口唇縮小

口唇縮小(スマートリップ)で失敗しないために!失敗と感じる要因とダウンタイムについて専門医が解説

「たらこ唇がコンプレックス」「上品で薄い唇になりたい」といった悩みを根本から解消する選択肢として、「口唇縮小術(唇を薄くする手術)」があります。コンプレックス解消の有効な手段となり得ますが、一方で、一度行うと元に戻すことが非常に難しい手術とも言われています。「切りすぎて貧相になった」「感覚が戻らない」「傷跡が硬くて気になる」といった失敗や後悔の声も少なからず聞かれます。

本記事では、口唇縮小術の具体的な手術方法や効果から、なぜ「失敗」と感じてしまうのかその原因、そして術後に起こりうるデメリットやダウンタイムについて解説します。一生モノの唇を守りつつ理想に近づくために、施術を受ける前に知っておきたいリスクと、後悔しないためのクリニック選びのポイントをご紹介します。

口唇縮小術とは?唇を薄くする仕組み

口唇縮小術は、唇の余分な皮膚と粘膜、組織を切除して縫合し、唇の厚みを減らすことを目的とした外科手術です。上唇、下唇、あるいはその両方に行うことが可能です。

手術の仕組みと特徴:

  • 切開場所: 基本的に、唇の乾いている部分(ドライリップ)と湿っている部分(ウェットリップ)の境界線付近を切開することが一般的です。これにより、傷跡が口の中に隠れやすく、外から目立ちにくい特徴があります。
  • デザイン: 単に薄くするだけでなく、M字型に整えたり、全体的にボリュームを減らしたりと、希望に合わせてデザインを調整するケースが多いです。
  • 効果: 半永久的に唇を薄くする効果が期待できます。ヒアルロン酸溶解注射のように「気に入らなければ元に戻す」といったことは難しいと考えたほうが良いでしょう。

「失敗」「後悔」と感じる5つの主な原因

口唇縮小術は、医師の技術とセンスが結果に影響しやすい施術と言えます。多くの人が「失敗した」と感じてしまう主な原因として、以下の5つが挙げられます。

1. 切りすぎて薄くなりすぎた(貧相に見える)

深刻な失敗例として挙げられるのがこちらです。唇は加齢とともに自然に薄くなっていく傾向にある組織です。若いうちに極端に薄くしすぎると、将来的に鼻の下が長く見えたり、顔全体が貧相で老けた印象になったりする可能性があります。「もっと薄くしたい」と欲張りすぎると、修復困難な状態になるリスクも否定できません。

2. 口が閉じにくい・歯が見える

唇の組織を取りすぎると、物理的に唇が合わなくなり、口が閉じにくくなるケースがあります。常に口が開いた状態(ポカン口)になり、ドライマウスや口臭の原因になるほか、笑った時に歯茎が見えすぎるようになる可能性も考えられます。

3. 感覚麻痺(知覚鈍麻)が残る

術後、唇の感覚が鈍くなる「知覚鈍麻」が起こる可能性があります。多くの場合は数ヶ月〜半年程度で徐々に回復すると言われていますが、稀に痺れや違和感が長期間残ってしまうケースもあるようです。キスや食事の際の感覚に影響するため、生活の質に関わる重要なリスクと言えるでしょう。

4. 傷跡が硬い・凸凹する

粘膜は治癒力が高い部位と言われていますが、術後は「瘢痕(はんこん)」といって傷跡が硬くなる時期があります。この時期に唇が動かしにくくなったり、笑った時に引きつれや凸凹が生じたりすることがあります。通常は時間とともに馴染む傾向にありますが、縫合技術によっては段差が残る可能性もゼロではありません。

5. 左右差・デザインの不自然さ

人間の唇は元々左右対称ではありませんが、手術によって左右差が強調されてしまったり、不自然なカーブになってしまったりすることがあります。特に、笑った時の形まで計算してデザインされていないと、表情を作った時に違和感が出やすくなるかもしれません。

口唇縮小術のデメリットとダウンタイム

手術を受ける前に、以下のデメリットとダウンタイムについて十分に理解しておくことが大切です。

デメリット:

  • 不可逆性: 一度切除した組織は元に戻すことが非常に困難とされています。ヒアルロン酸注入などでボリュームを足すことは可能ですが、質感や形を完全に戻すことは難しいでしょう。
  • 術後の硬さ: 術後1〜3ヶ月程度は傷口が硬くなり、口を大きく開けにくくなることがあります。歯科治療やハンバーガーを食べるなどの行為が制限される可能性も考えられます。

ダウンタイム:

  • 腫れ: 術後2〜3日がピークと言われており、タラコ唇のように大きく腫れることがあります。マスクで隠せますが、食事や会話がしづらくなるかもしれません。大きな腫れは1〜2週間程度で引くことが多いようです。
  • 内出血: 唇や口周りに青紫色の内出血が出ることがありますが、一般的に1〜2週間程度で消失していく傾向にあります。
  • 抜糸: 術後1週間前後で行うのが一般的です。
  • 食事: 刺激物(辛いもの、熱いもの)は避け、ストローの使用も傷口に負担がかかる可能性があるため控えたほうが良いでしょう。

まとめ:後悔しない口唇縮小術ならLeap beauty clinicにご相談ください

口唇縮小術は、長年のコンプレックスを解消する大きな一歩となり得ますが、一度行うと元に戻せないからこそ、医師選びが何よりも重要です。「切りすぎて後悔したくない」「将来のことも考えてデザインしてほしい」という方は、ぜひLeap beauty clinic(リープビューティークリニック)へご相談ください。

当院では、単に唇を薄くするだけでなく、お顔全体のバランスや機能性、そして10年後、20年後の加齢変化まで見越した「一生愛せる唇」をご提案します。

  • Leap beauty clinicのアプローチ:
    • 徹底した対話: 患者様の「こうなりたい」を深く理解し、医学的な観点から最適な切除量をシミュレーションします。
    • 「切りすぎない」美学: 流行に流されず、あなたの本来の美しさを引き出す自然な仕上がりを追求します。時には手術をお止めすることも、医師の重要な責任だと考えています。
    • 安心のアフターケア: 術後の経過や不安にも親身に寄り添い、ダウンタイムをサポートします。

一人で悩まず、まずは専門医にお話を聞かせてください。あなたが自信を持って笑顔になれるよう、Leap beauty clinicが全力でサポートいたします。

監修ドクター

土門駿也統括院長

監修ドクター

土門駿也統括院長

2014年に日本医科大学を卒業後、4年ほど総合病院に勤務。
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。

「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。

クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。

土門駿也統括院長の詳しい経歴はこちら »