します。
メリット/デメリット
メリット
- 涙袋がはっきりする
- 皮膚表面を切開しないため傷が見えない
- 将来の眼窩脂肪減少に備えられる
- 下眼瞼外反のリスクが低い
- 再発する可能性が低い
デメリット
- 眼窩脂肪の移動によるリスク
- 余分な皮膚がある症例には弱い
施術の流れ
洗浄
施術前にメイクを落としていただきます。 パウダールームにメイク落としや洗顔フォームをご用意しております。
写真撮影
施術前に写真撮影を行います。写真はカルテに保存するために撮影いたします。 また、モニターの方はWEBサイトやSNSに掲載するための写真を同時に撮影いたします。
デザイン
お客様一人一人のお悩みに併せたデザインで、マーキングをしていきます。
消毒
手術室に移動し、看護師がお顔を丁寧に消毒していきます。
手術
麻酔を併用しながら手術を行います。 局所麻酔の際にチクッとする痛みが数秒ありますが、麻酔が効いてしまえば痛みは一切ありません。
施術について
治療時間 | 90分 |
リスク・副作用 | 腫れ・内出血・左右差・傷跡・外反(アッカンベーの状態)・感染 |
注意事項 | ・ダウンタイム(腫れ・内出血)のピークは1〜2週間程度。1ヶ月で腫れは大方改善します。 ・傷跡 : 1ヶ月程度は赤みがあります。3ヶ月程度で白く、わかりにくくなります。 |
その他 | 洗顔・シャワー : 翌日から可能 メイク : 目元以外は当日から可能、目元は抜糸翌日から可能 コンタクトレンズ : 2日後から可能 |