二重埋没法

二重埋没法で失敗しないためには？失敗の原因や対策を徹底解説

2025.03.24

二重埋没法は、初めての美容整形として人気の高い施術です。しかし、すべての人が満足のいく結果を得られるとは限りません。

「思っていた二重にならなかった」「すぐに取れてしまった」など、後悔するケースもあります。

本記事では、二重埋没法の失敗例やその原因、失敗を防ぐためのポイントについて詳しく解説します。これから施術を検討している方や、すでに受けたけれど仕上がりに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

二重埋没法とは

二重埋没法は、メスを使わずに特殊な糸でまぶたを留めることで二重を形成する美容整形手術です。二重全切開と比べてダウンタイムが短く、施術時間も短時間で済むのが特徴です。

そのため、初めての二重整形として選ばれることが多く、比較的手軽に理想の二重を手に入れられる方法として人気があります。

しかし、二重埋没法は、必ずしもすべての方が満足のいく結果を得られるとは限りません。施術後の仕上がりには個人差があり、希望していた二重にならないケースや、施術後の経過によって変化が生じる場合もあります。

また、埋没法は永久的なものではないため、時間の経過とともに二重の状態が変わる可能性も考えられます。

二重埋没法を検討する際は、こうした特性を理解した上で慎重な判断が必要です。

二重埋没法の失敗例

二重埋没法は比較的手軽に受けられる施術ですが、必ずしも全員が理想通りの仕上がりになるわけではありません。

ここでは、二重埋没法の失敗例を紹介します。

糸が取れて元のまぶたに戻る

二重埋没法は、糸が取れてしまうと二重ラインが消え、元の目の状態に戻るケースがあります。

二重埋没法は二重全切開と違い、半永久的な施術ではないため、時間が経つと元のまぶたに戻る可能性が高く、必ずしも失敗といえるわけではありません。

まぶたの脂肪が多い人や、糸の固定が弱い場合、元のまぶたに戻りやすいです。また、目を強くこすったり、頻繁に触ったりすると糸が外れやすくなるため、注意が必要です。

二重幅や形の左右差が目立つ

二重埋没法の施術後、二重幅や形に左右差が生じるケースがあります。

施術直後はまぶたの腫れ具合が左右で異なるため、一時的にバランスが崩れて見える場合があります。しかし、腫れが完全に引いた後でも左右の違いが明らかに目立つ場合、失敗と判断されることがあります。

もともとのまぶたの厚みや筋力に差があると、糸の締め具合が均等であっても仕上がりに差が出てしまいます。

また、片方の糸が緩みやすかったり、食い込みが強すぎたりすると、二重幅や形が揃わない場合もあります。

二重幅が広すぎて不自然になる

二重埋没法は、二重の幅を広く設定しすぎると、仕上がりが不自然になるケースがあります。

本来の目の形やまぶたの厚みに合わない幅にすると、目が腫れぼったく見えたり、常に驚いたような表情になったりします。また、目を開けたときの皮膚の動きが不自然な印象になる可能性もあります。

ただし、二重埋没法のダウンタイム中で、腫れやむくみによってまだ実際の仕上がりになっていない可能性もあります。腫れが引くまでに数週間から数ヶ月かかる場合もあるため、施術直後の状態だけで判断せず、しばらく様子を見ることが大切です。

糸の食い込みが強すぎる

糸を強く締めすぎてまぶたの皮膚に深く食い込むケースがあります。

糸の食い込みが目立ち、まぶたの一部が膨らんだような形で、「ハム目」とも呼ばれます。

目を閉じたときに糸の結び目がくぼみとなり、施術の跡がはっきりとわかる状態になる場合があります。まぶたの厚みや皮膚の柔軟性に応じた調整がされていないと、糸の圧力が過剰になり、強く締め付けられたような仕上がりになってしまうのです。

目元の印象が大きく変わるため、不自然さが目立ちやすい失敗例の一つといえます。

まぶたから糸が露出する

二重埋没法で使用する糸はまぶたの内側に埋め込まれますが、まれに糸が皮膚の表面に露出するケースがあります。

まぶたの皮膚が薄い場合や、施術時に糸が適切に留められていない場合に起こります。

糸が露出すると異物感を覚え、目を閉じたときにポツンと結び目が見える場合もあります。

また、糸が眼球側に飛び出してしまった場合、角膜を傷つけるおそれもあるため、速やかに施術を受けたクリニックへの相談が必要です。

腫れや内出血が長引く

二重埋没法の施術後、通常であれば数日から1週間ほどで腫れや内出血が落ち着きますが、長期間にわたって症状が続くケースもあります。

たとえば内出血が強く出た場合、青紫色のあざがなかなか消えず、施術後1か月以上経っても目立つことがあります。

施術時の麻酔の量が多かったり、出血があるまま施術を続けると、その後の腫れや内出血が長引く原因になります。

しばらく様子を見る必要がありますが、長期間続くと不安になる方も多いでしょう。

二重埋没法で失敗する原因

二重埋没法の失敗例を紹介しましたが、失敗を防ぐには原因を知っておくことが大切です。

ここでは、二重埋没法の主な失敗の原因を解説していきます。

二重埋没法が不向きのまぶただった

二重埋没法は、すべての方に適しているわけではありません。もともとのまぶたの特徴によっては、理想の二重を維持しにくかったり、不自然な仕上がりになりやすかったりする場合があります。

たとえば、まぶたが厚い方は、糸の固定が不安定になりやすく、二重のラインが短期間で取れてしまう可能性があります。埋没法は糸の力でまぶたを折り込んで固定する方法ですが、まぶたが厚いと折り込みが浅くなり、ラインが定着しにくくなるためです。

また、目の形や顔全体のバランスを無視して広すぎる二重幅にすると、不自然な印象になったり、まぶたが重く感じられたりすることがあります。

二重埋没法に向いているかを考慮せずに施術を受けると、二重が長持ちしないだけでなく、見た目にも満足できない仕上がりになるおそれがあります。

医師の経験や技術不足

二重埋没法の失敗の原因は、医師の経験や技術不足も考えられます。

二重埋没法は、まぶたの構造や筋肉の動きを正確に理解し、個々のまぶたの状態に応じて適切な処置を行う高度な技術が求められます。

経験の浅い医師が施術を行うと、糸の締め方が適切でなかったり、留める位置がずれていたりして、二重ラインが安定しないことがあります。

十分なカウンセリングが行われていない

二重埋没法の失敗は、施術前のカウンセリング不足によっても引き起こされます。

カウンセリングでは、理想の二重デザインのすり合わせや、施術方法の説明、リスクの確認などが行われますが、カウンセリングが不十分だと、思っていた仕上がりと違ったり、予期せぬトラブルが発生したりする可能性があります。

特に、シミュレーションをしっかり行わずに施術を受けると、実際に仕上がった二重のラインがイメージと異なり、不満を感じる原因になります。

また、医師とのコミュニケーションが不足していると、自分の希望が正しく伝わらないおそれがあります。希望する二重の幅やラインの形を具体的に伝えなければなりません。

さらに、施術のリスクについて十分な説明を受けていないと、予期せぬトラブルが生じた際に適切な対応ができません。二重埋没法は比較的安全な施術ですが、腫れや内出血、糸が外れてしまうリスクがあるため、こうした点を事前に把握していないと、不安を感じやすくなります。

術後のケアが不十分

二重埋没法は、適切なアフターケアを怠ると、腫れや内出血が悪化したり、糸が取れやすくなったりすることがあります。

たとえば、目を強くこすったり、うつ伏せで寝たりすると、糸が外れやすくなります。施術後数日は二重ラインがまだ安定していないため、不用意に触れると糸に負担がかかり、ラインが崩れてしまう可能性があります。

二重埋没法の失敗は施術だけでなく、術後の過ごし方にも大きく影響を受けるため、慎重に対応する必要があります。

二重埋没法で失敗を防ぐためにできる対策

ここからは、二重埋没法で失敗を防ぐための具体的な対策について解説します。

信頼できるクリニックと医師を選ぶ

二重埋没法で失敗しないためには、信頼できるクリニックと経験豊富な医師を選ぶことが非常に大切です。

症例数が多いほど、さまざまな目のタイプに対応でき、一人ひとりに最適な施術方法を選びやすくなります。

たとえば、公式サイトやSNSで症例写真を確認し、どのようなデザインの二重が得意なのかをチェックするのも有効です。口コミサイトや美容クリニックのレビューを参考にし、実際に施術を受けた人の評価を確認するのもよいでしょう。

信頼できるクリニックと医師を選ぶことで、自分に合う二重のラインをを実現しやすくなります。安心して施術を受けるためにも、事前のリサーチを丁寧に行いましょう。

カウンセリングやシミュレーションをしっかり受ける

二重埋没法は、カウンセリングとシミュレーションをしっかり受けることが重要です。

丁寧なカウンセリングを受けることで、自分の目元に合う二重の形や幅を理解しやすくなります。

また、シミュレーションは実際の仕上がりをイメージしやすくなり、納得した上で施術を受けられます。

たとえば、施術前に専用のシミュレーションツールを使い、さまざまな二重デザインを試したり、鏡を使って二重ラインの調整を行ったりするクリニックもあり、より納得のいくデザインを選べます。

事前に十分なカウンセリングを受けると、自分の理想に近い仕上がりになりやすくなります。希望を明確に伝え、納得できるまで相談しましょう。

施術リスクやダウンタイムを正しく理解する

二重埋没法の施術リスクやダウンタイムについて正しく理解することが大切です。適切な知識を持っていれば、施術後の経過を前向きに捉えやすくなります。

たとえば、二重埋没法の施術後は腫れやむくみがある程度発生することを知っていれば、必要以上に不安を感じず、リラックスした状態で回復を待てるでしょう。また、仕事やイベントのスケジュールを調整しやすくなり、ベストなタイミングで施術を受けられます。

施術後の経過を理解し、適切な準備をすると、余計な心配をせずに二重の完成を待つことができます。スケジュールを考慮しながら、最適なタイミングで施術を受けましょう。

術後のケアを徹底する

二重埋没法は、術後のケアが欠かせません。正しいアフターケアを行うことで、腫れを抑え、よりきれいな仕上がりを維持しやすくなります。

たとえば、施術後の適切なアイシングは、腫れを最小限に抑えられます。

また、まぶたに余計な負担をかけないよう、洗顔やメイク時にはまぶたを強くこすらないようにすると、糸が取れにくくなります。

術後にケアをしっかり行うと、二重の持続期間を延ばし、理想の仕上がりをキープしやすくなります。クリニックの指示に従い、適切なアフターケアを心がけましょう。

保証制度があるかを確認する

二重埋没法を検討する際は、万が一のトラブルに備え、保証制度が整っているか確認しましょう。

再施術や修正手術の保証があれば、不測の事態にも適切に対応でき、追加の費用負担を抑えながら安心して施術を受けられます。

保証制度はクリニックごとに異なり、保証期間の長さや適用範囲が異なります。糸が取れた場合に無料で再施術を受けられるクリニックもあれば、一定の条件を満たさなければ保証の対象外になるケースもあるため、保証条件の細かい確認が大切です。

二重埋没法は比較的リスクの少ない施術ですが、施術後にトラブルが発生する可能性もあります。

保証の適用条件を事前に確認し、納得した上でクリニックを決めるのがおすすめです。

二重埋没法が失敗だと感じた場合の対処法

実際に二重埋没法の施術をして、失敗だと感じた場合はどうしたらよいのでしょうか。

ここでは対処法をご紹介します。

施術したクリニックに相談する

二重埋没法の施術後、万が一失敗だと感じた際は、まずは施術を受けたクリニックへの相談をおすすめします。

施術後、まだダウンタイム中であれば腫れが引いていない場合もあるため、焦って判断せず、クリニックの指示に従いながら経過を観察しましょう。

相談する際は、具体的にどのような点に不満があるのかを明確に伝える必要があります。二重の幅が希望と違う、左右差が気になる、糸が緩んでいるように感じるなど、具体的な症状を伝えられると、医師も適切な対応を検討しやすくなります。

クリニックによっては保証制度が適用され、無料で再施術を受けられる可能性もあります。クリニックの医師とよく話し合い、適切な対処法を検討することが大切です。

セカンドオピニオンを受ける

施術を受けたクリニックの対応に納得できない場合や、再施術を検討しているものの他の選択肢も知りたい場合は、セカンドオピニオンを受けるのも有効な方法です。

クリニックによって施術の方針や修正方法が異なるため、複数の医師の意見を聞いて、より良い解決策が見つかることもあります。

二重埋没法の再施術を繰り返しても糸が取れてしまう場合や、まぶたの状態によって理想の仕上がりが得られない場合は、二重全切開も選択肢の一つです。

セカンドオピニオンを受ける際は、これまでの施術内容や経過を正確に伝えることが大切です。施術履歴が分かる資料があれば持参し、どのように二重埋没法を行ったのかを医師に伝えましょう。

特に、使用した糸の種類や埋没の方法（点留め、ループ留めなど）が分かると、より適切なアドバイスを受けやすくなります。

一度施術を受けたからといって、同じクリニックでの対応に固執する必要はありません。自分が納得できる対応をしてくれるクリニックを見つけることが、満足のいく仕上がりにつながります。

まとめ

二重埋没法は、まぶたの状態や医師の技術によっては失敗と感じることもあります。糸が取れてしまったり、左右差が目立ったりするケースもあるため、事前にリスクを理解し、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

失敗を防ぐためには、カウンセリングをしっかりと受け、信頼できるクリニックと医師を選ぶこと、術後のケアを徹底することが非常に重要です。

二重埋没法を検討している方には、Leap beauty clinicがおすすめです。Leap beauty clinicでは、患者様一人ひとりのまぶたの状態をしっかり診察し、失敗のリスクを最小限に抑えた施術をご提案をいたします。

宇都宮駅西口から徒歩1分とアクセスも良好で、アフターケアも充実しているため、安心して施術を受けられます。

初めての二重整形で不安な方や、失敗せずに自然な仕上がりを希望する方は、ぜひLeap beauty clinicに相談してみてください。

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監修ドクター

土門駿也統括院長