3DEライン

3DEラインで失敗?「効果なし」「すぐ戻る」の真実と後悔しないためのポイント

「横顔美人を目指したい」「切らずにEラインを整えたい」という思いから、「3DEライン」という施術に関心を持つ方は多いのではないでしょうか。

メスを使わずに鼻先や人中の形を整えられる手軽さが魅力とされていますが、一方で「失敗した」「効果が感じられなかった」「すぐに戻ってしまった」といった声も聞かれます。

本記事では、3DEラインの仕組みや期待できる効果、そしてなぜ「失敗」と感じてしまうのか、その原因やデメリット、リスクについて解説します。施術を受ける前に知っておくべきことや、後悔しないためのクリニック選びのポイントをまとめました。

3DEラインとは?切らずにEラインを目指す仕組み

3DEライン(スレッド・ノーズ・リフトなどとも呼ばれます)は、医療用の溶ける糸(スレッド)を鼻や人中周辺に挿入し、立体的な構造を作ることでEライン(エステティックライン)を整えることを目指す施術です。

主な特徴と仕組み:

  • メスを使わない: 注射針のような器具を使って糸を挿入するため、皮膚を切開する必要がありません。傷跡が針穴程度で済み、ダウンタイムが比較的短いのが特徴です。
  • 鼻先を高く・向きを変えるアプローチ: コグ(トゲ)のついた特殊な糸を鼻柱(鼻の穴の間)や鼻筋に挿入し、柱を作るようにして鼻先を高くしたり、上向きにしたりすることを目指します。
  • 人中の見え方を調整: 鼻柱と上唇の角度(鼻唇角)を調整することで、人中(鼻の下)が短縮して見え、間延びした印象を和らげる効果(Cカール形成)が期待できます。
  • 素材: 主にPDO(ポリジオキサノン)やPCL(ポリカプロラクトン)といった、体内で分解・吸収される医療用素材が使用されることが多いです。

「効果なし」「失敗」と感じる5つの原因

手軽さが魅力の3DEラインですが、期待通りの結果にならなかったと感じるケースもあります。多くの方が「失敗した」と感じる主な原因として、以下の5つが考えられます。

1. 劇的な変化を期待しすぎている

3DEラインは、糸の張力とボリュームで形状を変える施術であり、骨や軟骨を操作する外科手術(プロテーゼ挿入や鼻中隔延長術など)と比較すると、変化は穏やかな傾向があります。「高い鼻になりたい」「別人のようなEラインにしたい」といった大きな変化を求めると、「思ったより変わらなかった」と感じてしまうかもしれません。

2. 効果の持続期間(後戻り)への理解不足

使用する糸は体内で徐々に吸収されるため、効果は半永久的ではありません。

  • 持続期間の目安: 使用する糸の種類や本数によりますが、一般的に半年〜1年程度と言われています。
  • 後戻り: 糸が吸収されるにつれて、組織の癒着がなければ徐々に元の形状に戻っていくと考えられます。「数ヶ月で元に戻った」と感じるのは、この性質によるものです。永続的な効果を求める方にとっては、これが「失敗」と捉えられる要因になるかもしれません。

3. 糸のトラブル(突出・感染・透け)

稀にですが、物理的なトラブルが発生する可能性があります。

  • 糸の突出: 挿入した糸の先端が皮膚や粘膜を突き破って出てくることがあります。特に鼻先は皮膚に負担がかかりやすい部位と言われています。
  • 感染: 異物を挿入するため、細菌感染を起こして赤く腫れ上がることがあります。この場合、糸の抜去が必要になることがあります。
  • 透け・凹凸: 皮膚が薄い方の場合、糸の輪郭が透けて見えたり、ひきつれによる凹凸ができたりする可能性があります。

4. デザインの不一致(アップノーズ・豚鼻)

鼻先を高くしようとして糸で引き上げすぎると、鼻の穴が正面から見えやすくなる「アップノーズ」のような状態になることがあります。また、鼻柱部分に糸を入れすぎると、鼻柱が太くなり、イメージと異なる印象になることも考えられます。医師のセンスと技術力が問われる部分と言えるでしょう。

5. 痛みや違和感が続く

「切らない」とはいえ、異物を挿入して組織を引っ張り上げているため、術後は独特の痛みや「ジンジンする感じ」「笑うとつっぱる感じ」が数週間続くことがあります。これが予想以上に辛く感じられ、「やらなければよかった」と後悔するケースもあるようです。

3DEラインのメリット・デメリットまとめ

施術を検討する際は、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解しておくことが大切です。

メリット:

  • 切開不要で傷跡が目立ちにくい
  • 施術時間が短い傾向がある(15〜30分程度)
  • ダウンタイムが比較的短いとされる(腫れや内出血は数日〜1週間程度)
  • 自然な変化で周囲に気づかれにくい
  • ヒアルロン酸注入よりも鼻先を高くする効果が出やすいとされる(ヒアルロン酸は鼻先には注入できない、またはリスクがあるとされることが多いため)

デメリット:

  • 効果は一時的(定期的なメンテナンスが必要になる可能性があります)
  • 劇的な変化は期待しにくい
  • 感染や糸が出てくるリスクが考えられる
  • 一度入れると、修正や抜去が難しい場合がある(癒着や糸の種類による)
  • 繰り返すことで皮下組織が硬くなる(瘢痕化)可能性が指摘されています

あなたの理想のEラインを、Leap Beauty Clinicと一緒に見つけませんか?

3DEラインは、メスを使わずに理想の横顔に近づける魅力的な施術です。しかし、本記事でお伝えした通り、骨格や皮膚の状態に合わない施術を行えば、「効果がない」「すぐに戻った」という後悔につながるリスクもゼロではありません。

だからこそ、最初の「見極め」が何よりも重要です。

Leap Beauty Clinic(リープビューティークリニック)では、流れ作業のような施術は一切行いません。 経験豊富な医師が、あなたの鼻の高さ、皮膚の厚み、全体のバランスを丁寧に診察。「3DEラインで効果が出るのか」「他の方法が良いのか」を、メリット・デメリット含めて正直にお伝えします。

「自分にはどの施術が合っているのか分からない」 「失敗したくないから、まずは専門家に相談したい」

そんな不安や疑問をお持ちの方こそ、ぜひ一度当院のカウンセリングにお越しください。「とりあえず話を聞いてみるだけ」でも大歓迎です。

鏡を見るのがもっと楽しみになる、自信あふれる横顔への第一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか?

監修ドクター

土門駿也統括院長

監修ドクター

土門駿也統括院長

2014年に日本医科大学を卒業後、4年ほど総合病院に勤務。
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。

「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。

クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。

土門駿也統括院長の詳しい経歴はこちら »