目の下のたるみ取り(切開法)
美容外科
目の下の余分な皮膚のたるみと脂肪を切除することで、目の下のしわ、たるみ、クマなどの症状を改善させる手術方法です。
下まつげの1〜2mmほど下を切開し、気になる脂肪や余分な皮膚を取り除きます。
目袋が目立つ方や、たるみの原因が目の下の脂肪(眼窩脂肪)であれば、併せて切除します。
皮膚はまつげの際で縫合するので、約1週間後の抜糸の時までは糸がついている状態となりますが、髪の毛よりも細い糸を使用しますので、時間の経過とともにまつげに隠れて目立たなくなります。
腫れや内出血が出ますので完成までに1~3ヵ月ほどかかります。
目の下のたるみは20代後半から加齢とともに進行し、ひどくなると目袋ができてしまいます。
しわ・たるみが軽度であれば「切らない目の下のクマ取り・たるみ取り」で切らずに脂肪を取り除くだけでも改善させることができます。
目次
このような方におすすめ(適応)
- 目の下のたるみやクマを改善・解消したい方
- 目の下の不自然なふくらみを取りたい方
- 目袋が目立つ方
- 老け顔に見られる印象を若々しい印象にしたい
- ヒアルロン酸注射や切らない目の下のクマ取り・たるみ取りを行ってもしわ・たるみが気になる方
- 「黒クマ」と「茶クマ」の方
目の下はなぜたるむのか?
様々な原因がありますが、多くは加齢によるものです。
コラーゲンやヒアルロン酸などの肌のハリや弾力に関係する成分が減り、目の下の皮膚がたるんでしまいます。特に若いころから紫外線を多く浴びている方や、ストレス・喫煙者、お肌の乾燥のケアを行っていない場合にはそれがより顕著になります。
また、目を支える靭帯や目の周囲の筋肉や組織が緩んだり、目の下の脂肪が増えるなどして目袋も作られます。
目の下のたるみは男性の方が目立つ
男性は女性に比べて脂肪量が多いため、男性の方が目の下のたるみや目袋が目立ちます。近年ではお化粧をする男性も増えましたが、お化粧で隠さない男性はダイレクトに年齢が出やすい部位ともいえます。 治療によって見違えるほど若返るため、喜ばれることが多い施術です。
傷跡は自然に治りますので男性にも安心してお受けできます。
目の下のたるみ取り(切開法)の施術方法
下まつげが生えているラインから約1〜2mm下の皮膚を切開します。余分な皮膚を切除し、眼窩脂肪(目の下の脂肪)が原因で目の下のたるみができている方は脂肪も併せて切除します。極めて細い糸で縫合して完成です。手術は局所麻酔で行いますが、極細針を用いますので痛みの心配はほとんどありません。
目の下のたるみ取り(切開法)の施術の流れ
カウンセリング・診察
施術前に医師とカウンセリングを行い、希望する仕上がりや適応を診察させていただきます。
洗浄
施術前にメイクを落としていただきます。 パウダールームにメイク落としや洗顔フォームをご用意しております。カウンセリング・診察は無料となっております。カウンセリングのみも可能ですのでお気軽にご相談ください。
写真撮影
施術前に写真撮影を行います。写真はカルテに保存するために撮影いたします。 また、モニターの方はWEBサイトやSNSに掲載するための写真を同時に撮影いたします。
デザイン
患者様一人ひとりのお悩みやお顔のバランスを見ながら入念にデザインさせていただきます。
消毒
手術室に移動し、看護師がお顔を丁寧に消毒していきます。
施術
麻酔がしっかりと効いていることを確認したら。決定したデザインをもとに施術に入っていきます。目の下のたるみ・クマ・シワなどの原因となっている垂れ下がった目の下の皮膚を切開して必要に応じて眼窩脂肪を取り除きます。切開部分の形を整えたあと、余った皮膚を切り取り形を整え、切開部分を縫合して施術完了となります。
目の下のたるみ取り(切開法)の施術について
治療時間 | 1時間~1時間半程度 |
通院 | 5~7日後に抜糸 |
麻酔 | 局所麻酔 ※笑気麻酔や痛み止め点滴など各種麻酔もご用意しております。 |
腫れ・痛み・内出血 | ・2~3日は痛みや熱感があります。 ・腫れは個人差がありますが、1~2週間程度で落ち着いていきます。 ・さらに腫れが引いて自然に仕上がるまでに1~2カ月ほどかかります。 ・完成までは個人差がありますが約半年かかります。 ・傷跡は1ヵ月程赤みがありますが、時間をかけて徐々に目立ちにくくなります。 ・内出血のために赤紫色になることがありますが、お化粧で隠せる程度で、1~2週間程度で消えますのでご安心ください。 |
メイク | 抜糸2日目から |
洗顔・入浴 | シャワー・洗顔は、傷口を濡らさないようにして当日から可能ですが、洗顔料の使用、入浴は(長湯を避けて)抜糸後2日目からになります。 |
コンタクト | 原則2日目から可能としていますが、抜糸をするまでの間は傷に負担を与えないよう施術後1週間は目の周りになるべく触れないことが望ましいです。 |
運動 | 激しい運動は1ヵ月後から、軽い運動は1週間後以降ご自身が可能な範囲で行ってください。 |
施術部位への刺激 | マッサージなど目元やその周りへの刺激があるような行為は施術後1ヶ月間はお控えください。 |
リスク・副作用 | 倦怠感・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・浮腫み・左右差・外反(アッカンベーの状態)・感染・傷跡の盛り上がり・凹み・色素沈着など |
注意事項 | 目の下のたるみ取り(切開法)をお受けになる当日は、目元を隠すために、サングラスまたは伊達メガネのご持参をオススメしております。 コンタクトは施術前に外していただきます。コンタクトケース・メガネを忘れずにご持参ください。 なお、アイプチを含むお化粧や、コンタクトはしないままの状態でお越しいただくと施術までスムーズに入れます。 |
その他 | 抜糸後、かさぶたが取れると糸が稀に残っていることや、術後経過とともに中縫いの糸が出てくる可能性がありますので、その際はご連絡ください。 抜糸までサウナや岩盤浴、激しい運動、飲酒などの血行を促す行為は腫れを長引かせる原因となる可能性もあるためお控えください。 また、喫煙は血流を滞らせる原因となるため、傷の治りが遅くなる可能性もありますので、術後しばらくはお控えください。 |
目の下のたるみ取り(切開法)の料金
通常 398,000円
モニター 348,000円
涙福形成 +98,000円
目の下のたるみ取り(切開法)のよくある質問
施術中の痛みが心配です。耐えられる痛みですか?
局所麻酔の際にチクッとしたお痛みがございますが麻酔がしっかり効いてしまえば痛みの心配はありません。当クリニックではお痛みが心配な患者様の為に笑気麻酔や、痛み止めの点滴など各種麻酔のご用意があります。カウンセリング時にご相談ください。
施術後の傷跡、内出血や腫れはどれくらいのものですか?
目の下のたるみ取り(切開法)のダウンタイムは個人差がありますが、腫れや内出血が1~2週間程度出る場合がありますが、お化粧で隠せる程度です。腫れが引いて傷跡が自然に仕上がるまでは1ヶ月程度、完成までは半年程度を目安にお考えください。
傷跡に関しましては、下まつ毛の生え際に沿って切開し、縫合します。そのため、術後の傷跡は下まつ毛のライン付近にできますので目立ちにくくなります。
仕事や日常生活は普段通りできますか?
腫れや縫合した糸が気にならなければ、翌日からの仕事や外出に問題ありません。
治療後に気を付けることはありますか?
治療後は色素沈着を防ぐため、紫外線対策が必要です。外出時は日焼け止めを使用してください。
たるみは完全になくなりますか?
下まぶたは、目を大きく開けたりする時に強く引っ張られるため、ゆとりを残す必要があります。その分のしわやたるみは多少残ります。
まつエクがついたままでも施術は可能ですか?
まつげエクステがついていても施術は可能です。しかし、施術中に抜けてしまうことがございますのでご了承ください。術後のまつ毛エクステやまつ毛パーマは1ヵ月程控えてください。