M字リップ形成

M字リップ形成で失敗?「切開」と「ヒアルロン酸」どっちがいい?リスクと後悔しないための知識を徹底解説

「アヒル口のような可愛い唇になりたい」「のっぺりした口元にメリハリが欲しい」…そんな願いを叶える手段のひとつとして、上唇のラインをM字型に整える「M字リップ形成」が挙げられます。愛らしい印象を目指せる一方で、「不自然になった」「傷跡が目立つ」「すぐ戻ってしまった」といった失敗や後悔の声も少なからず聞かれます。

本記事では、M字リップ形成の2つの方法(切開法とヒアルロン酸注入)の違いやメリット・デメリット、そしてなぜ「失敗」と感じてしまうのかその原因について解説します。あなたの理想の唇に近づくために、施術を受ける前に知っておきたいリスクと、後悔しないためのクリニック選びのポイントをお伝えします。

M字リップ形成とは?理想の「愛され唇」を作る仕組み

M字リップ形成は、上唇の下のライン(とくに中央部分)にアクセントをつけ、アルファベットの「M」のような美しいカーブを作ることを目指す施術です。

主な効果:

  • 立体的で魅力的な唇に: 平坦な唇に抑揚が生まれ、セクシーかつ可愛らしい印象に近づくことができます。
  • アヒル口効果: 口角が上がっているように見え、微笑んでいるような明るい表情を作りやすくなります。
  • 人中短縮効果: 上唇の中央にボリュームが出ることで、視覚的に鼻の下(人中)が短く見える効果も期待できます。

2つの施術方法:

  1. ヒアルロン酸注入: 注射でボリュームを足して形を作る「プチ整形」。
  2. 切開法(M字リップ形成術): 余分な皮膚や粘膜を切除・縫合して形を作る「外科手術」。

「切開」vs「ヒアルロン酸」どっちを選ぶべき?

それぞれの特徴を比較し、自分に合った方法を見極めることが大切です。

1. ヒアルロン酸注入(M字リップフィラー)

手軽に試したい方、ダウンタイムが取れない方に向いていると言えます。

  • メリット:
    • 切らないので傷跡が残りにくい傾向があります。
    • ダウンタイムがほとんどないと考えられています(直後からメイク可能な場合が多いです)。
    • 気に入らなければ溶かして元に戻すことが可能です。
    • 費用が比較的抑えられる傾向にあります。
  • デメリット:
    • 効果は一時的である場合が多いです(半年〜1年程度で吸収される傾向)。
    • 大幅な形状変更は難しい可能性があります(元々の唇の形に左右されやすい)。
    • 入れすぎると「ヒアル顔」と呼ばれる不自然な膨らみになるリスクも考えられます。

2. 切開法(M字リップ形成術)

半永久的な効果を求める方、元々の唇が分厚い方に向いていると考えられます。

  • メリット:
    • 効果が半永久的に続くことが期待できます。
    • 唇の厚みを減らしながら形を整えることが可能です(口唇縮小との併用ができる場合があります)。
    • シャープでくっきりとしたM字ラインを作りやすいと言われています。
  • デメリット:
    • ダウンタイムが長い傾向にあります(腫れや内出血が1〜2週間程度)。
    • 傷跡が残るリスクが考えられます。
    • 一度切ると元に戻すことが非常に困難です(修正が難しい)。
    • 費用が高くなる傾向があります。

「失敗」「後悔」と感じる5つの主な原因

M字リップ形成はデザインセンスが問われる施術と言えます。多くの人が「失敗した」と感じてしまう主な原因として、以下の5つが考えられます。

1. 不自然な形状(やりすぎ)

M字の谷(中央のくぼみ)を深くしすぎたり、山(両サイドの膨らみ)を尖らせすぎたりすると、魔女のような不自然な口元になってしまう可能性があります。「いかにも整形しました」という違和感が出る大きな要因のひとつと言えるでしょう。

2. 傷跡が硬い・凸凹する(切開法)

切開法の場合、術後数ヶ月は傷跡が硬くなる「拘縮(こうしゅく)」が起こることがあります。この時期に唇が動かしにくかったり、笑った時に引きつれや凸凹が目立ったりするケースがあるようです。通常は時間とともに改善する傾向にありますが、縫合の状態によっては段差が残る可能性も否定できません。

3. しこりができる(ヒアルロン酸)

ヒアルロン酸を一箇所に大量に注入したり、浅い層に注入しすぎたりすると、しこりになって触るとボコボコすることがあります。また、製剤が透けて青白く見える「チンダル現象」が起きる可能性もあります。

4. 左右差が目立つ

元々の唇の形や筋肉の動きに左右差がある場合、完全に左右対称にするのは困難なことが多いです。しかし、デザインや施術の調整不足によって、左右で形のバランスが崩れてしまうケースもあるようです。

5. 口が閉じにくい

切開法で皮膚や粘膜を取りすぎたり、ヒアルロン酸を入れすぎて唇が閉じなくなったりするケースが考えられます。ドライマウスの原因にもなり、機能的な問題に発展する恐れがあります。

M字リップ形成のダウンタイムと経過

ヒアルロン酸注入:

  • 腫れ・内出血: 数日程度で治まることが多いようです。
  • 完成: 直後から効果を実感しやすいですが、馴染むまで1〜2週間程度かかると考えられています。

切開法:

  • 腫れ: 術後2〜3日がピークと言われ、タラコ唇のように大きく腫れることがあります。マスクが必要になる場面が多いでしょう。
  • 抜糸: 術後1週間前後に行われるのが一般的です。
  • 食事: 刺激物は控え、大きく口を開ける動作は避けた方が無難です。
  • 完成: 傷跡の赤みが引き、硬さが取れて完成するまでには3〜6ヶ月程度かかると言われています。

まとめ:Leap beauty clinicで、あなただけの「愛されM字リップ」を

M字リップ形成は、わずかな数ミリの違いで顔全体の印象が大きく変わる、非常に繊細な施術です。だからこそ、私たちLeap beauty clinicは、技術力とデザインセンス、そして何よりも「お客様の理想を共有すること」を大切にしています。

当院では、手軽なヒアルロン酸注入から、半永久的な効果をもたらす切開法まで、お客様お一人おひとりの唇の状態やライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。「自分に似合う形がわからない」「失敗するのが怖い」という方も、まずは一度カウンセリングにお越しください。

無理な勧誘は一切行いません。経験豊富なドクターが、あなたの魅力を最大限に引き出す「世界に一つだけのM字リップ」を一緒に見つけ出します。Leap beauty clinicで、自信の持てる理想の口元を手に入れませんか?

監修ドクター

土門駿也統括院長

監修ドクター

土門駿也統括院長

2014年に日本医科大学を卒業後、4年ほど総合病院に勤務。
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。

「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。

クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。

土門駿也統括院長の詳しい経歴はこちら »