二重全切開

二重切開法の施術後トラブル「傷跡がボコボコになる」原因と対策法

2025.10.31

二重切開を検討している方の多くが、「傷跡がボコボコにならないか心配」「まぶたのラインが不自然になったらどうしよう」と不安を感じています。
実際、二重切開は半永久的な二重を作る人気の施術ですが、縫合のズレや糸の締め方のムラ、皮膚や脂肪の厚みの違い、腫れや炎症の影響によって、術後にまぶた表面が凹凸（ボコボコ）して見えるケースがあります。二重切開後の傷跡に凹凸が残る場合、時間の経過で改善する可能性が高いですが、医師の縫合技術や体質、繰り返し手術している場合などに凹凸（ボコボコ）が残りやすいとされています。改善しない場合は、丁寧な縫合のやり直しや、ヒアルロン酸注射、ステロイド注射などの修正手術で目立たなくすることが可能です。
「傷跡が残った」「まぶたが凸凹してアイメイクが浮く」といったトラブルは、術前の準備不足やアフターケアの誤りが原因で起こることも少なくありません。

本記事では、二重切開後に傷跡がボコボコになる主な原因をはじめ、まぶたのタイプ別の注意点、術前に確認すべきポイント、術後の正しいケア方法を徹底的に解説します。
さらに、万が一ボコボコになってしまった場合の修正法など、改善に役立つ方法や、失敗を防ぐクリニック・医師選びのコツも紹介。

「自分のまぶたがボコボコになりやすいタイプか知りたい」「傷跡をきれいに治す方法を知りたい」「修正できるクリニックを探している」という方にとって、失敗を未然に防ぎ、理想の二重ラインを叶えるための実践的な情報をまとめています。

二重切開法で傷跡がボコボコになる原因とは？

二重切開の傷跡がボコボコになる原因は、施術の技術面やまぶたの状態、術後の経過など複数の要素が絡み合っています。まず縫合の不十分や糸の締め方の偏りです。手術中の糸の締め具合が均一でなかったり、縫合が浅すぎたり深すぎたりすると、まぶたに凹凸が生じやすくなります。特に皮膚が薄く柔らかい場合や脂肪量が多い場合には、わずかな縫合の違いでもボコボコが目立ちやすくなります。

次に、術後の腫れや炎症による組織の凹凸です。切開後の腫れは数日から数週間続くことがあり、炎症が強い場合には傷跡組織が不均一に形成され、凹凸が定着することがあります。最後に、皮膚や脂肪の厚み、左右差など個人差も影響します。まぶたの厚みや脂肪の量が左右で異なる場合、腫れや回復の過程で差が生じやすく、傷跡がボコボコになる原因となります。これらの要因は単独ではなく複合的に絡むことも多く、事前の診断や術後ケアでリスクを最小限に抑えることが重要です。

二重切開法の傷跡がボコボコになりやすいまぶたの特徴4つ

二重切開後の傷跡は、まぶたの構造や状態によって仕上がりが大きく左右されます。特に同じ施術でも、皮膚の厚みや脂肪量、左右差、過去の手術歴などによって凹凸やボコボコが目立つケースがあります。本章では、傷跡がボコボコになりやすいまぶたの特徴を具体的に解説し、術前にチェックしておくべきポイントをまとめます。自分のまぶたがどのタイプに当てはまるかを知ることで、施術方法や縫合技術、術後ケアの選択がしやすくなります。

特徴1.皮膚が薄く柔らかいまぶた

皮膚が薄く柔らかいまぶたは、縫合時の凹みや腫れの影響を受けやすく、傷跡が目立ちやすい特徴があります。特に部分切開で調整範囲が限られている場合、糸の締め具合や縫合の深さの差でわずかな凹凸が強調されてしまうことがあります。また、瘢痕が形成されやすく、一度凹凸ができると修正が難しくなる場合があります。そのため、皮膚が薄いまぶたの方は、縫合技術に優れた経験豊富な医師の選択が重要です。

特徴2.脂肪量が多いまぶた

脂肪が厚いまぶたは、切開後に皮膚と脂肪のバランスが崩れやすく、腫れが長引くとボコボコになりやすいです。脂肪が多いと、術後に膨らみが残ったり、左右差が生じやすくなるため、切除する脂肪の量や皮膚の切除範囲を慎重に設計する必要があります。また、脂肪を過剰に取りすぎると凹みが生じ、少なすぎると腫れや膨らみが残るため、まぶたの厚みに合わせたバランスが仕上がりの滑らかさを左右します。

特徴3.既往手術や外傷があるまぶた

過去に埋没法や切開法などの手術を受けたまぶたは、傷跡の組織が残っていたり、皮膚の伸び方が不均一になっていることがあります。そのため、再切開や修正手術の際に凹凸が出やすく、傷跡がボコボコになるリスクが高まります。既往歴がある場合は、医師による慎重なデザインと縫合、場合によっては瘢痕を避ける工夫が必要です。また、手術前に過去の施術内容や瘢痕の位置を正確に伝えることが、仕上がりの自然さを保つポイントです。

特徴4. ケロイド体質のまぶた

ケロイド体質の方は、傷が通常よりも盛り上がりやすく、まぶたの凹凸やボコボコが目立つリスクが高いです。手術後に瘢痕が厚くなることで、二重のラインが不自然に見えたり、腫れや赤みが長引くことがあります。ケロイド体質がある場合は、術前に医師に必ず伝え、縫合法の工夫や術後のケア（テープ固定やステロイド注入など）でリスクを最小限に抑える対策が重要です。

二重切開法の術後の傷跡ボコボコを防ぐ正しい3つのケア

二重切開術後のケアは、傷跡の仕上がりやボコボコ凹凸の予防に直結します。腫れや炎症を最小限に抑え、傷跡をきれいに保つためには、冷却や保湿、紫外線対策など正しいケアが欠かせません。ここでは、具体的なケア方法を詳しく解説します。正しいケアで傷跡や、傷跡がボコボコになるリスクを抑えていきましょう。

ケア1.腫れや炎症の抑え方

二重切開の術後は腫れや炎症が起こりやすく、放置するとボコボコ凹凸の原因になります。まず、手術当日から翌日までは冷却を徹底し、頭を高くして休むことで血流をコントロールし腫れを軽減できます。加えて、安静を心がけ、必要に応じて医師の指示による抗炎症薬や内服薬を使用することで、まぶたの腫れや痛みを抑えつつ、組織の回復を促すことが可能です。

ケア2.傷跡の保湿と紫外線対策

傷跡は乾燥や紫外線によって色素沈着や瘢痕の悪化が起こることがあります。軟膏や保湿クリームで適度に保湿し、紫外線が強い時間帯はサングラスや日傘で直接光を避けることが大切です。特に手術後1か月程度は色素沈着が起こりやすいため、日常生活でも注意を払いましょう。

ケア3.マッサージや圧迫の注意

自己判断で強いマッサージや圧迫を行うと、傷跡がさらに凹凸になったり炎症が悪化する可能性があります。術後に行う場合は、医師の指導に従った軽度のマッサージや圧迫が安全です。まぶたの腫れや硬さに応じて、回数や力加減を調整することが重要です。

万が一、二重切開後の傷跡がボコボコになった場合の3つの修正方法

二重切開の術後に傷跡が凹凸になってしまうことはありますが、適切な方法で修正すれば改善できます。傷跡のボコボコの程度やまぶたの状態に合わせて最適な方法を選ぶことが、自然で美しい仕上がりを取り戻すポイントです。

修正方法1.再手術（修正切開）

傷跡の凹凸が目立つ場合は、再度切開して整える「修正手術」が有効です。初回手術での縫い方や傷跡の状態を確認し、医師が再デザインして丁寧に手術を行うことで、凸凹を平らに整えられます。経験豊富な医師による精密な手術が、仕上がりの自然さを左右します。

修正方法2.ヒアルロン酸注入やレーザー治療

軽度の凹凸であれば、非手術で改善できる方法もあります。ヒアルロン酸注入では、凹んだ部分に適切な量を注入することで、まぶたの表面を平らに整え、ボコボコを目立たなくできます。また、レーザー治療（フラクショナルレーザーや色素沈着レーザーなど）により、瘢痕組織を柔らかくしたり、赤みや色素沈着を軽減することも可能です。腫れや赤みがほとんどなく、手術に抵抗がある方や軽度の修正を希望する方に適しています。ただし、深い凹凸や皮膚の厚みの差には限界があるため、改善の程度には個人差があります。

修正方法3.傷跡を柔らかくするケアや専用治療

傷跡が赤く盛り上がったり、硬くなっている場合には、保湿を中心としたケアや医療的な治療で改善が可能です。傷跡用の軟膏やシリコンジェル、テープ固定などを使用することで、瘢痕組織を柔らかくし、色や凹凸を目立たなくする効果があります。特に手術直後から医師の指導のもとでケアを行うと、傷跡が安定しやすく、改善効果も高まります。また、必要に応じてステロイド注射や低出力レーザーを併用することで、厚く盛り上がった瘢痕にも対応可能です。

二重切開法の傷跡の失敗を防ぐクリニック選びのポイント3つ

二重切開で失敗やボコボコを防ぐには、クリニック選びがとても重要です。経験豊富な医師や安心できるサポート体制のあるクリニックなら、仕上がりの満足度も高くなります。本章では、失敗を避けるためにチェックしておきたい3つのポイントをわかりやすく解説します。

ポイント1.症例写真と口コミを確認

クリニックや医師の症例写真を確認し、自然で滑らかな仕上がりが多いかをチェックします。口コミやレビューでは、実際の患者が術後どの程度満足しているか、腫れや凹凸への対応はどうだったかを把握できます。これにより、施術前に現実的な仕上がりイメージを持つことが可能です。

ポイント2.医師との信頼関係

希望や不安を正確に伝えられる医師かどうかは非常に重要です。カウンセリングで丁寧に説明してもらえるか、質問に納得のいく回答が得られるかを確認しましょう。信頼関係が構築されていれば、術後の微調整やケア指導も安心して受けられます。

ポイント3.アフターケア・保証体制

修正対応や相談窓口が整っているか、術後フォローが充実しているかを確認しましょう。万が一凹凸や腫れが長引いた場合にも、適切な対応を受けられる体制があると安心です。保証制度があるクリニックなら、費用面でも心配が少なくなります。

二重切開法の傷跡がボコボコになる事象に関するよくある質問（FAQ）

Q1. 傷跡の凹凸は完全に治りますか？

軽度の凹凸であれば、保湿やテープ固定、ヒアルロン酸注入などで目立たなくなることが多いですが、深い凹凸や皮膚の厚みの差が大きい場合は、再手術での修正が必要になることがあります。治療法や改善の程度は、まぶたの状態によって異なります。

Q2. 修正手術はいつ行うのが良いですか？

傷跡が安定するのは術後6か月～1年ほどかかる場合があります。赤みや腫れが残っている段階で行うと、傷跡が悪化する可能性があるため、医師と相談して最適なタイミングを決めることが重要です。

Q3. ヒアルロン酸注入やレーザーでどのくらい改善しますか？

軽度の凹凸や赤みであれば、数回の施術で目立たなくなることがあります。ただし、深い凹凸や硬く盛り上がった瘢痕には限界があり、場合によっては再手術が必要です。

Q4. ケアは自宅でもできますか？

軟膏や保湿、紫外線対策は自宅で行えますが、マッサージや圧迫は自己判断せず、必ず医師の指示に従うことが重要です。誤ったケアは凹凸や炎症の悪化につながることがあります。

まとめ

二重切開の傷跡の凹凸ボコボコは、まぶたの状態や施術方法、術後のケアによって左右されます。皮膚が薄い、脂肪量が多い、過去に手術歴がある、ケロイド体質など、自分のまぶたの特徴を知ることが、凹凸を防ぐ第一歩です。また、術後は腫れや炎症を抑え、傷跡の保湿や紫外線対策を行うことで、きれいな二重ラインを維持できます。さらに、症例写真や口コミで仕上がりを確認し、経験豊富な医師と信頼関係を築けるクリニックを選ぶことも重要です。

万が一ボコボコが残った場合でも、再手術や注入治療、専用ケアで改善できることがあります。まぶたの特徴を把握し、正しい術後ケアと安心できるクリニック選びを行うことで、自然で理想的な二重ラインに近づけるでしょう。

Leap beauty clinicでは、一人ひとりのまぶたに合わせた最適な施術プランを提案し、術前から術後まで丁寧にサポートしています。生活上の注意点や術後ケアの指導も徹底しており、自然で理想的な二重ラインを手に入れることが可能です。初めて切開法を検討する方でも安心して相談できる環境が整っており、理想の二重を手に入れるための準備を万全に行うことができます。

また施術に合わせ、得られる効果やご不明な点を無料カウンセリングにてご説明させていただきます。

監修ドクター

土門駿也統括院長