ガミースマイル(切開法)
美容外科
ガミースマイルとは、笑ったときに歯ぐきが必要以上に大きく露出してしまう状態を指します。
歯ぐきが目立つことで、せっかくの笑顔の印象が弱く見えてしまったり、コンプレックスにつながることもあります。
ガミースマイルの原因は、上唇の動き・歯ぐきの形・骨格・歯並びなど、複数の要素が関係しているため、患者さまによって最適な治療方法が異なります。
ボトックス注射だけの即日治療から根本的な治療としての整形手術、矯正治療などがあります。

目次
このような方におすすめ
- 笑った時に歯茎が出る方
- ボトックスの治療を受けたが確実に治したい方
- ガミースマイルを治したい方
ガミースマイルの程度について
ガミースマイルは、笑ったときにどれくらい歯ぐきが見えるかによって、軽度〜重度に分類されます。歯ぐきの露出量は、治療方法を選ぶ際の大切な判断材料になります。
軽度(歯ぐきの露出が約3mm以上)
笑ったときに歯ぐきが少し見える状態です。
上唇を持ち上げる筋肉の働きが強い場合や、上唇が薄い場合に起こりやすく、ボトックス注射などの比較的軽い治療で改善が期待できることが多いです。
重度(歯ぐきの露出が約10mm以上)
歯の長さとほぼ同じくらい、歯ぐきが大きく露出する状態です。
骨格や歯ぐきの形、上唇の位置など複数の要因が関係していることが多く、外科的治療や矯正治療など、より根本的なアプローチが必要になる場合があります。

治療選択との関係
- 軽度:筋肉の働きを調整する治療(ボトックス)が適しているケースが多い
- 中等度〜重度:骨格・歯ぐき・上唇の位置を整える治療(外科的治療・矯正)が必要になることがある
ガミースマイルの主な原因
ガミースマイルは、笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態を指し、その原因は大きく4つに分類できます。どの要因が強く関わっているかによって、適した治療方法が変わります。
① 歯が原因
歯の長さが短い、または歯が生えている位置が低い場合、歯ぐきが相対的に強調されて見えます。
- 歯が短いと歯ぐきの面積が目立ちやすい
- 萌出位置が低いと、笑ったときに歯ぐきが多く露出する
このタイプは、歯科的な処置(歯冠長延長術・矯正治療など)が適していることがあります。

② 筋肉が原因
上唇挙筋や上唇鼻翼挙筋が過剰に発達していると、笑ったときに上唇が大きく持ち上がり、歯ぐきが露出します。
- 上唇が必要以上に上がる
- 上唇が薄い場合はさらに歯ぐきが見えやすい
軽度であれば、筋肉の働きを調整するボトックス注射が有効なケースが多いです。

③ 骨格が原因
上顎骨が過度に発達している(上顎前突・垂直的過成長)場合、歯ぐきが前方・下方に位置し、笑ったときに大きく見えます。
- 上顎が前に出ている
- 上顎が縦方向に長い
重度の場合は、外科的治療が必要になることがあります。

④ 歯肉が原因
歯ぐき自体が厚い・大きい・過成長していることで、笑ったときの露出量が増えます。
- 歯肉の過形成
- 歯ぐきの形が縦に長い
この場合は、歯ぐきの形を整える処置が適していることがあります。

ガミースマイルの原因別治療法
ガミースマイルは、原因によって適した治療法が異なります。
歯・筋肉・骨格・歯肉のどこに問題があるかを見極めることで、より自然でバランスの良い笑顔に近づけることができます。
① 歯が原因
歯の長さが短い、または歯の生えている位置が低いことで歯ぐきが強調されるタイプです。
- セラミック治療
歯の形や長さを整えることで、歯ぐきとのバランスを改善する方法です。
歯の見え方を調整することで、歯ぐきの露出が目立ちにくくなります。

② 筋肉が原因
上唇挙筋や上唇鼻翼挙筋が過剰に働き、上唇が必要以上に持ち上がるタイプです。
- 上唇粘膜切除術
上唇の裏側の粘膜を調整し、笑ったときに上唇が上がりすぎないようにする外科的治療です。
過度な唇の挙上を抑えることで、歯ぐきの露出を軽減します。 - 上唇挙筋へのボトックス注射
上唇を持ち上げる筋肉の働きを弱め、歯ぐきの露出を抑える方法です。
ダウンタイムが少なく、軽度〜中等度のガミースマイルに適しています。

③ 骨格が原因
上顎骨が前方または下方に発達していることで歯ぐきが大きく見えるタイプです。
- 歯槽骨形成術
上顎の骨格バランスを整えることで、歯ぐきの位置や見え方を改善する治療です。
骨格的な要因が強い場合に検討される方法です。

④ 歯肉が原因
歯ぐき自体が厚い・大きい・過成長しているタイプです。
- 歯肉整形術
歯ぐきの形を整え、露出量を減らす治療です。
歯肉のラインを整えることで、歯と歯ぐきのバランスが自然になります。

治療選択のポイント
- 歯・歯肉が原因 → 歯科的アプローチ
- 筋肉が原因 → ボトックス or 上唇粘膜切除術
- 骨格が原因 → 骨格バランスを整える外科的治療
- 複数の原因が重なる場合 → 組み合わせ治療が必要になることもある
診察では、歯の長さ・唇の動き・骨格の位置などを総合的に確認し、最適な治療法を判断します。
ボトックスによるガミースマイル治療
ボトックス治療は、ガミースマイルの原因の中でも「筋肉が原因」のタイプに適した治療法です。笑ったときに上唇が必要以上に持ち上がってしまう方に向いています。
仕組み
笑ったときに上唇を大きく引き上げる
- 上唇挙筋
- 上唇鼻翼挙筋
といった筋肉の働きをボトックスでやわらげ、上唇が上がりすぎないように調整します。
これにより、笑ったときの歯ぐきの露出が自然に抑えられます。
特徴
- 短時間で行える治療(数分程度)
- ダウンタイムが少ない
- 効果は徐々に現れ、自然な笑い方を保ちながら改善が期待できる
- 軽度〜中等度のガミースマイルに向いている
効果の持続
個人差はありますが、ボトックスの効果は数ヶ月程度持続します。
継続的な改善を希望される場合は、一定期間ごとに治療を行うことがあります。
向いているタイプ
- 笑ったときに上唇が大きく上がる
- 歯ぐきの露出が3〜5mm程度の軽度〜中等度
- 手軽に始められる治療を希望している
他の治療との違い
- 上唇粘膜切除術:よりしっかりと上唇の動きを抑えたい場合
- 歯肉整形術・セラミック治療:歯や歯ぐきが原因の場合
- 歯槽骨形成術:骨格が原因の場合
ボトックスは、筋肉が原因のガミースマイルに対して最も負担が少ないアプローチとして選ばれることが多い治療です。

上唇粘膜切開法によるガミースマイル治療
術式
①上唇の裏側の粘膜を切除
まず、上唇の裏側(普段は見えない部分)の余分な粘膜を数ミリ切除します。
ポイント: 歯茎の露出範囲に合わせて、4〜5mm程度の精密な調整を行います。

② 密着させる
切除した部分の上下を寄せ、隙間をなくすように密着させていきます。

③ 縫い合わせる
医療用の極細の糸で丁寧に縫い合わせます。お口の中の処置ですので、傷跡がお顔の表面に残る心配はありません。

④ 術後の状態
上唇が過剰に引き上げられる動きが制限されます。これにより、笑った時でも歯茎が露出せず、自然で美しい口元になります。

施術について
| 治療時間 | 45分~1時間 |
| リスク・副作用 | 腫れ・内出血・左右差・感染 |
| 注意事項 | ・ダウンタイム(主に腫れ・内出血) : 1週間程度 ・笑った時に歯茎とともに上の歯が見えにくくなることがあります。 |
| その他 | 入浴・シャワー : 入浴は1週間後から可能、シャワーは当日から可能 洗顔・メイク : 洗顔は当日から可能 、メイクは翌日から可能 |
ガミースマイル(切開法)の料金
切開法 通常 382,800円
ガミースマイル(切開法)のよくある質問
上唇の動きを調整して歯茎が見えにくくなるよう改善する外科的施術です。口唇と歯茎の関係を調整し自然な笑顔を形成します。
約60〜90分です。デザインや麻酔を含めて1〜2時間程度かかります。
局所麻酔または希望に応じて静脈麻酔を使用します。痛みを最小限に抑え施術いたします。
麻酔が効いているためほとんどありません。局所の圧迫感や軽い違和感を感じる場合があります。
笑うと歯茎が目立つ方、口元のバランスを改善したい方にお勧めします。
骨格の成長が安定した成人が対象です。未成年は医師の判断に従います。
感染症や皮膚疾患がある方、重篤な全身疾患をお持ちの方は施術を控えていただきます。
笑った際に歯茎が見えにくくなり、自然でバランスの良い口元を形成できます。 Q9 効果はいつから実感できますか?
術後すぐに変化を確認できます。腫れが落ち着く1〜2週間で自然な仕上がりになります。
元の筋肉バランスや骨格によって微細な左右差が生じる場合があります。術前デザインで調整いたします。
上唇内側または歯茎に沿って切開するため、傷跡は目立ちにくくなります。
個々の顔立ちや希望に合わせてデザインします。自然な笑顔になる範囲で調整いたします。
腫れや内出血は1〜2週間で落ち着きます。完成は3〜6か月で自然な状態になります。
軽度の痛みや違和感があります。必要に応じて鎮痛剤を使用できます。
施術部位によって1〜2週間で軽減します。個人差がありますが自然に消失します。
切開線は上唇内や歯茎に沿うため目立ちにくく、1〜3か月で赤みが軽減し、6か月で安定します。
通常5〜7日後に抜糸を行います。抜糸後も腫れや赤みは徐々に改善します。
腫れが落ち着く1〜2週間で形は安定します。最終的な仕上がりは3〜6か月で完成します。
腫れ、内出血、左右差、傷跡の赤み、しびれ、稀に感染や瘢痕が生じる場合があります。
上唇の筋肉や皮膚の弾力により軽度の戻りが生じる場合があります。必要に応じて再施術を検討します。
デスクワークであれば抜糸後の翌日から可能です。腫れや内出血に応じて調整してください。
抜糸後から可能です。切開部位を強く擦らないよう注意してください。
施術部位に影響はないため、当日から使用可能です。
洗顔は施術当日から可能ですが、傷口は強く擦らないでください。入浴は抜糸後から推奨します。
血流が増える行為は腫れや内出血の原因となるため、抜糸後1〜2週間は控えてください。
永続的な改善が期待できますが、加齢や皮膚の弾力低下により変化が出る場合があります。
上口唇のボリュームアップや人中短縮術と併用可能です。全体のバランスを確認して提案いたします。
傷跡や笑顔のバランスを確認し、必要に応じて追加切開や調整が可能です。事前カウンセリングで判断いたします。
美容目的の施術のため保険は適用されません。自由診療となります。
術前は感染予防や十分な休養をお勧めします。服薬中の薬は必ず医師にご相談ください。
まずは医師による診断が大切です。
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