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【マンジャロ】後悔しないマンジャロの使い方を医師が解説!

先生、お疲れ様です。

はい、お疲れ様です。

ちょっと最近、巷で流行っているマンジャロ、GLP-1について、僕も先生に打っていただいたのもあって、いろいろ調べてみたんですよ。

そしたら結構「マンジャロ リバウンド」とか「GLP-1 危険性」とか、ネガティブな声もあるんだなと思ったんですけど、どうなんですか?お医者さんとしてそこは。

はい。確かにマンジャロは糖尿病治療薬が元になっていますので、当然、打てばしっかりと効果は出ます。

しかしひとたび使い方を誤ってしまえば、もちろんリスクが起こってしまう方もいますし、リバウンドしてしまったという人もいますし、あまり使い方をきちんと知らなくて「効果がなかった」なんていう人も出てきてしまうわけですよ。

なので、しっかりとその「使い方」というのを正しく理解することが非常に重要になってくると思います。

今日はそのGLP-1について、これは先生にしか語れないと思うので、ネガティブな話とかもお聞かせいただければなと思います。よろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。

マンジャロを使った後悔の真実

では先生、お医者さんとしてご存じの患者さんのエピソードなどがあれば教えてください。

はい。GLP-1の製剤ですね。正しい使い方というのがすごく重要なんですけども、代表的なのはマンジャロとか内服のリベルサスなんかがよく聞かれます。

最初はやっぱり少ない量からいくわけです。どういうことかというと、いきなり高用量で行ってしまうと副作用が強く出てしまうケースがあるんですね。

なので、少量から始めていって徐々に体を慣らしていくんですけども、そうすると最初は少ないので効果を感じなかったりするわけなんですよね。
そうすると「効果感じねぇじゃん」と言って勝手にやめちゃう人が出てきたりします。

特に大きな問題なのは、「効果ねぇじゃん」ってことで、例えば内服だったら倍飲んじゃったり、注射なら2本打っちゃったりする人。マンジャロは2.5mgなので、2本打てば5mgなわけですよ。

「だったら最初から5mgの製剤ありますよ」って話なんですが、それを自己判断でやってしまって、容量オーバーになって気持ち悪くなって嘔吐してしまったり、ひどい場合には救急車を呼ぶことになったりという例もありました。

また、より早く効果を求めて、マンジャロ・リベルサスといったGLP-1製剤と別のダイエット薬を勝手に組み合わせてしまう人もいます。

多いのはメトホルミンとか、最近だとSGLT2といって、フォシーガやカナグルといった薬ですね。これらは「おしっこに糖を排出して糖の吸収を抑えましょう」というものなんですが、それによってカロリーを排出してるようなものなので、吸収をせずに済む。

こういうのも併用することで、非常に恐ろしい低血糖症状を引き起こすことがあります。最初は震えとかが出るんですけども、最終的には意識障害、最悪の場合は死亡することもあります。

日本国内では死亡例まではまだ言われていませんが、実際に低血糖で倒れて救急車で運ばれたというケースはニュースにもなりましたし、皆さんもどこかで聞いたことがある話かと思います。

こういったように、医師の指示を守らずに使うことで効果がなかったり、逆に危険な症状が出たりすることがある。

そういった使い方をしている人のせいで「マンジャロやリベルサス、GLP-1製剤が悪いんじゃないか」と言われてしまっているのが現状かなと思います。

正しい使い方をすれば、そのリスクを極力下げた状態で使用することも可能です。

ですので、まずは言われた通りの使い方をするというのが基本中の基本になります。それは徹底してほしいですね。

マンジャロで後悔する人がいる理由

先生、やはりまずは医師の指示をちゃんと守ってくださいっていうのが、医薬品だから大事ですというお話ですね。

マンジャロを代表とするGLP-1製剤。確実に体重減少には効果があるとのことなんですけども、なんでいろいろな問題が起きたりするんでしょうか?

広告もね良くないんですけども、「マンジャロ打ってるだけで、あとは何もしなくても痩せて理想の体型になる」と思っている方がいるというのが問題点かなと思っています。

マンジャロだけ打って、それ以外何もせずに今までの生活を続けると、確かに食べる量は減るので体重は落ちていくとは思います。
ですが、一緒に筋肉量が落ちてしまったり、ホルモンバランスの影響でメンタルが不安定になったりすることもあります。

あくまで「体重が落ちる」だけであって、狙った部位が痩せられるわけではないんですね。
体重が落ちたからといって顔が痩せるとは限りませんし、二の腕が細くなるかも分からない。
本当はお腹や脚が細くなってほしいのに胸が小さくなったりすることもあります。

そうなってくると「やったところが痩せない、もっともっと痩せなきゃ」となり、依存的になってしまったり、他の薬剤を勝手に併用してしまうというのが本当に問題なのかなと思っています。

なので、GLP-1やマンジャロ、リベルサスといったものだけで痩せると思わずに、軽い運動を取り入れたり、食事も減った中でバランスを考えたりして、「無理なく続けられる食事習慣」を覚えていくことが非常に重要です。

そのあたりを徹底していけば、マンジャロも決して危険な薬ではなく、しっかりと狙った体型に持っていくことは可能だと思います。

後悔しないマンジャロの使い方

では先生、結論としてマンジャロを代表とするGLP-1製剤との付き合い方を教えてください。

GLP-1に関しては、薬品ですので「痩せる」は痩せます。
糖尿病の患者さんも使っていますので、薬理的な依存性は基本的にはありません。

ただ、GLP-1を使うことでダイエットに成功した後、やめてリバウンドしてしまったときに「またマンジャロ打てばいいや」「リベルサス飲めばいいや」と思ってしまう。

そうしてGLP-1に心が依存してしまうこと自体が問題かなと思っています。

なので、GLP-1を使うこと自体は全く問題ありません。
そこで軽い運動を取り入れて習慣化したり、食事のコントロールをしっかり行ったり、それを同時並行で行っていく。そのサポートをしてくれるのがGLP-1、マンジャロ、リベルサスといった薬の位置付けです

つまりマンジャロなどのGLP-1製剤は、「一緒に走っていくパートナー」という認識で使っていただけると良いと思います。
必要であれば、「いつまでにどれくらい痩せたいか」という目標を決めて、そこまでの食事や運動を含めたロードマップを作る。
GLP-1をやめるゴールまでを見据えて計画していくというのも、私たち医師の仕事かなと思っています。

もし可能であれば、マンジャロをやめる「出口戦略」までしっかりと考えていくことが大切です。

確かに体重は落ちます。ただ、それを安易に秘密兵器的な感じで使い続けてしまうと、自身の「痩せる力」=筋肉や代謝を上げる努力をしなくなってしまう。そこが大事だよね、というお話ですね。

はい、そうです。

まとめ

先生、前にもおっしゃっていましたが、「摂取カロリーより消費カロリーを多くする」、それが基本ですよね。

そうなんです。もう本当に単純なんですよ。

ダイエットって言葉にすると簡単で、「摂取カロリー」と「消費カロリー」。
これが釣り合っていれば体重は変わりません。摂取が増えれば太るし、減れば痩せていく。

なので「摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やす」。これがダイエットの基本です。
基本に立ち返って「自分は何をしたいのか」を考えることが、最も適切なダイエットにつながると思います。

わかりました。

では先生、今日はGLP-1について、ネガティブな話もたくさんありましたが、「ネガティブに負けない使い方」を一緒に考えていきましょうというお話をいただきました。

GLP-1の導入を検討している方は、ぜひ土門先生にお問い合わせいただければと思います。

はい。では本日はお時間いただき、ありがとうございました。

ありがとうございました。

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