二重全切開

二重切開法ダウンタイム完全ガイド|腫れ・痛み・回復期間

二重切開法は、確実に理想の二重ラインを作れる手術として、多くの方に選ばれています。特に、自然なラインや長期間持続する二重を希望する方には適した施術です。しかし、手術後には腫れや内出血、痛み、左右差などの症状が現れることがあり、生活への影響や回復期間の長さに不安を感じる方も少なくありません。初めて切開法を受ける方は、「術後どのくらい腫れるのか」「痛みはいつまで続くのか」「メイクや運動はいつからできるのか」といった具体的な疑問が多く、正しい知識を持たずに手術を受けることは不安の原因になりやすいです。

本記事では、二重切開法のダウンタイムについて、腫れや内出血、痛みの経過をはじめ、日常生活で注意すべきポイント、回復を早めるための工夫、万が一トラブルが起きた場合の対処法まで幅広く解説します。術後の症状や回復の目安を理解しておくことで、安心して手術を受ける準備ができ、無理のないダウンタイムを過ごせます。また、仕上がりを確認するタイミングや、腫れや内出血を最小限に抑える方法も具体的に紹介しています。この記事を読むことで、術前の不安を軽減し、理想の二重ラインをより安全に手に入れるための知識を身につけることができます。二重切開施術をご検討中の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

二重切開法のダウンタイム症状と回復目安5つ

二重切開術後のダウンタイムは、症状の出方や回復のスピードに個人差があります。腫れや内出血、痛みの程度は人によって違いますが、正しい知識を持っておくと落ち着いて対応できます。本章では、腫れのピークや痛みの軽減、左右差や感覚異常の経過などを段階ごとにわかりやすく説明します。これを知っておくことで、「自分の症状は正常かどうか」を判断しやすくなり、焦らず自然に回復を待つことができます。

1.腫れのピークと回復の目安

術後1〜3日目:
腫れが最も強く出る時期です。まぶたが重く感じたり、瞬きがしにくい場合があります。左右差が目立つこともありますが、一時的なものです。

術後4〜7日目:
腫れが徐々に落ち着き始め、目の開きや視界が改善してきます。通常、抜糸は5〜7日目に行われます。

術後2〜4週間目:
腫れがほとんど引き、二重ラインが安定してきます。わずかなむくみや硬さを感じることもありますが、自然に改善していきます。

軽減方法:冷却パックで軽く冷やす、横になったときは頭を少し高くする、過度に目を使わない。

2.内出血(あざ)の出やすい箇所

まぶたや目の下に紫色や黄色のあざが出ることがありますが、これは手術による血管損傷が原因で自然な反応です。通常は時間の経過とともに吸収されます。冷却を行うと軽減し、1〜2週間で自然に吸収されます。長引く場合は医師に相談しましょう。内出血は個人差がありますが、紫色や黄色に変化しながら自然に治ることがほとんどです。

3.痛み・違和感の期間

手術後は、まぶたの引っ張られるような感覚や軽い痛みを感じることがありますが、術後数日〜1週間で軽減し日常生活に支障をきたすことは少ないです。ただし、強い痛みやしびれ、腫れが続く場合は、早めに医師に相談してください。

4.左右差・二重ラインのズレ

腫れの影響で、術後は左右差やラインの不均衡を感じることがあります。しかし、腫れが収まるにつれて自然に改善するケースが多く、最終的には理想の二重ラインに近づきます。もし腫れが落ち着いた後も左右差が目立つ場合は、医師に相談して修正を検討するとよいでしょう。理想の二重ラインに近づくのは術後1〜3ヶ月が目安です。

5.皮下硬結・まぶたの感覚異常

切開部分や糸の周囲にしこりを感じることがあります。また、まぶたの感覚が鈍くなることもありますが、多くは数週間〜1ヶ月で改善します。症状が長引く場合や違和感が強い場合は、医師の診察を受けて必要に応じた対応をしてもらうことが安心です。

二重切開術後ダウンタイム中の生活上の注意点6つ

術後の腫れや内出血、痛みをできるだけ軽減し、回復をスムーズに進めるためには、日常生活でのちょっとした工夫や注意がとても大切です。食事や睡眠、姿勢、入浴やメイク、運動など、具体的なポイントを理解しておくことで、腫れや違和感を抑え、ダウンタイムを快適に過ごせます。本章では、生活上の注意点をわかりやすく解説し、術後の不安を減らすためのコツを紹介します。

注意点1.日常生活

目を強くこすらないよう注意してください。特に寝ている時にめをこすマッサージや目元への刺激は施術後1ヶ月は控えましょう。シャワーや洗顔は当日から可能ですが、傷口に直接水がかからないように注意します。入浴は長湯を避け、抜糸後2日目から開始できます。※治療後目やにが出やすくなりますので、翌日から水洗いをしてください。

注意点2.メイクやコンタクト

メイクは抜糸2日目から可能です。コンタクトレンズは原則2日後から使用できますが、抜糸前の1週間は目の周りに触れないようにすることが望ましいです。傷口に負担をかけないことが重要です。

注意点3.まつ毛エクステやまつ毛パーマ

二重切開手術後は、傷口が完全に安定し腫れや内出血が引くのに時間がかかるため、最低でも1ヶ月はまつ毛エクステやまつ毛パーマをお控えください。施術後のデリケートなまぶたは、接着剤や薬液の刺激によって感染症を引き起こすリスクや、傷口から細菌が侵入するリスクが高まるためです。特に、まつ毛を引っ張る施術は二重のラインを不安定にする可能性があるため、完全に安定するまで待つことが重要です。

注意点4.運動

軽い運動は1週間後から問題ありませんが、激しい運動や汗をかく運動は、腫れや内出血が悪化する恐れがあるため1ヶ月後を目安に行いましょう。身体を動かす場合は、負担の少ない範囲で行い、腫れの状態を見ながら調整しましょう。

注意点5.睡眠姿勢の工夫

頭を高くして寝ると腫れを軽減しやすくなります。十分な睡眠をとり、体の回復を促すこともダウンタイムの短縮につながります。

注意点6.飲酒・喫煙の影響

体温が上がるような行為は、血流が促進されてしまい腫れやむくみを悪化させる原因となります。
アルコールの摂取などを行うと、急な血流増加となってしまいますのでダウンタイムが完全に落ち着くまではなるべく控えるようにしましょう。また、ニコチンの影響によって血管が収縮・拡張を繰り返すと手術後の回復を妨げてしまうため喫煙も控えましょう。術後1週間は飲酒や喫煙を控えると回復が早くなります、血流改善や栄養補給も腫れや内出血の軽減にするために有効です。

二重切開法のダウンタイムを短くするための4つのポイント

ダウンタイムをできるだけ短く快適に過ごすには、術前・術後の準備と日常のケアが重要です。施術前の体調管理や術後の冷却・圧迫、信頼できる医師の選び方、正しい薬の服用とアフターケアなど、工夫次第で回復スピードや腫れの軽減に差が出ます。本章では、具体的な方法と注意点を詳しく解説し、ダウンタイムを効率よく乗り越えるためのポイントをまとめました。

ポイント1.施術前の体調管理

手術前に十分な睡眠をとり、塩分を控え水分と栄養をしっかり補給しておくことが大切です。体調が優れず免疫力が下がった状態で手術を受けると、施術の回復が遅れ腫れや内出血が強く出る可能性があります。体調不良の場合は無理に施術を受けず、医師と相談して施術のスケジュールを調整したり延期するのが安心です。

ポイント2.施術後の冷却・圧迫

術後は腫れや内出血を抑えるために、医師の指示に従い適切な冷却や軽い圧迫を行います。冷却は手術直後から行うことで腫れを和らげ、血流をコントロールできます。ただし、強く圧迫しすぎると血流が悪くなり逆効果になるため注意が必要です。

ポイント3.信頼できる医師・クリニック選び

施術前に症例写真や口コミを確認し、仕上がりの自然さや腫れの少なさに定評がある医師を選ぶことが大切です。経験豊富な医師に施術を任せることで、術後の腫れや左右差、ラインのずれといったリスクを大幅に減らせます。

ポイント4.薬の服用・アフターケア

医師から処方された抗生物質や痛み止めは指示通りに服用し、傷口を清潔に保つことが重要です。自己判断で薬を中止したり、傷口を触ることは感染や腫れの悪化につながるため避けましょう。また、必要に応じて定期的に医師のチェックを受けることで、回復がスムーズになります。

二重切開法の術後トラブル別の4つの対処法

術後の回復過程で腫れや内出血、左右差、傷跡など、想定外の症状が出ることもあります。多くは自然に改善しますが、場合によっては医師の対応が必要になることもあります。本章では、ダウンタイム中に起こりやすいトラブルと、落ち着いて対処するための方法を具体的に解説します。正しい知識を持つことで、無用な不安を避け、安全に回復を進めることができます。

対処法1.腫れが長引く場合

腫れが通常より長く続く場合は、まず冷却と安静を徹底することが基本です。頭を高くして休むことで血流が安定し、腫れが軽減しやすくなります。それでも腫れが改善しない場合は、早めに医師に相談して適切な対応を受けることが重要です。

対処法2.内出血が広範囲に出た場合

まぶたや目の下に広く内出血が出ることがありますが、多くは時間の経過とともに自然に吸収されます。色が紫から黄色に変わりながら改善していくのが一般的です。長引く場合や範囲が広い場合は、医師に相談して必要に応じた処置を受けることで、回復を早めることができます。

対処法3.傷跡や糸の不具合

二重切開部の傷跡や縫合糸の位置に違和感を感じる場合は、抜糸や修正処置によって改善できることがあります。傷口の赤みや腫れ、糸の突っ張り感が強いときは、無理をせず早めに医師に診てもらうことが大切です。
適切なタイミングで処置を受けることで、傷跡が目立ちにくくなり、後々のトラブルを防ぎやすくなります。また、傷跡は時間の経過とともに徐々に薄くなるため、過度に心配する必要はありません。
ただし、かゆみや赤みが強くなったり、糸の位置に違和感を覚えたりする場合は、自己判断で触ったり糸を引っ張ったりせず、必ず医師に相談しましょう。

対処法4.左右差やラインの違和感

術後は腫れによって左右差やラインの違和感を感じることがありますが、多くの場合は腫れが落ち着くと改善します。もし腫れが引いた後も違和感が残る場合は、医師に相談して修正の必要性を判断してもらうことが大切です。自分で無理に触ったり調整しようとすると症状が悪化する可能性があるため注意してください。

施術当日のおすすめアイテムと注意事項

二重全切開の施術をお受けになる当日は、目元を隠すためにサングラスまたは伊達メガネのご持参をオススメしております。コンタクトは施術前に外していただくため、コンタクトケース・メガネを忘れずにご持参ください。なお、アイプチを含むお化粧や、コンタクトはしないままの状態でお越しいただくと施術までスムーズに入れます。

まとめ

二重切開法は、確実に理想の二重ラインを形成できる一方で、術後には腫れや内出血、痛み、左右差、まぶたのしこりや感覚異常などのダウンタイムが伴います。これらの症状はほとんどが一時的なものであり、正しいケアと十分な休養をとることで改善が期待できます。術後の腫れは1〜3日がピークで、1〜2週間で徐々に落ち着き、内出血も1〜2週間で自然に吸収されるのが一般的です。痛みや違和感は数日〜1週間程度で軽減し、左右差や皮下硬結、感覚異常も多くの場合は数週間〜1ヶ月で改善します。

回復をスムーズにするためには、目を強くこすらない、マッサージやまつ毛施術を控える、頭を高くして寝る、入浴やメイクのタイミングに注意するなど、日常生活でのちょっとした工夫が効果的です。また、術前の体調管理や施術後の冷却・圧迫、信頼できる医師選び、薬の服用・アフターケアもダウンタイムを短くする上で重要なポイントです。

Leap beauty clinicでは、経験豊富な医師が一人ひとりのまぶたに合わせた施術プランを提案し、術前から術後までしっかりサポートする体制を整えています。術後の症状や生活上の注意点を理解し、適切にケアすることで、自然で理想的な二重ラインを手に入れることが可能です。初めて切開法を検討している方も、安心して相談できる環境が整っており、理想の二重を手に入れるための準備を万全に行うことができます。

  1. ホーム
  2. ドクターズコラム
  3. 二重切開法ダウンタイム完全ガイド|腫れ・痛み・回復期間