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二重埋没法の炎症トラブル対策|症状・対処法・NG行動を解説
「二重埋没法を受けたあと、まぶたが赤く腫れている」
「かゆみや違和感が長引いていて不安」
このような症状に心当たりがあり、炎症を起こしているのではないかと悩んでいませんか?
二重埋没法はダウンタイムが比較的短い施術ですが、術後の過ごし方や体質によっては炎症トラブルが起こることがあります。
本記事では、二重埋没法の術後に見られる炎症の症状や原因、対処法ややってはいけないNG行動について詳しく解説します。
二重埋没法後の炎症に見られる症状

二重埋没法の施術後は、ある程度の腫れや赤みが出るのが一般的です。しかし、ダウンタイムが過ぎても症状が続く、あるいは悪化している場合は、炎症が起きている可能性があります。
ここでは、二重埋没法後の炎症に見られる症状について解説します。
かゆみや痛みがある
まぶたにチクチクするような痛みや強いかゆみがある場合、炎症が起きている可能性があります。
術後に多少の違和感を覚えるのは自然なことですが、時間が経っても症状が軽くならない、あるいは悪化していく場合は、まぶたの内部で炎症が進んでいると考えられます。
炎症によって神経が刺激されると、鋭い痛みやむずがゆさを強く感じやすくなります。掻きむしりたくなるようなかゆみや、瞬きするだけで痛むような状態は注意が必要です。
こうした症状を放置すると、まぶた全体に腫れが広がることや、内部で癒着が起こるリスクもあります。かゆみや痛みが続く場合には、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。
腫れや赤みがある
極端な腫れや赤みは、炎症の疑いがあります。
二重埋没法の施術による腫れや赤みは、通常1週間程度で落ち着いていきます。しかし、改善が見られず逆に悪化しているようであれば、炎症の症状かもしれません。
片目だけが大きく腫れていたり、赤く充血していたりする場合は注意が必要です。
このような状態を放置してしまうと、しこりや内出血の長期化につながる可能性もあるため、早期対応が大切です。
また、二重ラインが崩れたり、傷跡が残るリスクも高まりますので、腫れや赤みが目立つ場合は、安易に自己判断せず、医師の診察を受けるようにしましょう。
化膿している
まぶたから膿のような液体が出ている場合は非常に危険です。
本来、二重埋没法の施術後に膿が出ることはありません。白や黄色がかった粘性のある液体が出てきた場合、体が細菌と戦っているサインであり、炎症が生じている状態です。
化膿は放置するとまぶたの組織に深刻なダメージを与えることもあります。さらに、炎症が進行すると糸が取れやすくなったり、感染が広がって別の合併症を引き起こしたりする可能性も否定できません。
化膿している場合は、速やかにクリニックを受診し、適切な処置や抗生剤による治療を受けることが必要です。
熱を帯びている
まぶたに熱を帯びている場合、炎症が進行しているサインです。
通常、術後数日でまぶたの熱感は引いていくものですが、時間が経っても触れると熱い、あるいはじんわりと火照った感じが残っている場合は、体内で炎症が活発化しているといえます。
腫れや痛み、赤みとともに熱を持っているときは、局所的な感染や内出血の可能性もあります。冷やすことで一時的に症状が和らいでも、根本的な炎症が治るわけではありません。
熱を帯びているまぶたを放置してしまうと、腫れの長期化や二重ラインの乱れ、さらには切開が必要になるケースもあり得ます。異常を感じたら、クリニックに相談しましょう。
二重埋没法で炎症が起こる原因

二重埋没法の施術後に炎症が起きる背景には、いくつかの原因があります。原因を知っておくことで、トラブルの予防や早期対処に役立ちます。
ダウンタイム中のまぶたへの負担
炎症の症状が軽い場合は、施術後のダウンタイム期間の可能性があります。
術後数日は、まぶたが非常にデリケートな状態です。強くこすったり、うつ伏せ寝で圧がかかったりすると、炎症が起きやすくなります。
たとえば、知らず知らずのうちに目元を触っていたり、メガネやマスクの接触が刺激となってまぶたに負担をかけてしまうこともあります。
ダウンタイム中はまぶたにできる限り触れず、安静に過ごすことが、炎症の悪化を防ぐポイントです。
腫れがなかなか引かない、かゆみが増してきたという場合には、ダウンタイム中の過ごし方に問題がなかったかを振り返ってみましょう。
感染症
施術後の傷口に細菌が侵入すると、感染症によって炎症が引き起こされることがあります。
術後のまぶたには小さな傷があるため、そこに雑菌が入ると赤み・腫れ・膿といった感染性炎症が起こる可能性があります。
特に注意したいのが、術後すぐのメイクや洗顔です。清潔にしているつもりでも、メイク道具や手指に付着した細菌がまぶたに触れることで感染リスクが高まります。
また、コンタクトレンズの着脱やクレンジングの際も細菌が入り込む可能性があります。
術後は医師の指示に従い、感染症を防ぎましょう。
アレルギー反応
二重埋没法で使用した糸や麻酔薬に対する体質的なアレルギー反応が、炎症を引き起こすことがあります。
まれではありますが、二重埋没法で使用される糸や局所麻酔が体に合わない場合、アレルギー反応としてかゆみ・腫れ・赤みなどの炎症が現れるのです。
アレルギー反応は術後すぐに出ることもあれば、数日経ってからじわじわと出現するケースもあります。
糸の拒絶反応が続くと、場合によっては抜糸が必要になることもあります。
アトピー性皮膚炎や過去にアレルギー反応の経験がある方は、施術前に医師に伝えましょう。
二重埋没法で炎症が起きた際の対処法

まぶたに炎症が起きてしまった場合、適切な対処ができるかが、その後を大きく左右します。
ここでは、二重埋没法で炎症が起きたときに取るべき対処法を紹介します。
アイシングをする
まぶたに熱感や腫れがあるときは、アイシングを行うのが効果的です。
アイシングには、血流の循環を抑え、腫れや熱感を一時的に軽減する効果があります。
冷やす際には、保冷剤や冷たいタオルなどを使い、まぶたの上にそっとあてるようにしましょう。
ただし、冷たすぎるものを直接肌に当てるのは避けてください。凍傷や肌トラブルにつながる可能性があるため、ガーゼや薄手のタオルで包みましょう。
アイシングは1回につき5〜10分、1日数回を目安に行ってください。
軽い炎症であれば、これだけでもかなり腫れが落ち着くケースもあります。ただし、アイシングをしても改善が見られない場合は、早めに次の対応へ移ることが大切です。
早めに医師へ相談する
痛みや赤みなどが続く場合は、自己判断せず必ず施術を受けたクリニックに相談してください。炎症の程度が中度以上の場合、自宅でのケアだけでは対応しきれない可能性があります。
たとえば、熱感が引かない、痛みが強くなってきた、膿のような液体が出てきた、といった症状がある場合は、何らかの処置が必要な状態と考えられます。
必要に応じて、抗生剤の処方や、抜糸といった対応が行われる場合もあります。
誤った市販薬の使用や無理な冷却を続けることで、かえって症状を悪化させてしまうこともあるため、早期の受診が何よりも大切です。迷ったときは、遠慮せずに施術を受けたクリニックへ連絡しましょう。
二重埋没法で炎症が起きた際にしてはいけない6つの行為

炎症が起きているときは、日常生活の中での些細な行動が症状をさらに悪化させることがあります。
「少しくらい大丈夫」と思ってとってしまった行動が、回復を遅らせるケースもあるため注意が必要です。
ここでは、二重埋没法で炎症が起きた際にしてはいけない行為を6つに分けて紹介します。
1.まぶたを刺激する行為
まぶたをこすったり、引っ張ったりなどの刺激は厳禁です。
炎症がある状態で触れたり刺激を与えると、内出血や糸のずれが起きやすく、炎症が一気に悪化する可能性があります。かゆみや違和感があっても、目元を触ってはいけません。
むずむずしてどうしようもないときは、冷やすなど別の方法で対処しましょう。
二重埋没法の施術後はまぶたを保護する意識を持ち、できるだけ刺激を与えないよう心がけてください。
2.メイクやコンタクトレンズの使用
炎症が起こっている間は、アイメイクやコンタクトレンズの使用は控えましょう。
術後のまぶたはデリケートな状態にあり、小さな刺激でも炎症が悪化する可能性があります。
アイメイクは、ブラシやチップによる摩擦だけでなく、雑菌が付着していることで感染リスクを高めてしまうため注意が必要です。
また、コンタクトレンズは装着時や取り外しの際に目元に触れることで、細菌が入り込んでしまう恐れがあります。
目元に炎症が残っている状態では、治癒を優先することが大切です。しっかりと症状が落ち着くまでは、メイクもコンタクトもお休みするのが賢明です。
3.激しい運動や長風呂
炎症がある間は、血行を促進する激しい運動や長時間の入浴は控えるのが安心です。
運動や湯船で身体が温まると全身の血流が活発になり、それにともなってまぶたの腫れやかゆみが強くなる傾向があります。
また、運動による発汗や、長風呂による皮脂の分泌増加などにより、まぶたに雑菌が付着しやすくなり、感染症を引き起こすリスクも否定できません。こうした状態が続くと治癒が遅れ、二重埋没法の仕上がりにも影響が出る可能性があります。
炎症が起こっている間は激しい運動を控え、入浴もシャワーで済ませるようにしましょう。体調維持のために体を動かしたい場合は軽いストレッチ程度にとどめ、目元を刺激しない生活を心がけてください。
4.飲酒
炎症が起きた際は飲酒を控えてください。
アルコールは血管を拡張させ、腫れや内出血を悪化させる原因になるためです。
また、飲酒は体の回復力を低下させてしまう恐れがあります。
たとえ少量でも、術後の体には負担になることがあるため、炎症が落ち着くまでは飲酒しないよう心がけましょう。
5.喫煙
炎症があるまぶたに喫煙は大敵です。
たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血行を悪化させるため傷の治りが遅くなる原因となります。
また、免疫機能を低下させる働きもあるため、炎症が悪化するリスクも高まります。
炎症が完全に落ち着くまでは禁煙を徹底することが大切です。
6.自己判断での市販薬や目薬の使用
市販薬や目薬を自己判断で使うのは避け、必ず医師の指示に従いましょう。
成分によっては症状を悪化させてしまう場合があり、特に化膿やかゆみが強い場合は医師の判断が必要です。
抗生物質やステロイド系の目薬などは、適切な診断がなければ逆効果になることもあるため注意が必要です。
ドラッグストアなどで手軽に購入できる製品であっても、ご自身の症状や施術内容に適しているかどうかは判断が難しいものです。
症状がつらいと感じた場合には、まず施術を行ったクリニックに相談し、必要であれば処方薬を受けるようにしてください。
自己流のケアは、かえって回復を遅らせる原因になりますので、慎重な対応を心がけましょう。
まとめ

本記事では、二重埋没法の施術後に見られる炎症の症状や原因、対処法ややってはいけないNG行動について詳しく解説しました。
施術直後はある程度の腫れや赤みが出るのが一般的ですが、時間が経っても症状が治まらない、あるいは悪化している場合は炎症が起きている可能性があります。
自己判断で放置してしまうと、炎症が長引くだけでなく、感染や二重ラインの乱れなどのトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
まぶたを刺激しないことや、アイシングといった基本的なケアを徹底し、それでも改善が見られない場合は、必ずクリニックに相談しましょう。
二重埋没法に不安を感じている方や、アフターケアを重視したい方には、Leap beauty clinicの利用がおすすめです。
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