24時間対応
その他

なぜ脂肪吸引で死亡事故が起きるのか?リスクを抑えるためのクリニック選びと安全性を徹底解説

監修ドクター

土門駿也統括院長

監修ドクター

土門駿也統括院長

2014年に日本医科大学を卒業後、4年ほど総合病院に勤務。
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。

「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。

クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。

実績
  • 二重整形・目元手術 22,000件以上
  • リフトアップ手術 12,000件以上
  • クマ取り手術 5,500件以上
  • 脂肪吸引(顔・ボディ)1,300件以上
  • 鼻整形 1,100件以上
  • 豊胸手術 550件以上
  • 女性特有手術(乳頭・女性器)510件以上
    (2018年5月~2026年7月現在)

土門駿也統括院長の詳しい経歴はこちら »

脂肪吸引を検討しているものの、「脂肪吸引で死亡事故が起きたという話を見て怖くなった」「本当に安全に受けられるの?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

脂肪吸引は、皮下脂肪を吸引してボディラインを整える美容外科手術です。適切な適応判断と手術計画、安全管理のもとで行われる一方で、外科手術である以上、重篤な合併症の可能性を完全にゼロにすることはできません。

脂肪吸引の安全性を考えるうえでは、吸引技術だけでなく、術前評価・麻酔管理・手術範囲・全身管理・術後フォローまで含めて確認することが大切です。

本記事では、脂肪吸引で重篤な事故につながる可能性がある原因、注意したい合併症、リスクが高まりやすい条件、安全性を考えたクリニック選び、部位別の注意点、術後に見逃したくない危険なサインまで詳しく解説します。

目次

脂肪吸引の死亡事故はなぜ起きる?主な原因とメカニズム

脂肪吸引で生命に関わる事態が起きる原因は一つではありません。

手術中の出血や臓器損傷、血栓症、麻酔・薬剤に関係する合併症、感染、術後の異常の発見が遅れることなど、さまざまな要因が関係する可能性があります。

主に知っておきたい重篤な合併症として、次のようなものがあります。

  • 肺血栓塞栓症
  • 脂肪塞栓症・脂肪塞栓症候群
  • 局所麻酔薬中毒
  • 大量出血・血腫
  • 腹腔内臓器などの損傷
  • 呼吸・循環に関する麻酔合併症
  • 重症感染症

肺血栓塞栓症

肺血栓塞栓症とは、主に脚などの静脈にできた血栓が血流に乗って肺へ移動し、肺の血管を塞いでしまう状態です。

手術そのものに加え、長時間同じ姿勢でいること、術後に身体を動かしにくくなること、患者様自身の体質や既往歴、使用している薬剤など、複数の要因が血栓リスクに関係します。

突然の息苦しさ、胸痛、動悸、失神、意識状態の変化などが現れることがあり、重症の場合には生命に関わります。

術後に突然の呼吸困難や胸の痛み、意識障害などがある場合は、単なるダウンタイムと自己判断せず、緊急性の高い症状として対応する必要があります。

脂肪塞栓症・脂肪塞栓症候群

脂肪組織への操作に伴って脂肪成分が血管内へ入り、肺などの微小循環へ影響することがあります。

脂肪塞栓そのものが確認されても症状を示さないことがありますが、呼吸障害や神経症状などを伴う「脂肪塞栓症候群」として発症した場合には全身管理が必要になることがあります。

術中だけでなく、術後に症状が明らかになるケースもあるため、手術終了後の経過観察も重要です。

局所麻酔薬中毒

脂肪吸引では、施術方法に応じて局所麻酔薬を含む溶液を脂肪層へ注入することがあります。

局所麻酔薬が過量になった場合や、血中濃度が高くなった場合には、口周囲のしびれ、耳鳴り、金属味、興奮、意識変化、けいれん、不整脈などの症状を起こすことがあります。

麻酔薬の種類や投与量は、体格、健康状態、手術範囲、他の薬剤との組み合わせなどを踏まえて管理する必要があります。

手術中の出血や臓器損傷

脂肪吸引では「カニューレ」と呼ばれる細い管を脂肪層へ挿入して吸引します。

操作する層や方向を誤ると、血管や周囲組織を損傷する可能性があります。腹部では極めてまれながら、腹壁を越えて腹腔内臓器を損傷する合併症も報告されています。

大量出血や臓器損傷は外見だけでは分かりにくい場合があるため、手術中・術後の血圧、脈拍、症状などを適切に評価することが重要です。

麻酔・呼吸・循環管理

脂肪吸引では、手術範囲や患者様の状態に応じた麻酔方法が選択されます。

鎮静薬や麻酔薬を使用する場合には、呼吸状態や循環動態が変化する可能性があるため、酸素化、血圧、心拍などを確認しながら管理します。

また、脂肪吸引では注入する液体量、吸引量、出血量なども関係するため、体液バランスを考えた管理も必要になります。

脂肪吸引は「脂肪を取る技術」だけで完結するものではなく、患者様の全身状態を含めて管理する外科手術として考える必要があります。

脂肪吸引の安全性は統計だけでは判断できない

脂肪吸引による死亡事故について検索すると、「死亡率○%」「○千件に1件」といった数字を目にすることがあります。

しかし、脂肪吸引の安全性を一つの数字だけで判断することは適切ではありません。

研究によって対象患者、手術範囲、術式、調査年代、他の手術を同時に行ったかどうかなどの条件が異なるためです。

過去の統計は参考情報にはなりますが、自分自身の手術リスクをそのまま示す数字ではありません。

脂肪吸引で起こり得る合併症

脂肪吸引では、生命に関わる合併症以外にも、さまざまな症状・仕上がり上の問題が起こる可能性があります。

分類主な例ポイント
比較的よくみられる変化腫れ・内出血・痛み・むくみ・硬さ・しびれ程度・経過には個人差がある
仕上がりに関する問題左右差・凹凸・たるみ・取り残し・取りすぎ修正治療を検討する場合もある
術後合併症血腫・血清腫・感染・創部トラブル早期発見・治療が重要
重篤な合併症血栓塞栓症・重症感染・臓器損傷・麻酔関連合併症など緊急対応が必要になることがある

リスクは患者様と手術内容によって変わる

脂肪吸引のリスクは、全員が同じではありません。

  • 年齢や体格
  • 既往歴
  • 血栓症の既往・リスク因子
  • 喫煙・ニコチン使用
  • 服用している薬剤
  • 吸引する部位・範囲
  • 手術時間
  • 同時に行う他の手術
  • 麻酔方法
  • 術後の活動状況

などによって、安全管理上の注意点は変化します。

インターネット上の平均的な死亡率だけを見て「ほぼゼロだから安全」「数字があるから危険」と判断するのではなく、自分自身のリスクを診察で評価してもらうことが大切です。

脂肪吸引の安全性が心配な方へ

「脂肪吸引を受けたいけれどリスクが不安」
「自分の場合は何に注意すればいい?」
など、気になることは公式LINEからご相談ください。

脂肪吸引についてLINEで相談する

脂肪吸引を検討するときのクリニック選び5つのチェックポイント

脂肪吸引を検討する際は、価格や広告の印象だけでなく、手術前から術後までどのような安全管理を行っているかを確認することが大切です。

特に次の5項目をチェックしてみましょう。

1. 医師の経験・経歴・説明内容を確認する

担当医がどのような外科的トレーニングを受け、脂肪吸引をどの程度経験しているかは確認材料の一つです。

ただし、症例数が多いだけで手術の安全性や仕上がりが保証されるわけではありません。

症例数・経歴だけではなく、解剖を踏まえた説明があるか、自分の体格でどこまで吸引できるのか、できないことも説明してくれるかを確認しましょう。

2. 麻酔・手術中の管理体制を確認する

脂肪吸引の安全性を考えるうえでは、麻酔方法と手術中のモニタリングについて確認することも重要です。

  • どのような麻酔方法を予定しているか
  • 手術中に何をモニタリングするか
  • 麻酔・全身状態をどのような体制で管理するか
  • 異常が起きた場合の対応方法

などについて、カウンセリング時に質問してみましょう。

3. 術前評価を丁寧に行っているか

脂肪吸引前には、現在の健康状態や既往歴、服用薬などを把握することが重要です。

必要な検査は患者様の状態や手術内容によって異なります。血液検査や画像検査などが必要かどうかは、診察をもとに医師が判断します。

「何を検査するか」だけでなく、既往歴・服用薬・喫煙歴などを含めて、手術リスクを丁寧に確認しているかを見ることが重要です。

特に、持病やアレルギー、過去の血栓症、以前の手術歴、使用中の薬やサプリメントなどは、自己判断で省略せず医師へ伝えましょう。

4. 緊急時の対応体制を確認する

どれだけ慎重に手術を行っても、合併症の可能性を完全になくすことはできません。

そのため「何も起こらないこと」だけではなく、「何か起きた場合にどう対応するか」も重要です。

  • 術後に異変があった場合の連絡方法
  • 診療時間外の相談方法
  • 緊急時にどのような判断をするか
  • 高次医療機関への搬送が必要な場合の対応

などを事前に確認しておくと安心です。

5. 術後フォロー・修正について説明があるか

脂肪吸引は手術が終わった瞬間に治療が完了するわけではありません。

腫れ、内出血、硬さ、しびれ、左右差などを含めて経過を確認し、異常がないか診察することも大切です。

「絶対に失敗しません」「合併症は起きません」といった説明ではなく、起こり得るリスクと、その際の対応まで説明してくれる医療機関を選びましょう。

脂肪吸引のリスクが高まりやすい条件とは?

「一度の手術でできるだけたくさん脂肪を取ってほしい」という希望を持つ方もいます。

しかし、脂肪吸引は吸引量だけを競う治療ではありません。

安全性を優先しながら、患者様ごとに手術範囲や吸引量、手術時間などを計画することが重要です。

広範囲・大量の脂肪吸引

吸引範囲が広くなれば、手術時間や身体への負担、麻酔・輸液などの管理も複雑になる可能性があります。

ただし「何ccを超えたら必ず危険」「体重の何%なら必ず安全」と一律には判断できません。

安全な吸引量は固定された数字だけで決めるのではなく、患者様の体格・健康状態・手術範囲・麻酔方法などを踏まえて医師が総合的に判断する必要があります。

複数部位・他の手術との同時施術

複数の部位を同時に吸引したり、別の美容外科手術を同時に行ったりすると、手術時間や身体への負担が増える場合があります。

希望する施術をすべて一度に行うことが最適とは限りません。

安全性を踏まえて分割手術を提案された場合は、その理由について医師から説明を受けましょう。

喫煙・服用薬・既往歴

喫煙やニコチンの使用は、血流や創傷治癒などへ影響する可能性があります。

また、経口避妊薬など一部のホルモン製剤、抗凝固薬・抗血小板薬などは、手術前後の管理に影響する場合があります。

薬を自己判断で中止することは危険です。現在使用している処方薬・市販薬・サプリメントなどを医師へ伝え、休薬の必要性は処方医や担当医の指示に従ってください。

脂肪が少ない方への無理な吸引

脂肪吸引は「痩せている人ほど細くできる」という施術ではありません。

皮下脂肪が少ない状態で過度な吸引を行うと、凹凸、癒着、皮膚の質感変化などが目立ちやすくなる場合があります。

BMIだけで適応を決めるのではなく、脂肪の厚み、皮膚の状態、筋肉・骨格とのバランスなどを診察して判断する必要があります。

「できない」と説明する医師の判断も重要

患者様が希望する吸引量や複数部位の手術について、医師から「今回は行わない方がよい」「範囲を減らした方がよい」と提案されることがあります。

美容医療では希望を叶えることも大切ですが、安全性を超えてまで患者様の要望に応えることが良い医療とは限りません。

【部位別】顔・お腹・太ももの脂肪吸引で注意したいリスク

脂肪吸引では、施術する部位によって周囲にある血管、神経、筋肉、臓器などの構造が異なります。

そのため、同じ脂肪吸引でも注意点は部位ごとに異なります。

部位主な注意点仕上がり面の注意
顔・顎下神経・血管・気道周囲の構造左右差・凹凸・取りすぎ
腹部腹壁・血管・深部組織への配慮凹凸・たるみ・左右差
太もも広範囲手術・術後活動量への配慮左右差・凹凸・ラインの不自然さ

顔・顎下の脂肪吸引

顔や顎下は狭い範囲に重要な神経・血管が存在するため、解剖学を理解したうえで適切な層を操作する必要があります。

出血や神経損傷、感染などに加え、術後に大きな腫脹や血腫が起きた場合には周囲組織への圧迫にも注意が必要です。

美容面では左右差、凹凸、取りすぎによるくぼみなどが問題になることがあります。

腹部の脂肪吸引

腹部は比較的広い範囲を吸引することがある部位です。

皮下脂肪の深さや腹壁の構造を確認しながら操作する必要があります。まれではありますが、深部への誤ったカニューレ操作による腹腔内損傷は重篤な合併症となる可能性があります。

過去に腹部手術を受けたことがある方や、ヘルニアなどが疑われる方では、必要に応じて追加の評価を検討します。

腹部脂肪吸引を受ける全員に特定の画像検査が必須とは限りません。既往歴や診察所見などに応じ、必要な術前検査を医師が判断します。

太ももの脂肪吸引

太ももは広範囲を施術することが多く、長時間の手術になった場合には全身状態や術後の活動についても配慮が必要です。

また、単にたくさん脂肪を取るのではなく、膝周り、内側、外側、前面、後面などのつながりを考えてデザインしないと、左右差や不自然なラインにつながることがあります。

どの部位でも共通するのは、「吸引量の多さ」より、必要な脂肪を適切な層からバランスよく吸引することが重要だという点です。

自分の体格・希望部位でも脂肪吸引できる?

「複数部位を受けたい」
「服用中の薬がある」
「自分の脂肪量でも適応になる?」

など、施術前に確認しておきたいことは公式LINEからご相談ください。

公式LINEで相談する

脂肪吸引後に異変を感じたら?見逃したくない危険なサイン

脂肪吸引の安全管理は、手術室を出たら終わりではありません。

術後には痛み、腫れ、内出血、むくみ、つっぱり感などが生じることがありますが、中には通常のダウンタイムでは説明できない症状が現れることもあります。

すぐに医療機関へ相談したい症状

次のような症状がある場合は、自己判断で長時間様子を見ず、手術を受けた医療機関または適切な救急医療機関へ相談してください。

  • 突然の強い息苦しさ
  • 胸の痛み・強い動悸
  • 意識がもうろうとする、反応がおかしい
  • 失神
  • 急激に悪化する強い痛み
  • 大量の出血・止まりにくい出血
  • 急激な腹部膨満や強い腹痛
  • 高熱や悪寒など感染を疑う症状
  • 片脚だけの著しい腫れ・痛みなど

ただし、重篤な合併症の症状が必ず上記の形で現れるとは限りません。

呼吸困難、意識障害、激しい胸痛など緊急性が高い症状がある場合は、クリニックからの折り返しを待つことにこだわらず、救急要請を含めて速やかに医療へつなげることが重要です。

家族・付き添いの方が気づく変化も重要

麻酔・鎮静後や体調不良時には、本人が異変を正確に判断できないことがあります。

付き添いの方がいる場合には、「普段と比べて受け答えがおかしい」「呼吸が苦しそう」「急に顔色が悪くなった」などの変化がないか確認することも大切です。

帰宅方法や術後に一人で過ごしてよいかどうかについては、受ける麻酔・手術内容によって異なるため、事前にクリニックの指示を確認してください。

異変を感じたときの行動

術後に異変を感じた場合は、次のような順序で対応を考えましょう。

  1. 症状の内容・発症した時間・悪化の有無を確認する
  2. 手術を受けたクリニックから指示されている連絡先へ相談する
  3. 医療機関から来院・救急受診の指示があれば速やかに従う
  4. 呼吸困難や意識障害など緊急性が高い場合は救急要請を検討する
  5. 手術内容や使用薬剤など、分かる情報を受診先へ伝える

「せっかく手術を受けたから」「大げさだと思われたくない」といった理由で連絡をためらう必要はありません。

重篤な合併症では早期発見・早期対応が重要です。「いつものダウンタイムと違う」と感じたら、まず医療機関へ確認することをおすすめします。

脂肪吸引を安全に検討するために患者様自身ができること

脂肪吸引の安全性は医師・クリニックだけに任せるものではなく、患者様自身が正しい情報を伝え、術前・術後の指示を守ることも重要です。

カウンセリングから術後まで、次の流れを意識しましょう。

  1. 持病・アレルギー・過去の手術歴を正確に伝える
  2. 使用中の薬・サプリメントを伝える
  3. 喫煙・ニコチン使用について申告する
  4. 希望する吸引部位と優先順位を医師へ伝える
  5. 無理な吸引量・広範囲手術を求めない
  6. 手術前後の注意事項を守る
  7. 処方薬を指示どおり使用する
  8. 術後の異変を自己判断で放置しない
  9. 必要な経過観察・検診を受ける

「最新機器だから安全」とは限らない

脂肪吸引ではさまざまな機器やカニューレが使用されています。

機器の特徴は治療を検討する際の一つの情報になりますが、特定の機械を使うだけで重篤な合併症を防げるわけではありません。

医師の解剖学的理解、手術計画、適切な患者選択、手術中の管理、術後フォローなどを含めて考える必要があります。

料金の安さだけで判断しない

脂肪吸引は自由診療であり、料金体系はクリニックによって異なります。

価格が高いから安全、安いから危険と一律に判断することはできません。

比較する際には、表示価格だけでなく、次の内容を確認しましょう。

  • 施術範囲
  • 麻酔費用
  • 術前検査
  • 圧迫着などの費用
  • 薬剤費
  • 術後検診
  • 修正・再診に関する規定

極端に安い広告価格だけを見て即決せず、「その金額に何が含まれているのか」「追加料金が発生する条件は何か」を契約前に確認してください。

まとめ|脂肪吸引の死亡リスクを必要以上に恐れず、安全性を確認して判断しよう

脂肪吸引は、皮下脂肪を減らしてボディラインを整えることができる外科手術です。

一方で、肺血栓塞栓症、脂肪塞栓症候群、局所麻酔薬中毒、出血、臓器損傷、感染など、重篤な合併症の可能性が存在します。

重要なのは、死亡事故について知ったことで必要以上に恐怖を感じることではなく、「どのような状況でリスクが高まるのか」を理解したうえで医療機関を選ぶことです。

脂肪吸引を検討する際には、次のポイントを確認しましょう。

  • 自分が脂肪吸引の適応なのか
  • どの程度の範囲・吸引量を予定しているのか
  • 術前にどのような評価を行うのか
  • どのような麻酔・モニタリングを行うのか
  • 緊急時にどのように対応するのか
  • 術後にどのようなフォローを受けられるのか
  • どのような症状が出たら連絡すべきなのか

「脂肪吸引は絶対安全」と考えるのでも、「死亡事故があるから危険」と一括りにするのでもなく、自分の身体と手術内容に応じたリスクを理解し、納得したうえで治療を選択することが大切です。

また、脂肪吸引は体重を大幅に減らすことを目的とした肥満治療ではありません。脂肪細胞の一部を吸引することで局所的なボディラインを整える治療であり、術後も体重増加によって残った脂肪細胞が大きくなる可能性があります。

「自分の体型で脂肪吸引が適しているのか」「希望している範囲を一度に施術できるのか」「安全性について詳しく確認したい」という方は、まず医師の診察を受けて相談することをおすすめします。

脂肪吸引の安全性について相談したい方へ

「脂肪吸引を検討しているけれど安全性が不安」
「自分の場合のリスクを知りたい」
「どのくらいの範囲まで施術できる?」

脂肪吸引について
脂肪吸引は、皮下脂肪へカニューレを挿入し、脂肪の一部を吸引することでボディラインを整える外科手術です。適応、吸引範囲、吸引量、手術方法は患者様の体格や脂肪量、皮膚の状態、健康状態などによって異なります。

主なリスク・副作用
腫れ、内出血、痛み、むくみ、硬さ、つっぱり、しびれ、感覚変化、傷跡、色素沈着、左右差、凹凸、たるみ、血腫、血清腫、感染、創傷治癒遅延などが生じる可能性があります。まれに血栓塞栓症、脂肪塞栓症候群、重症感染、臓器損傷、麻酔に関連する合併症など、重篤な合併症が起こる可能性があります。

ダウンタイムについて
症状の程度や回復期間には個人差があります。また、施術部位・吸引範囲・同時に行う施術などによっても経過は異なります。術後は担当医から説明された注意事項に従ってください。

麻酔について
麻酔方法は患者様の状態、手術内容、希望などに応じて検討します。使用する麻酔の種類や方法については、診察・カウンセリング時に医師よりご説明いたします。

緊急時について
突然の呼吸困難、胸痛、意識障害、大量出血など緊急性が高い症状がある場合には、自己判断で経過観察せず、救急要請を含めて速やかに医療機関へ相談してください。