
二重埋没法で後悔しない!必ず確認すべき7つのリスクと注意点
「簡単・ばれにくい・すぐできる」──そんなイメージで人気の二重埋没法。しかし実際には、「数ヶ月でとれてしまった」「左右差が目立つ」「思っていた仕上がりと違う」「やり直しが必要になった」といった後悔の声も少なくありません。
二重埋没法は、切らずにまぶたに糸を通して二重ラインを作る手軽な施術です。ダウンタイムが短く、料金も比較的リーズナブルで、気に入らなければ元に戻すことも可能というメリットがあります。一方で、まぶたの厚さや皮膚の硬さ、生活習慣によって仕上がりや持続力に差が出ることがあります。
本記事では、二重埋没法の基本から、糸の通し方による術式の違い、主なリスクや症状、事前に知っておきたい確認ポイント、さらに信頼できるクリニックの見極め方まで、経験豊富な医師の視点も交えて徹底解説します。
初めて施術を検討する方も、過去の経験から「もう失敗したくない」と感じている方も、不安を解消し、安心して二重埋没施術に臨めるようサポートします。

二重埋没法の基本をおさらい

二重埋没法は、まぶたを切らずに糸で固定して二重ラインを作る施術です。施術方法には、2点留め・3点留め・4点留めなどがあり、糸の本数や結び方によって持続力や安定感が異なります。また、まぶたの厚さや希望のラインに応じてクロス法・自然癒着法など様々な技術が使い分けられます。
さらに、糸を通す位置によって施術方法が分かれます:
- 瞼板法(けんばんほう)
まぶたの硬い板状組織「瞼板」に糸をかける方法です。安定感があり持続力が高い一方、角膜に近いため慎重な施術が必要です。 - 挙筋法(きょきんほう)
まぶたを持ち上げる筋肉「眼瞼挙筋」に糸をかける方法です。角膜への影響が少なく、自然な仕上がりになりやすいですが、持続力は瞼板法よりやや短い傾向があります。
切開を行わないためダウンタイムが短く、料金も比較的リーズナブルです。気に入らなければやり直しや元に戻すことも可能ですが、半永久的な効果は期待しにくい点は理解しておきましょう。手軽さが魅力ですが、まぶたの状態や生活習慣によっては、仕上がりや持続力に差が出ることがあります。事前に自分のまぶたの特徴を理解することが大切です。
埋没法が向いてる人・向いていない人
向いてる人
- 薄めのまぶた・自然な二重ラインを希望する方
- 軽い腫れや内出血で日常生活に影響が少ない施術を希望する方
- 将来やり直しや修正の可能性を考慮できる方
向いていない人
- まぶたび脂肪が厚く、半永久的な幅広二重を希望する方
- まぶたの皮膚が硬い、目の開きが弱い方
- 頻繁にアイプチやアイテープを使用する方
メリット・デメリット
メリット
- ダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ない
- 料金が比較的リーズナブル
- 気に入らなければやり直しや元に戻すことが可能
デメリット
- 半永久的な効果は期待しにくい
- 生活習慣やまぶたの状態によっては取れやすい場合がある
- 幅広二重や奥二重の場合、ラインが薄くなりやすい
二重埋没法で後悔しない7つのリスク(症状)と確認ポイント

事前にリスクを把握することで、医師とのカウンセリング時に自分のまぶたの特徴や希望を正確に伝えやすくなります。また、適切なクリニックや施術方法を選ぶ判断材料にもなり、結果的に「やり直しの必要が少ない二重ライン」を目指すことができます。
1. 糸の緩み・ライン消失
施術後、まぶたの皮膚や脂肪の厚さ、まばたきや加齢によって糸が緩み、二重ラインが薄くなることがあります。
確認ポイント1:普段から目元に負担をかけず、目をこすらないようにしましょう。腫れが引いた後もラインの消失が見られる場合は、早めに医師に相談してください。
2. 眼瞼下垂の可能性
まばたきや加齢、糸の結び方や固定位置、まぶたの筋肉状態によっては軽度の眼瞼下垂(目が開きにくくなる状態)が起こることもあります。
半永久的な持続は難しいため、事前にリスクを理解しておきましょう。
確認ポイント2:術前に医師にまぶたの筋肉の開き具合を確認してもらい、術後(腫れがひいてから)に目の開きや左右差に違和感を感じた場合は施術担当医に早めに相談しましょう。
3. 左右差が目立つ
術前のライン設計が目の形や骨格に合っていない場合、左右差が生じることがあります。
また、腫れやむくみが両目で異なると、固定が不均等になり、左右差が強調されることがあります。
確認ポイント3:カウンセリングで希望の幅や形を正確に伝え、腫れやむくみの差も考慮して、理想のデザインを選びましょう。また、左右差は術後すぐに判断せず、腫れが引いた後に左右差を確認しましょう。
4. 仕上がりが理想と違う
希望の幅や形がまぶたに合わないと、不自然な見た目になることがあります。
腫れやむくみが引く過程で予定より幅が変化することもあるため、デザインの相談は慎重に行いましょう。
確認ポイント4:希望の二重幅・形が自分のまぶたに合っているか、術前シミュレーションで確認すること。腫れがひいた後の変化も見越してデザインを決めると安心です。
5. 腫れ・内出血が長引く
血管の損傷や止血不足による内出血、施術による炎症が原因で腫れが長引くことがあります。
体質やまぶたの組織状態によって個人差があるため、術後スケジュールには余裕を持たせることが重要です。
確認ポイント5:術後の体質や血管の状態に応じたダウンタイムを把握しておきましょう。腫れや内出血が長引く場合も焦らず、必要に応じて医師に相談して適切なケアを受けることが大切です。
6. 感染・炎症
施術後に細菌が入ると、赤み・腫れ・膿などの感染症が起こることがあります。まれですが放置すると重症化し、再手術が必要になる場合もあります。
確認ポイント6:術後は処方された抗生剤や点眼薬を正しく使用し、洗顔やメイクは医師の指示に従いましょう。異常な腫れや発熱があった場合はすぐに受診してください。
7. 視力・涙の機能への影響(ドライアイや角膜への刺激)
糸が眼球側に触れると、角膜や結膜を刺激し、ドライアイや充血、視力低下の原因になることがあります。特に瞼板法では角膜に近くなるため注意が必要です。
確認ポイント7:施術方法によるリスク差を理解し、自分に合った方法を選びましょう。違和感や視力の変化を感じたら早めに眼科を受診してください。

術後に起こる可能性のあるトラブル5つ

トラブル1.かゆみ
施術後、まぶたや目元に軽いかゆみを感じることがあります。
これは皮膚が施術による刺激に反応している一時的な症状で、多くの場合は数日で落ち着きます。ただし、強いかゆみや赤みが続く場合は、アレルギーや感染の兆候の可能性もあるため注意が必要です。
ポイント:強く掻かず、必要に応じて医師に相談して対処してください。
トラブル2.しこり・糸玉
まぶたの皮下に糸の結び目や小さな硬い膨らみ(糸玉)が触れることがあります。施術後の腫れや炎症で一時的に感じることが多く、軽い場合は自然に目立たなくなることもあります。
ただし、触って痛みがあったり、長期間残る場合は医師に相談して抜糸や調整が可能です。
ポイント:腫れが落ち着いた後も残る場合は、医師に確認して適切な処置を受けましょう。
トラブル3.ニキビ・吹き出物
まぶた周辺や目元にニキビや小さな吹き出物が出ることがあります。施術による軽い炎症や、術後のスキンケア・メイクの影響が原因です。
多くの場合は時間とともに改善しますが、悪化する場合は医師に相談して適切なケアを行いましょう
ポイント:清潔を保ち、症状がひどい場合は皮膚科で相談しましょう。
トラブル4.かさぶた・黒い点
糸を通す際に生じる小さな傷や内出血が原因で、まぶたにかさぶたや黒い点ができることがあります。通常は1〜2週間で自然に消えることが多いですが、長引く場合や膿を伴う場合は医師に確認しましょう。
ポイント:無理に剥がさず、自然に治るのを待ちましょう。気になる場合は医師に確認。
トラブル5.アレルギー反応(麻酔や糸の素材による発疹・かゆみなど)
まれに麻酔や糸の素材に対する軽いアレルギー反応が出ることがあります。発疹やかゆみ、腫れなどの症状が出た場合は早めに医師に相談し、適切な薬やケアで対処します。
ポイント:症状が強い場合は、施術クリニックに相談し適切な処置を受けましょう。
二重埋没法を受ける前に知っておきたい4つ注意点(事前準備・生活習慣)

注意点1.アイプチ・アイテープの使用について
- 術前は1〜2週間ほど控える
- 使用すると糸のかかりが不安定になり、取れやすくなる可能性あり
注意点2.就寝時や普段の目のこすり癖
- 寝ている間に強く目をこする癖がある人は、施術後にラインが崩れるリスク
- 施術前から意識して目を触らない習慣を作ると安心
注意点3.栄養や免疫を整える
- 術後の腫れや内出血、回復に関係するため、ビタミンC・タンパク質を意識
- 体調不良や免疫低下時は施術を避ける方が安全
注意点4.術前の健康チェック
- まぶたや目の疾患、持病、薬の服用状況を医師に報告
- 血液サラサラ系の薬やサプリも出血リスクに影響する場合あり
信頼できるクリニックの見極め方5ステップ

ステップ1.医師自らカウンセリングや診察を行う
悩みや希望を聞くだけでなく、まぶたの構造や皮膚・脂肪量を評価してデザインを提案できるかもチェック。医師が直接施術を行う場合、技術レベルや症例経験の一貫性が高く、仕上がりの再現性が高まります。
ステップ2.リスクやデメリットも説明してくれる
糸が取れやすい条件、左右差の可能性、術後腫れの期間など、具体的な数字や体験談を示してくれるかも信頼性の指標。「メリットだけでなくデメリットも伝える姿勢」が、患者目線で安心できるポイントです。
ステップ3.医師の症例写真や実績が豊富
SNSや公式サイトの写真は、加工なしで自然光下の写真かどうかを確認。「自分が希望する幅や形に近い症例」が多い医師は、再現性の高いデザイン力がある可能性が高いです。
ステップ4.無理に契約を迫らず、断っても雰囲気が悪くならない
施術を受けるか迷っても安心して比較検討できる環境かどうかが重要。強引な勧誘がなく、カウンセリングで質問しやすい雰囲気のクリニックは、術後も相談しやすい傾向があります。
ステップ5.術後のアフターケアや保証制度が整っている
追加料金なしで再施術できる保証があるか、保証期間の長さや条件も事前に確認。術後に腫れ・内出血・ラインの薄さなどで困った場合、迅速に対応してくれるかもチェック。
よくある質問(Q&A)

Q1. 埋没法は何年持ちますか?
- 個人差がありますが、2〜5年でラインが薄くなることがあります。
- 糸の本数や結び方、まぶたの脂肪量・皮膚の厚さでも持続期間は変わります。
Q2. アイプチやアイテープと併用しても大丈夫?
- 術後は控えるのがベターです。併用すると糸が緩む原因になります。
- ビューラーの使用も、まぶたに負担をかけないタイミングや方法を医師に相談しましょう。
Q3. 何回まで埋没法はやり直せますか?
- 回数制限はありませんが、まぶたの状態(皮膚の伸びや傷の状態)によっては難しい場合があります。
- やり直す場合は、糸の位置や結び方を変える方法を医師と相談することが大切です。
Q4. 埋没法の保証制度はありますか?
- 保証期間中であればラインが消失した、ラインが薄くなってきた、幅やデザインの変更が可能です。※麻酔代は別途必要です。
- 幅を狭めたい場合、抜糸が必要になる場合があります。抜糸代・麻酔代は保証に含まれませんので別途費用がかかります。
Q5. ダウンタイム中にメイクはいつからできる?
- 術式にもよりますが、当日や翌日から可能な場合があります。担当医師に確認しましょう。
- 内出血や腫れが強い場合は、コンシーラーやマスクなどでカバーする方法も医師に相談すると良いでしょう。
まとめ

二重埋没法は手軽に受けられる施術ですが、まぶたへの負担や糸の緩みなど、リスクや失敗例があることを理解することが大切です。
本記事で紹介した確認ポイントを押さえることで、初めての埋没法でも安心して施術に臨めます。
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