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二重切開で糸が出てきた?原因・対処法と再発防止策を徹底解説
二重切開を受けた後、まぶたから糸が出てきて驚いた経験はありませんか?
「糸が皮膚から出てきた…」「目の内側に違和感がある…」と不安になるのは当然です。糸の露出は珍しいことではなく、誰にでも起こりうる術後トラブルですが、そのまま放置すると炎症や化膿、傷跡の悪化、さらには二重ラインの崩れにつながる可能性があります。
二重切開法では、二重ラインを固定するためにまぶた内部に中縫いの糸を使用します。この糸は本来皮膚の下に隠れているものですが、術後の腫れやまぶたの動き、体の防御反応などによって、皮膚表面や目の内側(結膜側)に出てくることがあります。特に目の内側に糸が触れるとゴロゴロした違和感や痛みを感じることもあり、不安や焦りを感じる方が少なくありません。
しかし、糸の露出は適切な対応で改善できるケースがほとんどです。重要なのは「自己判断で触らず、早めに医師に相談すること」。放置せずに正しい処置を行えば、感染や傷跡悪化のリスクを最小限に抑えられます。
本記事では、二重切開後に糸が出てくる具体的な原因、糸が露出したときのリスク、正しい対処法、そして再発を防ぐための予防策まで、わかりやすく解説します。さらに、症状が出た場合にどのタイミングで受診すべきか、術後の生活で注意すべきポイントもご紹介。この記事を参考にすることで、術後の不安を軽減し、理想の二重を長く美しく保つための知識を身につけることができます。

二重切開後に糸が出てきたケース

二重切開手術のあとは、まぶたの内部で皮膚と瞼板(けんばん)を縫い合わせてラインを固定します。この縫合に使用される「中縫いの糸」は、基本的に皮膚の下に埋まったままですが、まれに時間が経ってから表面に出てくることがあります。
糸が出てくるタイミングは術後すぐの場合もあれば、半年〜数年後に突然現れるケースもあります。糸が皮膚表面にうっすら透けて見えたり、白っぽい点状のものが触れるような感覚があったりする場合、それが糸である可能性があります。
また、糸が治癒過程で皮膚の下に埋まってしまい、抜糸時に完全に取り除かれなかった場合、術後時間が経過してから何かの拍子に糸が皮膚表面に押し出されることもあります。一方で、糸が結膜側(目の内側)から出てくるケースもあります。眼球に触れると違和感や痛みを感じることがあり、放置すると角膜を傷つけてしまうリスクもあるため注意が必要です。
このように、「糸が出てきた」と一口に言っても、露出の方向や原因はさまざまです。次章では、その根本的な原因を詳しく見ていきましょう。
※瞼板(けんばん)とは、まぶたの縁にある、軟骨のように硬い板状の組織です。
二重切開後に糸が出てきた5つの原因

中縫い糸が出てくるのは単なる偶発的なトラブルではなく、まぶたの状態・体質・手術技術・術後ケアなど、複数の要因が絡んで発生することが多いです。ここでは、代表的な5つの原因をわかりやすく解説します。
原因1.傷口の感染
術後の傷口が細菌に感染すると、炎症によって膿がたまり、皮膚が内側から押し上げられて糸が出てくることがあります。特に注意したいのが、メイク汚れや手の雑菌です。術後まもなくの時期にアイメイクを再開したり、傷口を無意識に触ったりすると、感染のリスクが高まります。赤みや熱感、膿が出ている場合は、早めに施術を受けたクリニックへ相談することが大切です。
原因2.治癒過程の影響
まぶたの皮膚は非常に薄く、腫れや組織の収縮が起こりやすい部位です。治癒の過程で糸が押し出されるように動いたり、皮膚が引きつったりすることで、糸の一部が外に出てしまうことがあります。体質的に皮膚が薄い人や、術後の腫れが強かった人に多い傾向があります。
原因3.結膜側の糸露出
二重切開でラインを固定する際、縫い針が瞼板を貫通してしまうと、糸が目の内側(結膜側)に出てしまうことがあります。この場合、眼球に直接触れてゴロゴロした違和感を感じることが多く、角膜炎の原因になる場合もあります。
原因4身体の防御反応
人の体は「異物」を排除しようとする性質があります。まぶた内部に埋め込まれた医療用糸に対して、体が異物反応を起こし、糸の周囲に肉芽組織(コラーゲンのかたまり)を形成することがあります。この反応が強いと、糸が押し出されて表面に露出してしまうことがあります。
原因5.内部組織の不適切な処理
手術中に内部組織の処理が不十分だったり、縫合糸の固定が甘かったりすると、術後に糸が緩んで外れ、傷口から出てくるケースもあります。特に、経験の浅い医師による施術や、皮膚の厚みに合わない縫合方法を選んだ場合に起こりやすいトラブルです。
糸が出てきたときの3つのリスク

糸がまぶたから露出している状態をそのままにしておくと、見た目の問題にとどまらず、炎症や感染、二重ラインの崩れなど、深刻なトラブルにつながる可能性があります。
「ちょっとだけ出てるから大丈夫かも」と自己判断して放置してしまうと、後になって大がかりな修正手術が必要になるケースも少なくありません。ここでは、糸が出たまま放置することで起こりうる3つのリスクを詳しく解説します。
リスク1.感染や化膿
糸が外に出ている部分は、細菌が侵入しやすく非常に不衛生な状態です。放置すると炎症が悪化し、赤み・腫れ・膿が出ることもあります。重症化するとまぶたの組織が損傷し、再手術で除去や再縫合が必要になるケースもあります。
リスク2.傷跡の悪化
糸が皮膚を刺激し続けると、傷口が広がったり硬くなったりして、二重ラインに不自然な凹凸が生じます。また、修正手術の際に傷を再度切除する必要があるため、切除量が増え、元のラインを再現しづらくなるリスクもあります。
リスク3.二重ラインの崩れ
糸の露出によって縫合部が緩むと、二重ラインの形が崩れることがあります。左右差が生じたり、ラインが浅くなってしまう場合もあります。特に、一部だけ糸が外れているケースでは、まぶたの動きに違和感が出ることもあります。
糸が出てきたときの対処法3つ

糸が出てきた場合、慌てて自分で触ったり抜いたりするのは非常に危険です。不適切な処置は感染や傷跡の悪化、二重ラインの崩れにつながる可能性があります。では、糸が出てきたときには具体的にどのように対応すればよいのでしょうか?
ここでは、安全かつ効果的に糸トラブルに対処するための3つの方法を紹介します。早めに適切な対応を取ることで、炎症や傷跡悪化のリスクを最小限に抑えることができます。
対処法1.早めの受診が重要
糸が皮膚表面に出てきたら、すぐに手術を受けたクリニックに連絡をしましょう。もし他院で施術を受けた場合でも、美容外科や形成外科で対応可能です。早期に医師の診察を受けることで、糸を安全に除去し、炎症を最小限に抑えることができます。
特に以下のような症状がある場合は、早急な受診が必要です。
- 赤み・腫れ・膿がある
- 糸が明らかに見えている
- 目の中に異物感や痛みがある
- まぶたが熱を持っている
対処法2.自己処理は避ける
糸を指で触ったり、ハサミで切ろうとしたりするのは絶対にやめましょう。不衛生な手や器具で触れると、細菌感染のリスクが高まります。また、糸を引っ張ることで傷口が広がり、余計に悪化してしまう場合もあります。
ネット上で「ピンセットで抜いた」「自分で切った」といった体験談を目にすることがありますが、これは非常に危険です。必ず医師のもとで処置を受けましょう。
対処法3.応急処置
受診までの間は、患部を清潔に保つことが大切です。顔を洗うときは刺激の少ない洗顔料を使い、泡でやさしく洗い流してください。腫れや炎症が強い場合は、清潔なタオルで軽く冷やすと一時的に症状を和らげられます。ただし、氷を直接当てると刺激が強すぎるため、必ずガーゼなどを挟みましょう。

二重切開で糸が出ないようにするための予防策・ポイント3つ

二重切開後の糸の露出は、術後の不安や生活への影響につながることがあります。しかし、適切な施術と日々のケアを意識することで、多くの場合は予防が可能です。糸のトラブルを防ぎ、理想の二重を長く保つためには、医師選び・縫合の方法・術後の生活習慣の3つのポイントが非常に重要です。
ここでは、二重切開で糸が出ないようにするための具体的な予防策を詳しく解説します。これらを押さえておくことで、術後トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。
ポイント1.経験豊富な医師を選ぶ
二重切開の仕上がりやトラブル率は、医師の技術と経験に大きく左右されます。まぶた内部で糸を正しく固定するには、単に縫うだけでなく、まぶたの厚みや脂肪の量、皮膚の状態を考慮した微妙な調整が必要です。経験の少ない医師では、糸が浅くなったり、縫合が不十分になったりすることで、糸が皮膚表面に出やすくなります。
カウンセリング時には、以下のポイントを確認しましょう。
- どの層を縫うのか(皮膚の下、瞼板のどの部分など)
- 中縫いは何本入れるのか(多いほど二重は安定しますが、腫れや痛みにも影響)
- 糸の種類や固定方法(吸収糸か非吸収糸か、固定の深さや位置)
また、症例写真や口コミを参考に、術後トラブルへの対応力があるクリニックを選ぶことも大切です。たとえば、過去に糸の露出があった症例でも、適切に修正できているクリニックであれば安心です。
ポイント2.適切な縫合・固定
糸の種類や縫合方法も、糸の露出を防ぐ重要なポイントです。
- 吸収糸
時間とともに体内で溶けるため、術後数か月で自然に消失します。しかし、溶ける過程でまぶたの動きや腫れにより押し出されることがあります。 - 非吸収糸
長期間まぶたに残るため、より確実な固定が求められます。浅く縫うと糸が出やすく、深すぎると不自然な二重になるため、精密な縫合技術が必要です。
縫合時にはまぶたの厚みや皮膚の質に合わせた調整が欠かせません。たとえば、脂肪が多いまぶたの場合は、余分な脂肪を軽く処理しつつ、糸を深く安定させる必要があります。術前に医師と「どの糸を使うのか」「どの深さで縫うのか」を確認し、納得した上で施術を受けることが重要です。
ポイント3.術後の生活習慣・ケア
手術後の数週間は、まぶたへの刺激を最小限に抑えることが、糸の露出予防につながります。具体的には以下の点に注意しましょう。
- 目をこすらない:眠い時や花粉症の時でも、まぶたを強くこすると糸が押し出されやすくなります。
- 花粉症やドライアイの時期は目を保護する:目薬や保護用メガネで刺激を減らしましょう。
- アイメイクやクレンジングは優しく:擦らず、泡でやさしく洗い流す方法がおすすめです。
- 生活習慣に注意:寝不足や飲酒、塩分過多はむくみを引き起こし、まぶたへの負担が増えるため控えましょう。
また、術後のダウンタイム中は腫れが残ることがあります。この期間に温めすぎたり、強くマッサージしたりすることは避け、まぶたに余計な負荷をかけないことが大切です。
まとめ

二重切開後に糸が出てくると、「また失敗したのでは…」と不安になる方も多いですが、焦る必要はありません。糸の露出はまぶたの薄さや体質、治癒の過程によって起こり得るもので、適切な処置を行えば多くの場合は改善が可能です。
重要なのは、自己判断で触らず、早めに専門医へ相談することです。放置すると感染や炎症を引き起こすリスクがありますが、医師の処置を受ければ傷跡を最小限に抑えられます。また、今後のトラブルを防ぐためには、経験豊富な医師を選び、術後のケアを丁寧に続けることが何より大切です。
施術前に縫合の方法や糸の種類、アフターケア体制をしっかり確認しておきましょう。二重切開後に糸が出てきた場合、見た目の問題だけでなく、感染や二重ラインの崩れといったリスクも伴います。早めに医師に相談して適切に処置を行えば、多くのケースはきれいに治すことが可能です。
糸が露出する主な原因は、感染や治癒過程の影響、内部処理の不備など複数ありますが、再発を防ぐためには、経験豊富な医師を選び、術後ケアを丁寧に行うことが何より大切です。糸が見えて不安なときは、自分で触らず、必ずクリニックで診てもらいましょう。早めの対処と正しい知識が、理想の二重を長く保つための最善策です。
Leap beauty clinicでは、修正症例を多く手がける経験豊富な医師が在籍しており、糸の露出や二重ラインの崩れといったトラブルにも対応しています。初めての方でも安心して相談できるよう、丁寧なカウンセリングと個別に合わせた施術プランを提供しています。
まずは無料カウンセリングで、症状や希望に合わせた最適な対応を確認してみましょう。

監修ドクター
土門駿也統括院長

監修ドクター
土門駿也統括院長
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。
「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。
クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。