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【9億円脱税】TCB東京中央美容外科元院長が語る【謝罪】

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住所〒321-0964栃木県宇都宮市駅前通り1丁目4−6 西口ビル 5F
電話028-666-7103

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この度は、TCBこと東京中央美容外科の9億円の脱税事件について、元院長として非常に残念に思うと同時に、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

今回の事件は、9億円という非常に大きな金額の脱税となってしまいましたが、単なる「所得隠し」というわけではない、ということを説明させていただきたいと思います。

TCB院長としての勤務時の状況

当時、私はTCBで院長として勤務していましたが、その時は本当に何も知らずに働いていました。院長と言っても、1人で開業してオーナーとして働く場合と、TCBのような大きな会社に雇われて院長を務める場合では、立場が大きく異なります。

実際に院長になる際は、それまでローテーションドクターとしてさまざまな院を回り、研修を受けるのですが、その後、院長に就任する際にも、会社側からは大きな変更点についてほとんど説明がありませんでした。

私の場合、埼玉県の川口院が最初の勤務地でした。そこに「院長として勤務してください」と言われ、当時の事務員さんか、もしくはマネージャーの方から「院長になるにあたって書類が必要です」と言われ、一筆とサインをした記憶があります。

実際に院を開けると、患者さんがたくさん来ます。多い時には1日20件〜30件を超えることもありました。そういった忙しさの中で、クリニックを開業するという事務的なことに関しては、私はあくまで「雇われ院長」として働いているつもりだったので、詳しい知識もなく、言われるままに手続きしたというのが正直なところです。

TCB脱税のからくり

ここで問題なのは、「雇われ院長」という立場は、普通の勤務医と条件がほとんど変わらないにもかかわらず、書類上は私が「個人事業主として開業」したことになっていたという点です。

私の年収は当時2,500万円で、月収でだいたい208万円ほど。院長になったからといって、給与が大きく変わるわけでもありません。ただ「川口院の院長」という肩書きが付いただけで、ホームページにもそう表示されていました。

川口院の後には、高田馬場、そして静岡県の浜松の3つのクリニックを渡り歩きました。今回問題となっているのは、最初に勤務した川口院でのことです。

実は、書類上では私は「個人事業主として開業」したことになっていたんです。実態はTCBの勤務医として働いていただけなのにです。これがどういう違いを生むかというと、個人事業主として開業した場合、最初の2年間は消費税を納めなくてよい、いわゆる「免税措置」が適用されるのです。

もちろん、私は消費税を受け取っていません。では、その消費税分で得をしたのは誰かというと、それはTCB側です。私は毎月決まった給与しか受け取っておらず、消費税分の収益はTCBに入っていました。

たとえば、年間1億円の売上があった場合、その消費税分である約1,000万円はTCBの利益になります。つまり、私は実態としては「勤務医」であったにもかかわらず、書類上は「開業医」として扱われていたことで、こうした不正が可能になってしまっていたのです。

この実態との乖離が大きな問題とされ、税務調査が入り、結果として9億円の追徴課税が発生することになりました。

TCBの脱税が発覚した理由

では、なぜこの問題が発覚したのかというと、私はTCBの中でも比較的初期に入職したドクターで、21番目でした。今ではおそらく500人以上のドクターが在籍していると思いますが、当時50人目くらいまでのドクターは、同じように「雇われ院長」のはずが、書類上は「開業医」とされていたケースが多かったのです。

その後、TCBを退職して本当に開業した際に「初年度から消費税を納めてください」と言われ、「おかしい」と思って税理士に相談したり、TCBに問い合わせたりする先生が出てきました。そこで初めて、自分が以前「開業医」として扱われていたことを知ることになります。

私のケースでも、売上が年間10億円を超えるような院もありました。その10%である1億円近い消費税が、本来であれば利益になるはずなのに、「過去に免税の恩恵を受けていた」とされて課税されるわけです。

これがきっかけで、実際に裁判に発展しそうなケースもあったようです。そして税務署が調査に入り、当時の院長たちから話を聞く中で、実態が明らかになり、今回の追徴課税に至ったという流れになります。

TCB勤務医が脱税に巻き込まれた背景

〇業務委託契約ということでしたが、契約書の類にサインした覚えはないんですか?

それが、正直ありません。税務署から「書類はありませんか?」と聞かれて、自宅中を探しましたが見つかりませんでした。
私は書類関係はきちんと保管するタイプなのですが、川口院開業時の書類だけが見つからず、申し訳ない気持ちもあります。記憶をたどっても、「業務委託契約書にサインをした」という明確な記憶がありません。

〇では土門先生含めTCBに勤務していた先生方は何の書類か分からず記載させられていたということですね?

書類を出してくれていた会社のせいにするのは違う気もしますが、私を含め当時の勤務医たちは契約内容をよく理解しないまま書類にサインをしてしまっていた可能性が高いです。

実際、医師という職業は、患者さんに向き合うのが仕事で、税金や契約の知識には乏しい人が多いです。住民税や保険料の支払いですらよく分からず困っている人も多くいます。

そういった背景もあり、美容医療という保険外の分野に飛び込んで、書類にサインを求められたら、「そういうものなのかな」と思ってしまった自分もいました。周囲の先生たちも、細かく確認せずに記載してしまっていたという話はよく聞きます。

TCB脱税問題を教訓にした今後のクリニック運営方針

〇ではこれまでのお話を踏まえ、今後土門先生ができることを教えてください。

今後、私は元院長として、こうしたトラブルが二度と起きないよう努めていきたいと考えています。私自身、現在宇都宮でクリニックを開業しており、今後さらに拡大していきたいと思っています。

仮に今後、個人事業主として院長をお願いする機会があるとしたら、書類に関しては、私の顧問税理士だけでなく、相手側にも専門家をつけていただき、中立の立場から説明を受けるなど、しっかりと確認し合ったうえで進めるようにしたいと思っています。

最終的には法人化を進めて、個人事業主の制度を使わなくても大きく展開できるような体制を整えていくのが理想です。

今回の件で改めて、医師やスタッフが安心して働ける環境を作ることの大切さを痛感しました。書類や手続きの不備で不満やトラブルが起きることは、今後絶対に避けたいと強く思っています。

〇土門先生はこのようなことがないよう誓っていただいたということでよろしいですね?

はい、もちろんです。

〇最近、美容医療業界ではさまざまなスキャンダルやトラブルが続いておりますが、安心・安全・信頼できるクリニック運営をよろしくお願いします。

はい、まずは宇都宮の方々、栃木の方々に安全・安心・信頼の美容医療をお届けしたいと思っていますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

宇都宮駅西口から徒歩1分の「リープビューティクリニック」では、無料カウンセリングも行っております。ご相談は公式LINEやホームページから、お気軽にご連絡ください。本日はご視聴ありがとうございました。

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