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【アップセルは必要？】糸リフトだけではダメな理由を解説

2025.04.30

〇先生、お疲れ様です。

お疲れ様です。

〇先生、今日は皆さんからよく質問される内容について、私から質問させていただきたいんですが、その件について動画を撮らせてもらってもいいですか？

もちろん、いいですよ。

〇先生、糸リフトを受けに行ったのに、他の施術も勧められたんですけど…これってアップセルじゃないですか？

あるあるですね。ヒアルロン酸を勧められたり、脂肪吸引を提案されたり、ボトックスとかもね。

〇そうなんですよ。これって…もしかしてぼったくりなんですか？

ぼったくりというわけではないんですが、まぁ…そういう先生も中にはいますね。

〇ちなみに土門先生はアップセルされますか？

もちろんしますよ。

〇ってことは、もしかして土門先生もぼったくりドクターなんですか？

そこは内緒にしてください（笑）

〇いやいやいや、ちょっと待ってください！じゃあ先生、今日はそのアップセルについて、ぼったくりなのかどうかも含めて、詳しくお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。しっかりと解説していきます。

糸リフトだけではダメな理由

〇先生、糸リフトだけではダメな理由って何なんですか？

糸リフトだけでダメというわけではありません。ただ、結論として「あなたを綺麗にしたいから」なんです。

〇どういうことですか？

お顔を綺麗にする上で、糸リフトというのはあくまで“手段”の一つなんですよね。糸リフトだけで理想の状態になる方は、実はあまり多くないんです。お顔の美容においては、「足し算」と「引き算」のバランスがとても大事です。

〇足し算と引き算って何ですか？

足し算というのは、ヒアルロン酸やプロテーゼなどの「注入系」施術ですね。ボリュームを出したり、膨らませたりすることで、理想の形に近づけていく治療です。

一方で、引き算は脂肪を取る施術。脂肪吸引や脂肪溶解注射などが該当します。ボリュームを減らすことで顔をスッキリさせるんですね。

そして、この足し算・引き算をしっかり組み合わせたうえで、糸リフトで引き上げていくことが非常に重要なんです。

〇なるほど。つまり、顔を引き上げただけではバランスが悪くなる場合があるから、足し算・引き算が必要になるということですね？

そうです。僕はプロですので、患者さんのお顔を見た瞬間に、何が必要かはある程度すぐに判断できます。足し算が必要か、引き算が必要か、両方必要かを即座に判断しています。

〇例えばなんですけど、今の話を聞いていると、糸リフトをするだけでなく、ヒアルロン酸やボトックスを打ったほうがいいっていうのは、顔がこけていたり、シワがあるからということですよね？

はい、そうですね。

〇ってことは、年齢層が高めの人のほうがアップセルされやすいってことなんですか？

そういうわけではないんですよ。確かに、年齢が高い方は脂肪が少なくて、頬や額がこけていたり、シワが多かったりするので、足し算の治療、つまり注入系の施術が増える傾向はあります。

〇なるほど。でも、若い人はどうなんですか？

若い方にもありますよ。僕もそうなんですが、若い人は脂肪が比較的多いです。その場合は、脂肪吸引や脂肪溶解注射など、引き算の施術を案内することがあります。

〇なるほど。じゃあ、アップセルには足し算系と引き算系の両方があって、それは年齢に関係なく提案されるってことなんですね？

その通りです。ただ、傾向としては、若い方は引き算が多くなりやすく、年配の方は足し算の治療が多くなることが多いですね。

〇つまり、ただ単に「売りたいからアップセルしてる」というわけじゃないってことですよね？

そうなんです。ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪吸引といった施術を、ただ「どうですか？やりませんか？」と勧めているのではなく、お顔のバランスや糸リフトとの相性を見て、必要な組み合わせを考えてご提案しているんです。

〇なるほど。ありがとうございます。

糸リフトの施術だけで済む人はほぼいない！

〇先生、じゃあ逆に、糸リフトだけでOKっていう人もいるんですか？

僕が診察して、「この人は本当に糸リフトだけで十分。他の施術はいらないな」と判断するケースはほとんどないです。

ただ、僕がヒアルロン酸やボトックス、脂肪吸引を提案しても、それを選ばれない方もいらっしゃいます。そういう方は、自分の中で納得できない施術を無理に受ける必要はないと思っています。だから、糸リフト単独で受ける方ももちろんいます。

〇うんうん。

そういった方は、術後の腫れが落ち着いてきたときに、ようやく僕の説明が腑に落ちることが多いんですよね。「あ、先生が言ってたように、やっぱり脂肪吸引も必要だったかも」「ボトックスもやっとけばよかったかも」って、あとから相談に来られる方も多いんです。

なので、僕の説明で十分に納得していただけなかったというのは、僕の説明不足だったのかな、と反省することもあります。でも、糸リフトだけ受けて、その後に「やっぱり他の施術も必要だった」と感じられたら、後からでも全然ご相談に乗らせていただいています。

〇なるほど。術後1週間〜1ヶ月くらい経ってみて、「やっぱりやった方が良かったな」ってなる方も結構いるってことですね？

そうですね。実際、僕の患者さんにはそういう方が多いです。

〇ということは、手術して終わりじゃなくて、その後の経過観察もしっかり通ったほうがいいってことですね？

はい、術後の経過観察に通うことはとても大事です。Leap beauty clinicでは、どんなに小さな施術でも、施術後には必ず2週間後に診察のご案内をしています。もちろん強制ではありませんが、そのタイミングで仕上がりをチェックしたり、術前に話したことを再確認したりするんです。

ダウンタイムが落ち着いた2週間後というのは、とても良いタイミングなんです。その時に、さらに綺麗になるための必要な施術をご提案することもできます。だからこそ、そうした時間を患者さんにきちんと設けています。

〇すごく丁寧ですね。ありがとうございます。

アップセルの理由を聞くことが重要

〇先生、アップセルって結局必要なんでしょうか？

結論から言うと、必要です。ただし、「アップセルが必要」というよりも、「なぜその施術――ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪吸引――を提案したのか」という、その背景をきちんと説明することの方が重要なんです。

〇なるほど。

本当に大切なのは、ドクターの「アップセルの能力」じゃなくて、「なぜその施術が必要なのかを説明する言語化の力」だと思っています。

〇うわ〜、土門先生らしい回答ですね。施術の技術って、手術していれば誰でも上手くなりますもんね。

はい、そうですね。ただ、それを患者さんにきちんと伝えられるかどうか、言語化できるかどうかが大事です。

〇確かに、不要な施術を勧めてるわけじゃなくて、「なぜ必要か」をちゃんと説明して、患者さんの気持ちに寄り添うってことですね。

そういうことです。

〇先生、今日もありがとうございました！アップセルについて、すごく丁寧に教えていただいて感謝です。

こちらこそ、ありがとうございました。

まとめ

〇手術費用が高くなると、「高いなぁ…」って思っちゃう人も多いと思うんですけど、やっぱり先生は「患者さんを美しくしたい」っていう気持ちでやってるってことですよね。

はい、そうです。だから、アップセルされた時は「なぜそれを勧められたのか？」という理由をちゃんと聞くことが、とても大切なんです。

〇ありがとうございます！ところで、最後にちょっと聞きたいんですけど……先生、僕、まぶたの下垂（眼瞼下垂）をずっとやりたいと思ってるんですけど、もし僕にアップセルするなら、どんな感じになりますか？

そうですね、まず眼瞼下垂の手術は50万円ですね。

〇はい。

で、眉下リフト。これは35万円。

〇眉下リフトが35万円、はい。

それから、このクマですね。クマ取りじゃダメです。表ハムをやってください。

〇表ハム？（笑）

はい、これが50万円。

〇はい。

そして額のシワが多いので、ヒアルロン酸とボトックスを入れましょう。これで25万円。

〇25万円、はい。

頬は脂肪が多いので、脂肪吸引をしましょう。これは40万円。

〇脂肪吸引が40万円、はい。

ただ、取るだけじゃダメです。ちゃんと引き上げも必要なので、糸リフトですね。しっかりといい糸を使って30本入れましょう。

〇30本！？はい。

これで200万円。

〇200万円！？はい…

そして最後に、ダイエットですね。全身の体重を落として、太ももの脂肪を取っていきましょう。ということで、1年間プランで。小次郎くん、顔出しOKですよね？

〇はい、大丈夫です（笑）

じゃあ、ぽっきり100万円でいいですよ。

〇ちょ、ちょっと待ってください先生！計算しますね。
えーっと…眼瞼下垂50万円、眉下リフト35万円、表ハム50万円、脂肪吸引40万円、ヒアルロン酸とボトックス25万円、糸リフト200万円、ダイエット100万円……
合計、500万円…！

はい、500万円です。

〇ありがとうございました！（笑）じゃあ…出世払いでお願いします！

出世払いでOKです（笑）よろしくお願いします。

〇ありがとうございました！では今日は、アップセルや美容外科の「業界の闇」について、土門先生にたっぷり解説していただきました！本当にありがとうございました！

こちらこそ、ありがとうございました。宇都宮駅西口から徒歩1分の「Leap beauty clinic」では、
無料でカウンセリング・ご相談を受け付けております。
お問い合わせは公式LINEやホームページから、お気軽にお待ちしております！

監修ドクター

土門駿也統括院長

監修ドクター

土門駿也統括院長

2014年に日本医科大学を卒業後、4年ほど総合病院に勤務。
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。

「医療とは患者様のQOL（生活の質）を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。

クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。

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【アップセルは必要？】糸リフトだけではダメな理由を解説

糸リフトだけではダメな理由

糸リフトの施術だけで済む人はほぼいない！

アップセルの理由を聞くことが重要

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