埋没法の二重まぶたは20年後維持できる？長持ちさせる方法を解説

二重埋没法は、切開せずに二重を作れる手軽な施術として多くの人に選ばれています。

しかし、「何年くらい持つのか？」「20年後も二重のままでいられるのか？」と、長期的な影響を心配する方も多いのではないでしょうか。

また、すでに二重埋没法を受けた方の中には、「最近二重が変わった気がする」「このまま維持できるのか不安」と感じる方もいるでしょう。

本記事では、20年後を見据えて、二重埋没法のまぶたが変化する理由や、二重を長く維持する方法、万が一の対処法について詳しく解説します。

二重埋没法でつくった二重まぶたは20年後には変化する可能性がある

二重埋没法で作られた二重まぶたは、年齢とともに変化する可能性があります。

20年という長期的な視点で見ると、加齢やまぶたの状態変化によって、将来的に形や幅に変化が生じる場合があります。

どのように変化するかは個人差があり、断定はできません。

あくまでも二重埋没法は半永久的な施術ではなく、年月とともに状態が変わる前提の施術であることを念頭においておきましょう。

二重埋没法による二重まぶたの持続期間

ここでは、二重埋没法による二重まぶたの持続期間について解説します。

人によって持続期間は異なる

二重埋没法は、人によって持続期間に大きな違いがあります。

まぶたの厚さや皮膚の柔らかさ、生活習慣や表情の癖などが影響し、2〜3年で取れる人もいれば、10年以上自然なラインを維持している方もいます。

また、使用する糸の本数や結び方の種類、施術方法の違いも影響します。

医師の技術によっても仕上がりや持続性に差が出るため、事前のカウンセリングで持続期間に対するリスクや可能性について理解しておくことが非常に大切です。

二重埋没法の糸が取れかけているサイン

二重埋没法で作った二重まぶたが取れかけているサインには、いくつか共通したパターンがあります。

以下のような兆候に注意しましょう。

• 二重幅が以前よりも狭くなってきた
• 二重のラインが薄く、ぼやけてきた
• 日や時間帯によってラインの安定性に差がある
• 三重まぶたになってしまう

これらは、糸が緩んでいたり、まぶたの状態が変化してきたサインかもしれません。早めにクリニックで状態を確認することをおすすめします。

二重埋没法の二重まぶたが20年後に変わる理由

20年という長い時間の中で、まぶたの状態はさまざまに変化していきます。加齢だけでなく、体型の変化や生活習慣の影響も受けます。

ここでは、二重埋没法の二重まぶたが変化する代表的な理由を4つ解説します。

まぶたがたるむ

年齢を重ねると、肌のコラーゲンやエラスチンが減少し、まぶたの皮膚のハリや弾力が徐々に失われていきます。

まぶたがたるむと二重ラインの上に覆いかぶさる形になり、二重の幅が狭く見えたり、ラインがぼやけたりするという現象が起きやすくなります。

また、眼瞼下垂が進行すると、まぶたが開きづらくなり、二重の形が崩れることもあります。とくに元々まぶたが厚めの方や、加齢による皮膚の伸びが強く出る方は、こうした変化が顕著になる傾向があります。

まぶたに脂肪がつく

体重の増加や加齢の影響で、まぶたに脂肪がつくと、二重ラインが埋もれやすくなります。

まぶたが分厚くなることで、二重のラインが押しつぶされて見えにくくなるほか、糸にかかる負担も大きくなり、緩むリスクもあります。

特に、二重幅が狭めの方は、わずかな脂肪の変化でも二重ラインが見えにくくなることがあるため注意が必要です。

また、脂肪が増えると左右差が目立ったり、ラインが歪んで見える可能性もあります。

まぶたが痩せる

反対に、ダイエットや加齢の影響によってまぶたの脂肪が極端に減少してしまうと、皮膚がたるみ、二重ラインの安定性が損なわれることがあります。

脂肪が少なくなることでまぶたの皮膚が薄くなり、二重埋没法で使われた糸の存在が透けて見えたり、ラインがくっきり出すぎて逆に不自然に見えるケースも少なくありません。

特に、短期間で急激に体重が落ちた場合は、まぶたのボリュームの減少が一気に進むことがあります。

極端な減量は、見た目だけでなく二重の持続にも悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。

二重埋没法の糸が緩む・取れる

二重埋没法で使用される糸は皮膚の中に埋め込まれるため、外見では見えませんが、20年という年月が経過すると、糸が緩んだり自然に取れてしまうことがあります。

糸が緩むと、二重ラインが薄くなったり、左右のバランスが崩れたりする可能性があります。

完全に糸が取れてしまった場合には、元の一重や奥二重に戻ることが多いです。

二重埋没法の二重まぶたを20年後も維持させるための7つのポイント

長期的に美しい二重を保つには、日々のケアや施術前の選択が非常に重要です。

ここでは、20年後も二重ラインを維持するために意識したい7つのポイントをご紹介します。

Point.1二重幅を広くしすぎない

二重埋没法で理想の二重を目指す際、つい二重幅を広めに設定したくなりがちです。

しかし、二重幅を広くしすぎると、将来的に皮膚のたるみやまぶたの厚みが目立ちやすくなり、結果としてラインが崩れてしまうリスクが高まります。広い幅にするほど、糸で留める位置が高くなり、まぶたへの負担も大きくなります。

また、年齢を重ねるごとにまぶたの皮膚は少しずつ薄くなり、ハリも失われていきます。その際、過度に広い二重幅を維持しようとすると、糸が支えきれなくなったり、二重ラインが不自然に見えたりする可能性があります。

長期的に美しいラインをキープするためには、自分のまぶたに合った自然な二重幅を選ぶことが大切です。

医師と相談しながら、仕上がりの美しさだけでなく長期的な安定性も考慮してデザインを決めることが大切です。そうすることで、加齢による変化にも耐えやすい、ナチュラルな目元を保ちやすくなります。

Point.2取れにくい二重埋没法を選択する

長持ちさせることを重視するなら、取れにくい二重埋没法を選ぶことが大切です。

二重埋没法には複数の術式があり、持続力が異なります。

1点留めは負担が少ない反面、取れやすい傾向がありますが、3点留めや4点留めは複数箇所でしっかり固定するため、糸が緩みにくく、長期的な安定が期待できます。

また、最新の施術では糸の強度や結び方にも工夫がされており、腫れにくく、かつ取れにくい方法も登場しています。

たとえば、ループ状に糸を通してまぶたの中で摩擦を軽減する術式は、特に耐久性が高いとされています。

カウンセリングの際には、クリニックが対応している術式の種類をしっかり確認しておくことをおすすめします。

Point.3技術力が高い医師・クリニックを選ぶ

二重埋没法の効果を長く維持するには、医師の技術力が非常に重要です。

同じ施術内容でも、糸を通す位置や結び方、糸の引っ張り具合で仕上がりの自然さや持続力が大きく左右されます。実績豊富な医師はまぶたの状態を的確に見極め、個々の骨格に合ったナチュラルなラインを形成できます。

また、カウンセリング時の対応もクリニック選びの重要なポイントです。

まぶたの厚みや筋肉の動き、左右差などを丁寧に診断し、それぞれに適した施術方法を提案できるかどうかが、信頼できるかどうかの目安になります。

症例写真の数や口コミ・評判をチェックするのも、良い医師を選ぶための判断材料となるでしょう。

20年後の二重ラインを美しく保つには、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

Point.4まぶたへの刺激を避ける

二重ラインを長持ちさせるには、日々の生活の中でまぶたに余計な刺激を与えないことが重要です。

どれだけ丁寧に施術された二重埋没法であっても、まぶたへの過度な摩擦や圧力が加わると、糸が緩んだり外れたりするリスクがあります。

たとえば、目をこするクセがある方は要注意です。無意識のうちに行っている動作が、積み重なって二重ラインに影響を与えることがあります。

また、メイクやクレンジング時強く擦るのも、まぶたにとっては大きな刺激になります。アイメイクを落とす際は、専用のリムーバーを使い、優しくオフすることを心がけましょう。

さらに、就寝時の寝姿勢にも注意が必要です。うつ伏せ寝や、まぶたを枕に押し付けるような姿勢は、まぶたに余計な負担をかける原因になります。仰向けで寝るよう意識するだけでも、刺激を大きく減らすことが可能です。

Point.5適切なアイケアを継続する

きれいな二重ラインを20年後も維持させるためには、まぶたの皮膚そのものの健康を保つことも大切です。

加齢とともに皮膚は乾燥しやすくなり、ハリを失っていきます。まぶたがたるんでしまうと、せっかく作った二重のラインが崩れやすくなるため、日常的なアイケアが欠かせません。

とくに意識したいのは保湿です。目元専用のアイクリームやジェルを使い、皮膚に潤いを与えることで、たるみの進行をゆるやかにできます。

また、目元の血行を促進するために、やさしいマッサージを取り入れるのもおすすめです。無理にこすらず、クリームを塗りながら軽く押さえるように行うのがポイントです。

日々の積み重ねが、将来の二重ラインの安定性につながります。早い段階から意識してケアを続けましょう。

Point.6目の周りの筋肉を鍛える

加齢とともに、まぶたの皮膚だけでなく、支える筋肉も衰えていきます。筋力が落ちるとまぶたが下がりやすくなり、結果として二重ラインが崩れたり、眼瞼下垂の原因になったりすることがあります。

二重をキープするためには、目の周りの筋肉、とくに眼輪筋を意識的に鍛えることが大切です。

筋肉を鍛えるといっても、激しい運動が必要なわけではありません。

たとえば、目をしっかりと見開いたり、ぎゅっと閉じたりするだけでも、眼輪筋に適度な刺激を与えることができます。1日数分でも継続することで、少しずつ筋力が維持・向上していきます。

また、顔全体の表情筋を動かすトレーニングも有効です。笑顔をつくる、発音を意識して口を大きく動かすなど、日常の中でできる簡単な動きでも効果があります。

Point.7急激な体重変化を避ける

二重ラインのキープには、体重の変動にも注意が必要です。急激な体重の増減は、まぶたの脂肪量や皮膚のハリに大きな影響を与える可能性があります。

急に太るとまぶたに脂肪がつき、ラインが浅くなったり消えたりすることがあります。

逆に急な減量で脂肪が減りすぎると、皮膚がたるみやすくなり、糸の位置がずれてしまうリスクもあります。

目元の脂肪はとてもデリケートなため、体全体の変化に敏感に影響します。

20年後も美しい二重まぶたを維持するには、急激に体重が変化しないよう気を付けましょう。

20年後に二重埋没法の二重まぶたが変化した場合の対処法

二重埋没法の二重ラインを20年後も維持させるためのポイントを解説しましたが、気を付けていてもまぶたが変化する可能性はあります。

二重ラインが変化してしまった場合、どのように対応すればよいのか、対処法を紹介します。

早めに医師に相談する

二重の形が変わったと感じたら、できるだけ早く医師に相談することが大切です。

二重の左右差が出たり、糸の違和感がある場合は、放置すると悪化する恐れがあるためです。

たとえば、「二重が薄くなった」「片側だけラインが消えかけている」といった症状が現れた場合、埋没糸に何らかの問題が起きているサインかもしれません。

状態が軽いうちであれば、処置も比較的スムーズです。違和感を放置せず、早めの相談を心がけましょう。

アイプチを使用しない

二重まぶたが取れかけている場合、アイプチを使うのは避けましょう。アイプチによる皮膚への刺激が、まぶたに負担をかける可能性があるためです。

たとえば、糸が緩んでいる状態で繰り返しアイプチを使うと、糸が外に出てしまったり、炎症や感染症を引き起こすリスクが高まります。

さらに、アイプチの使用でまぶたの皮膚が伸びてたるみやすくなり、再施術が必要になった際の難易度も上がる可能性があります。

二重ラインに違和感があるときは、自己判断での対処は控えましょう。

二重埋没法の再施術を受ける

二重ラインが消えかけている、消えてしまった場合は、再度、二重埋没法の施術を受けることで改善が見込めます。

二重埋没法は繰り返し施術を受けられる点が大きなメリットであり、一度目の施術から時間が経っていても対応が可能です。

再施術をする際は、以前よりも取れにくい3点留めや4点留め、ループ式など、より強度の高い術式を選択することで、再発のリスクも抑えられます。

施術前にはカウンセリングでまぶたの状態をしっかり診てもらい、自分に合った施術方法を提案してもらいましょう。

必要に応じて二重全切開法も検討する

二重埋没法の再施術ではなく、二重全切開法に切り替える選択肢もあります。

なぜなら、加齢によってまぶたにたるみが生じた場合、二重埋没法だけでは理想の仕上がりを維持しづらくなるためです。

二重全切開法はダウンタイムが長めではありますが、長期的な安定性や見た目の美しさを重視する方にとっては、適した選択肢です。医師としっかり相談し、将来を見据えた施術方法を選びましょう。

まとめ

二重埋没法で作られた二重まぶたは、年齢とともに変化する可能性があります。

だからこそ、施術前から長期的な視点を持ち、信頼できるクリニックで施術を受けることや、取れにくい施術方法を選ぶことが重要です。

また、目元への刺激を避ける習慣や適切なアイケアなど、日々の積み重ねが20年後のまぶたの状態に直結します。

万が一二重ラインが崩れた場合にも、二重埋没法の再施術や二重全切開法といった選択肢がありますので、焦らず適切な対処をとることが大切です。

Leap beauty clinicでは、自然で長持ちする仕上がりにこだわった二重埋没法を提供しています。

医師による丁寧なカウンセリングと、豊富な施術実績に基づいた技術力で、一人ひとりに合った施術をご提案しています。

術後のフォロー体制も万全で、不安や疑問を気軽に相談できるのも魅力です。

二重埋没法を検討中の方、過去に施術を受けたけれど今後が不安という方は、ぜひ一度Leap beauty clinicにご相談ください。20年後も理想の二重まぶたでいられるよう、しっかりサポートいたします。