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美容外科医に向いている診療科はどこ?医師によるランキングを発表!

〇どうも先生、お疲れ様です。

はい、お疲れ様です。

〇今日も夜遅くまでお疲れ様です。
先生、最近ですね、「直美(ちょくび)」の先生っていうのが話題になってまして。僕、最初「直美(なおみ」って読むのかと思ったんですけど…。

はい。

保険診療や常勤勤務をせずに、いきなり美容に来るお医者さんのことを「直美(ちょくび)」って言うらしいんですけど、その方々の経験がすごく話題になってて。

世間では、ですね。

〇先生は最初、心臓外科医になってから美容外科医になったじゃないですか。

はい、そうです、はい。

〇実際に、先生から見て、どんな診療科を経験してる人だったら美容クリニックや美容外科医に向いてる、というのはありますか?

ありますね。

〇あるんですか?

ありますあります。主に手術に関しての話になりますが、僕の目線としては、やはり「向いてるな」という診療科があります。僕の経験上、「この診療科出身の先生には安心して手術を任せられるな」と正直に思うことはあります。

〇じゃあ今日はそのランキングを、ぜひ土門先生から解説していただければと思います。よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

第5位:麻酔科

〇では土門先生、さっそくいきましょう。美容外科医に向いてる診療科ランキング、第5位は?

第5位は「麻酔科」です。

〇えー、麻酔科!

麻酔科はその名の通り、手術の麻酔を担当しますが、美容外科の手術でも麻酔管理が必要になってくるんですよね。

大きな手術の場合は、麻酔科の先生を呼んで手術をするんですが、小さな手術や短い手術の場合、自分で麻酔をすることが多いです。そういうとき、麻酔科出身の美容外科医なら、麻酔はお手のものですから、その点に関して非常に安心して手術を受けられると思います。

そして麻酔科の先生って、麻酔だけじゃなくて、術前の点滴を取ったり、少し太い管の点滴(CVと呼んでいます)を取ったりします。また、背骨に麻酔をするための手技などもありますが、それにはある程度の技術が必要なんですね。そういった手技を経験している先生たちなので、細かい手術も得意な方が多いと記憶しています。

〇なるほどですね。
麻酔科の先生って、あんまり手術するイメージがなかったんですけど、そういうところでも向いてるということなんですね。ありがとうございます。

第4位:形成外科

〇では先生、第4位お願いします。
 

第4位は意外かもしれませんが「形成外科」です。

〇おお〜、なるほど。形成外科が4位?

そうですね。僕の中では、過去見てきた100人程度の形成外科出身の先生の中で、だいたい4番目ぐらいになるんですよね。

〇形成外科って、普通の保険診療でいうと皮膚の再建や形成などのプロフェッショナルって感じがするので、もっと上位かと思ってました。

確かに、技術的な面だったり、手術の手数の多さ、トラブルシューティングなど、そういった面では非常に安心できます。側面だけで言えば1位に来てもおかしくないんですが、形成外科の先生って非常に慎重な先生が多いんです。

たとえばカウンセリングでは、保険診療の名残りで、メリット・デメリットのうち、デメリットを強く伝えてしまう先生が多い。確かに大事なんですが、デメリットを強く言いすぎて、患者さんの「手術したい」という思いを潰してしまうケースもありました。

そして、実際の手術も上手いんですが、患者さんの希望と違ったり、「もっと大きな変化が欲しかったはずなのに、切開がめちゃくちゃ小さいけど大丈夫?」みたいなケースも、僕の下についてくれた形成外科の先生には結構多かったです。

そのため、手術の側面では1位かもしれませんが、美容外科は手術だけではないので、トータルで第4位にしています。

〇なるほどですね。確かに手術をすればいいだけではないですし、美容外科医は多角的なことが求められますから、納得です。ありがとうございます。

第3位:直美

〇では先生、第3位は?

第3位ですが――意外や意外、直美です。

〇ええっ、マジっすか!?今、世間を騒がせてますよ!

そうですね。「直美」って、悪い意味で言われがちなんですけど、「直接美容」ってことです。
昔は「お金儲けのために来た」みたいな方も正直いたんですけど、今は…ぶっちゃけ、そんなに儲からないです。

なので、美容が本当に好きで学びに来ている先生たちっていうのは、たくさんいます。
そういう先生たちは、やっぱりすごく真面目で、熱意も高い
んですよ。

たとえば、休日に出勤して他の先生の手術を見に行ったりとか、結構されています。
美容外科って、ライフワークバランスが取りやすい科でもあるんです。月に10日休みがあったり、夜勤が全くなかったりとか。そういう意味ではプライベートも充実させやすい。

でも、そういう環境にも関わらず、10日休みのうち8日も自主的に出勤して勉強している先生もいるんです。
そうやって手術を学んでいくので、最初は確かに手術が下手なこともあります。
「このレベルではちょっと患者さんに任せるのは不安だな」って思うケースもあります。

でも、そういう先生たちは裏でしっかり練習するし、手術動画を何度も見直して、手技を磨いているんです。
そういった直美出身の先生が1年、2年経つと、他の診療科目出身の先生よりも上手くなっていること、実は多いんです。

僕の後輩でも、「この先生手術うまいな」と思う人は、両手で数えきれないくらいいますよ。

なので、直美の先生でも、もちろん合わない人もいますけど、しっかり勉強して、患者さんに寄り添って、技術を磨いている先生に関しては、どんどんうまくなっていく。

そういった点で、第3位に選ばせていただきました。

〇なるほどですね。
ある意味、何も経験のない状態だからこそ、努力次第では他の診療科を経てなくても、一流の美容外科医になれる可能性があるということなんですね。

はい。

〇ちなみに先生、直採用というのは、今後あり得るということですか?

僕のクリニックですか?それは、もちろんアリですよ。

〇なるほど!これを見ている方の中にも、「土門先生の弟子になりたい」っていう先生がいるかもしれませんね。先生、100人以上のお医者さんを育ててますもんね。

はい、指導経験も豊富なので、直美の先生でもしっかり育てられると思います。
今はまだ募集していませんが、募集を始めた際には「直」も基本的にはウェルカムなスタンスです。

〇それは楽しみですね!

第2位:呼吸器外科

〇さあ先生、続いて第2位の発表です!

第2位は……呼吸器外科です!

〇おぉ〜、ここで来ましたか!

はい、ちょっとポジショントーク入ってるかもしれません(笑)。
実は僕、もともと心臓外科出身なんですが、心臓と同じく胸部外科に分類されるのがこの呼吸器外科なんですね。

〇呼吸器外科っていうと、主に肺や気管などの手術を担当される科ですよね?

その通りです。で、正直に言うと……
今まで僕が教えた呼吸器外科出身の先生で、手術が下手な人は1人もいません。

〇えっ、それすごくないですか!?

本当に。なので若干バイアスかかってるかもしれませんが(笑)、手術の手つきがすごく丁寧な方が多いんです。
呼吸器外科って、実は手術の難易度が高いんですよ。解剖も複雑ですし、繊細な操作が求められる場面が多いんです。

〇なるほど、そういう環境で培われた技術が美容外科でも活きるわけですね。

はい。そしてもう一つ大きなポイントがあって、呼吸器外科って、夜間の緊急手術が少ないんです。だから、外科の中では比較的ライフバランスが整っている。
その結果、トゲトゲしていない先生が多い
印象なんですよね。

〇確かに、それって美容外科ではけっこう重要なポイントですよね。
患者さんとのコミュニケーションもありますし、チーム内の雰囲気も大事ですから。

そうなんです。手術の手技だけじゃなくて、感情のコントロールがしっかりできること、地味だけどめちゃくちゃ大切です。
今まで僕が教えた呼吸器外科の先生、だいたい5〜10人くらいいますが、皆さん手術はうまいし、人柄も温厚。
美容外科に向いていると感じたので、第2位とさせていただきました!

〇これは説得力のあるランキングですね!

第1位:心臓外科

〇では先生、美容外科に向いている診療科ランキング、第1位は……

第1位は心臓外科医になります。

〇おお、なるほど。これはポジショントークですね(笑)。

はい、めちゃめちゃポジショントーク入ってますが、実際にですね、美容外科タイプの心臓外科の先生なんですけども、まず手術は抜群に上手いです。

先ほどの呼吸器外科もそうだったんですけども、今まで僕の後輩でついた心臓外科の先生で、1人を除いて全員手術が上手かったです。

そして飲み込みがめちゃめちゃ早い。

ま、切開系の手術——二重切開とか、目頭切開とか、眉下リフトとか目まわりの切開を最初のケースでやってもらうことが多かったんですけども、実際、僕がやるところを見せるわけですよ。

で、「先生、次、実際にちょっとスタッフとかで施術してみましょう」っていう話になるわけですよ。いきなり患者さんの手術はできませんので。

そういう時にスタッフの体をお借りして、手術を初めてやるケースってのがあるんですけども、皆さん超うまいし、めちゃくちゃ早いです。

例えば眉下リフトなんかだと、慣れてない先生、というか他の診療科の先生だと2時間とか3時間とかかかったりするんですよ。

ま、僕は大体40分前後で終わるんですけども、教えてきた先生で、大体1時間弱ぐらいで終わるんです。

初めての眉下リフト手術で1時間切るって、結構異常なんですよ。それでいて、手術は丁寧かつうまい。
これは本当にすごいですね。

〇先生、これ要因とかっていうの、考えられるんですか?

そうですね。ま、心臓外科って、割と命に関わるところが非常に大きいので、手術の重要度ってのがめちゃくちゃ高いんですよ。

他の診療科が低いってわけじゃないんですけども、ちょっと何かミスを犯したら本当に平気で人って死にますし、そういったところが手術に対するモチベーションだったりとか、責任感の高さっていうのがまず影響してるのかなと考えています。

そして一部、これも例があるんですけども、心外から美容に来る先生っていうのは、やはりその「緊急・緊急・緊急」で、夜中の2時に呼ばれたり、夜中の4時に呼ばれたり、それが3日連続続いたり——なんていう生活をひたすらしてきた先生たちなので、ちょっとそういった生活に疲れてしまった先生たちがいるんですね。

そういう先生って、割と気性の激しさが抜けて温厚になってるんですよね。

そういった意味で、患者さんに寄り添える部分っていうのが、今まで見た先生は非常にできてる先生が多いイメージです。

なので、心臓外科という非常にハードな生活で、ちょっと心折られてしまったからこそ、少し丸い性格になって患者さんにも寄り添うことができて、しかも手術が抜群にうまい。

これは本当に美容外科に向いてるなと思っています。

〇なるほどです、はい。
めちゃくちゃハードワークをしてるからこそ、美容に来てハードワークをしなくなると、ちゃんと睡眠取れるから、人間優しくなれるし余裕もあるし、なおかつ心臓外科医として血管とか心臓とかっていうところの手術をしてらしたから、単純に手技がうまい、集中力があるっていうのが大きいかもしれないですね。

ま、本当そうですね。自分が心臓外科なので、すごい忖度してるように聞こえるんですけども、心臓外科出身の先生は本当に手術うまいです。
僕が見てきた心外の先生は、本当に人柄もいい先生ばかりなので、もう過去、見てきた先生は本当にいい先生ばっかりだったなと思います。

まとめ

〇いや〜、面白かったです!
思わず「心臓外科、1回やってから美容外科に来てほしい」って言いたくなりますね(笑)でもやっぱり、心臓外科は日本の命を支える重要な科なので、そこはちゃんと担ってもらいつつ。

美容外科に来る先生は、人柄・技術ともに信頼できる方が多いので、これからもきちんと指導していけたらと思っています。

〇今後も、どんな診療科の先生が美容に飛び込んできてくれるのか楽しみですね!

本当にそうですね!
まだ美容外科を目指している若手の先生がいたら、ぜひ参考にしていただけたらと思います!

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