
男性の脂肪吸引とは?お腹・顔・胸の効果や費用、ダウンタイム、内臓脂肪との違いを医師が解説
監修ドクター
土門駿也統括院長

監修ドクター
土門駿也統括院長
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。
「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。
クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。
- 二重整形・目元手術 22,000件以上
- リフトアップ手術 12,000件以上
- クマ取り手術 5,500件以上
- 脂肪吸引(顔・ボディ)1,300件以上
- 鼻整形 1,100件以上
- 豊胸手術 550件以上
- 女性特有手術(乳頭・女性器)510件以上
(2018年5月~2026年7月現在)
「筋トレや食事管理を続けても、お腹や腰回りの脂肪だけが残る」「体重はそれほど重くないのに、二重顎が気になる」「Tシャツを着たときの胸の膨らみをすっきりさせたい」。このような悩みから、脂肪吸引を検討する男性もいます。
男性の脂肪吸引で重要なのは、単純に身体を細くすることではありません。男性の場合は、骨格や筋肉のつき方を確認しながら、腹部・腰・胸・顎下などの余分な皮下脂肪へアプローチし、自然に引き締まったボディラインを目指すことが大切です。
男性の脂肪吸引は「何cc取れるか」だけで考えるのではなく、筋肉・骨格とのバランスを見ながら「どこを取り、どこを残すか」を考えることが重要です。
また、男性のぽっこりお腹では皮下脂肪だけでなく、内臓脂肪が関係していることがあります。脂肪吸引の対象となるのは基本的に皮下脂肪であり、内臓脂肪そのものを吸引する手術ではありません。
この記事では、心臓血管外科から美容外科まで外科医として診療してきた私、Leap beauty clinic統括院長の土門が、男性の脂肪吸引について、お腹・顔・胸などの部位別の特徴、内臓脂肪との違い、男性らしいボディラインを考えるうえでのポイント、ダウンタイム、リスク、費用、医師選びまで詳しく解説します。
男性の脂肪吸引とは?女性との違いも解説
脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管を皮下へ挿入し、特定の部位に蓄積した皮下脂肪を吸引する外科手術です。
男性だから脂肪吸引の仕組みそのものが変わるわけではありません。しかし、希望するボディラインや脂肪のつき方、筋肉・骨格とのバランスが異なるため、デザインの考え方には違いがあります。
- お腹や腰回りをすっきり見せたい
- 腹筋・胸筋などのラインを自然に見せたい
- 顎下の脂肪を減らしてフェイスラインを整えたい
- 胸の膨らみを目立ちにくくしたい
- スーツやTシャツを着たときのシルエットを整えたい
こうした希望に対し、単純に脂肪を最大限取るのではなく、患者様の骨格や筋肉量を見ながら吸引範囲を決めていきます。
脂肪吸引は「体重を落とす手術」ではない
脂肪吸引について最初に知っていただきたいのは、体重減少を目的とした手術ではないということです。
脂肪吸引の目的は、運動や食事管理だけでは変化させにくい特定部位の皮下脂肪へアプローチし、ボディラインを整えることです。
肥満そのものの治療や、内臓脂肪を減らすことを目的として脂肪吸引を受けるものではありません。
脂肪吸引で取れるのは皮下脂肪|内臓脂肪との違い
男性のお腹が前へ出て見える原因には、皮下脂肪だけでなく内臓脂肪、筋肉の状態、骨格、姿勢などさまざまな要素が関係します。
その中でも、脂肪吸引で直接アプローチするのは皮膚と筋肉の間に存在する皮下脂肪です。
| 比較項目 | 皮下脂肪 | 内臓脂肪 |
|---|---|---|
| 主な位置 | 皮膚の下 | 腹腔内の臓器周辺 |
| 脂肪吸引 | 対象となる | 対象とならない |
| 見た目への影響 | 腹部・腰などの厚みとして現れる | 腹部全体の突出に関係することがある |
| 主な対策 | 食事・運動、適応があれば脂肪吸引 | 食事・運動など生活習慣の改善、必要に応じて医療機関へ相談 |
「つまめる=必ず皮下脂肪」と自己判断しない
皮下脂肪は皮膚の下にあるため、腹部の厚みとして触れることができます。しかし、実際のお腹の突出には皮下脂肪と内臓脂肪が同時に関係していることもあります。
お腹の脂肪吸引で重要なのは、「自分のお腹がどの程度、皮下脂肪によって大きく見えているのか」を診察で確認することです。
内臓脂肪が多い場合は脂肪吸引だけでは改善できない
内臓脂肪は腹腔内にあるため、脂肪吸引で除去する対象ではありません。食事や運動などによる体重管理が基本となり、生活習慣病などが気になる場合には適切な医療機関で評価を受ける必要があります。
内臓脂肪による腹部の突出が大きい方に脂肪吸引を行っても、「お腹全体が完全に平らになる」とは限りません。術前に現実的な変化を確認することが重要です。

自分のお腹は脂肪吸引で変わる?
ぽっこりお腹の原因は、皮下脂肪・内臓脂肪・骨格・筋肉などによって異なります。「脂肪吸引の適応なのか」「どの範囲を吸引できるのか」は、診察で確認することが大切です。
男性の脂肪吸引で相談が多い部位|お腹・顔・胸
男性の脂肪吸引では、腹部・腰、顎下・頬、胸などが相談される部位です。それぞれ脂肪のつき方や目指すラインが異なります。
お腹・腰周りの脂肪吸引
腹部や腰は、男性が体型の変化を感じやすい部位です。正面のお腹だけではなく、側腹部や腰まで脂肪がつくと、スーツやシャツを着たときにも厚みが目立ちやすくなります。
腹部脂肪吸引では、単に前面だけを平らにするのではなく、側腹部や腰とのつながり、腹直筋や腹斜筋の位置などを考えながらデザインします。
顎下・頬の脂肪吸引
体重は標準的でも、顎下に脂肪がついていると二重顎に見えたり、フェイスラインがぼやけて見えたりすることがあります。
顎下や頬の脂肪吸引では、顔全体を小さくするというより、必要な脂肪を残しながら輪郭を整えることが重要です。
胸の脂肪吸引
「Tシャツを着たときに胸が膨らんで見える」「体重を落としても胸だけ残る」といった男性から相談を受けることもあります。
ただし、男性の胸の膨らみは脂肪だけが原因とは限りません。乳腺組織が関係する女性化乳房の場合もあるため、原因に応じた治療が必要です。
男性の脂肪吸引では、ただ細くするのではなく、骨格や筋肉に合った自然な厚みを残しながらラインを整えることが重要です。

筋肉を際立たせる「マッスルデザイン」とは?
男性の脂肪吸引では、腹筋や胸筋などの形を考慮して吸引範囲をデザインする考え方があります。一般に「ハイデフ脂肪吸引」「マッスルデザイン」などと呼ばれることがあります。
考え方の中心は、脂肪をすべて均一に取り除くことではありません。筋肉の位置や骨格を確認し、脂肪を減らす場所と残す場所を調整して、立体的なボディラインを目指します。
脂肪吸引で筋肉そのものが増えるわけではない
ここは非常に重要です。脂肪吸引によって腹筋や胸筋そのものを作ることはできません。
もともとの筋肉量、骨格、皮下脂肪の厚みなどによって、脂肪吸引後にどの程度筋肉のラインが見えるかは異なります。
「脂肪吸引だけで誰でもシックスパックになる」と考えるのは適切ではありません。筋肉量が少ない場合には、脂肪を減らしても自然にすっきりした腹部に仕上がることがあります。
男性の脂肪吸引では「取りすぎ」にも注意
脂肪を多く取れば取るほど良いわけではありません。
取りすぎによって凹凸や左右差が目立ったり、皮膚の状態によってはたるみが気になったりする可能性があります。
男性らしいボディラインを作るうえでは、「最大量を取る」より「完成形から逆算して必要な脂肪を取る」という考え方が大切です。

胸の膨らみが気になる男性は「女性化乳房」の可能性も
男性の胸が膨らんで見える原因には、脂肪組織だけでなく乳腺組織が関係している場合があります。
そのため、「胸を脂肪吸引すれば必ず平らになる」とは限りません。
脂肪が主体の場合
胸部の皮下脂肪が主な原因となって膨らんでいる場合には、脂肪吸引が治療方法の一つになります。
胸筋の輪郭や乳輪周囲とのバランスを見ながら余分な脂肪を吸引し、自然な胸部ラインを目指します。
乳腺組織が関係している場合
乳腺組織の発達が主体の場合には、脂肪吸引だけでは十分な改善が得られず、乳腺切除などを検討することがあります。
脂肪と乳腺の両方が関係している場合には、状態に応じて脂肪吸引と切除を組み合わせることもあります。
まず原因を診断することが重要
診察では、胸部の状態や既往歴、服薬状況などを確認し、必要に応じて追加の検査や他科での評価を検討します。
片側だけに硬いしこりがある、乳頭から分泌物が出る、皮膚に変化があるなどの場合には、美容目的の脂肪吸引だけで判断せず、適切な医療機関で原因を確認することが重要です。

胸の膨らみが脂肪なのか気になる方へ
男性の胸の膨らみは、脂肪だけでなく乳腺組織などが関係している場合があります。原因によって適した治療方法が異なるため、まずは診察で状態を確認します。
男性の脂肪吸引で使われるベイザーとは?
脂肪吸引には複数の方法があり、その一つが超音波を利用する脂肪吸引です。ベイザー(VASER)も、超音波を利用して脂肪組織へアプローチする方法として知られています。
超音波を利用して脂肪組織を処理したうえで吸引することで、医師がボディラインを調整する際の選択肢の一つとなります。
「ベイザーだから必ずきれい」ではない
脂肪吸引を調べていると、「ベイザーならダウンタイムがほとんどない」「必ず皮膚が引き締まる」といった情報を見ることがあります。
しかし、仕上がりには使用機器だけでなく、患者様の皮膚や脂肪の状態、吸引範囲、医師のデザイン・手技、術後経過など複数の要素が関係します。
機器名だけで脂肪吸引を選ぶのではなく、「自分の体型に対して、なぜその方法を使うのか」を医師から説明してもらうことが重要です。
超音波を使用する脂肪吸引にも、一般的な脂肪吸引のリスクに加えて熱損傷などのリスクがあります。使用する機器を含め、メリットだけでなくリスクについても説明を受けてください。

男性の脂肪吸引のダウンタイム|仕事は何日休む?
仕事をしている男性にとって、「何日休めばいいのか」は脂肪吸引を検討するうえで大きなポイントだと思います。
ただし、ダウンタイムは吸引部位・範囲・吸引量・仕事内容・体質などによって異なるため、「全員が3日で復帰できる」といった一律の説明はできません。
| 時期 | 主な経過の目安 | 生活上のポイント |
|---|---|---|
| 術後数日 | 痛み・腫れ・内出血・むくみなどが出やすい | 無理な活動を避け、医師の指示に従う |
| 1週間前後 | 強い症状は徐々に落ち着いていく | 仕事内容によって復帰時期を調整する |
| 2~3週間 | 日常生活は行いやすくなるが、むくみ・硬さなどが残ることがある | 激しい運動は医師の許可を確認する |
| 1~3ヶ月 | 拘縮・硬さ・つっぱりなどが徐々に変化する | 経過診察を受ける |
| 3~6ヶ月以降 | 腫れなどが落ち着き、ラインを評価しやすくなる | 体重管理と運動習慣を継続する |
※上記は一般的な目安であり、実際の経過には個人差があります。
デスクワークと身体を使う仕事では復帰時期が違う
デスクワークと、長時間立ち続ける仕事、重い荷物を持つ仕事では、術後に身体へかかる負担が異なります。
特に腹部や腰など広い範囲を吸引した場合は、立ち上がりや歩行など日常的な動作でも痛みやつっぱりを感じる場合があります。
痛みは「筋肉痛のよう」と感じる人もいるが個人差がある
脂肪吸引後の痛みについて「強い筋肉痛のようだった」と表現する患者様もいますが、痛みの感じ方には個人差があります。
当院では術式や患者様の状態に応じて術後の疼痛管理を検討します。エクスパレル麻酔を含め、使用する麻酔や適応については診察時に医師へご確認ください。
「周囲にバレたくない」という理由だけで無理に仕事へ復帰することはおすすめしません。手術範囲と仕事内容を医師へ伝え、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

仕事を休める日数が限られている方へ
脂肪吸引のダウンタイムは、吸引する部位・範囲・仕事内容によって異なります。カウンセリング時に仕事内容や希望する復帰日をお伝えいただければ、治療計画を考える際の参考にします。
脂肪吸引で考えられるリスク・副作用
脂肪吸引は外科手術です。ダウンタイムだけではなく、合併症についても理解したうえで施術を検討する必要があります。
- 痛み・腫れ・むくみ・内出血
- 感染
- 出血・血腫
- 漿液腫
- 傷跡・色素沈着
- 感覚の変化・しびれ
- 皮膚の凹凸・左右差
- 皮膚のたるみ
- 拘縮・硬さ・つっぱり
- 創傷治癒の遅れ
- 麻酔に伴う合併症
- 血栓症・肺塞栓などの重篤な合併症
- 深部組織の損傷
- 修正治療が必要となる可能性
脂肪吸引には、頻度は高くなくても血栓症や肺合併症、深部組織損傷など重篤な合併症が起こる可能性があります。「美容施術だから簡単」と考えず、リスク管理を含めて医療機関を選ぶことが重要です。
男性の脂肪吸引で後悔しない医師・クリニック選び
男性の脂肪吸引では、「どれだけ脂肪を取れるか」だけではなく、「どのような身体に仕上げたいのか」を医師と共有することが重要です。
症例写真は正面だけで判断しない
症例写真を見る場合には、正面だけではなく横・斜めからの変化、腹部と腰のつながり、左右差などを確認しましょう。
また、術直後は腫れなどがあるため、可能であれば十分に経過した症例も確認すると参考になります。
「どこを残すか」を説明できる医師か確認する
カウンセリングでは、「何cc取れますか?」だけではなく、次の点を確認することをおすすめします。
- どこから脂肪を吸引するのか
- なぜその範囲を吸引するのか
- どこに脂肪を残すのか
- 希望するラインを目指せるのか
- 皮膚のたるみが出る可能性はあるか
- どの程度のダウンタイムを想定するか
- 合併症が起きた場合にどのように対応するか
脂肪吸引は「たくさん取ってくれる医師」を探すのではなく、自分の骨格・筋肉・皮膚を見たうえで、取る脂肪と残す脂肪を説明できる医師を選ぶことが大切です。
術後フォロー・修正対応について確認する
脂肪吸引は、手術当日だけで完結する治療ではありません。術後の腫れ、拘縮、左右差などを経過観察しながら完成を見ていきます。
契約前に、術後診察の回数、緊急時の連絡方法、修正対応の条件、追加費用の有無などを確認しておきましょう。
Leap beauty clinicが男性の脂肪吸引で大切にしていること
私は2014年に日本医科大学を卒業後、心臓血管外科で外科医としてのキャリアをスタートしました。
心臓・血管外科では、出血管理、組織を丁寧に扱う技術、縫合、術中の判断、合併症を想定したリスク管理が求められます。その後、美容外科へ転身し、大手美容外科で川口院・高田馬場院・浜松院の院長を歴任しました。
100名以上の研修医・若手医師の指導にも携わり、現在は宇都宮のLeap beauty clinicで美容外科診療を行っています。
2018年5月~2026年現在までに、顔・ボディを含む脂肪吸引を1,300件以上経験してきました。
私が脂肪吸引で大切にしているのは、単純な吸引量ではありません。患者様の骨格・筋肉・皮膚・脂肪のつき方を確認し、「その人の身体として自然なライン」を考えてデザインすることです。
特に男性の場合、細くしすぎれば希望する男性らしさから離れてしまうことがあります。腹筋や胸筋の位置を見ながら、必要な厚みを残すこともデザインの一部です。
私はよく「得意手術は何ですか?」と聞かれますが、自信のない手術はメニューに入れないという考えで診療しています。
脂肪吸引が適しているのか、まず体重を落とした方がよいのか、胸の膨らみには別の治療が必要なのか。施術ありきではなく、診察したうえで治療方針を考えることを大切にしています。
宇都宮で男性の脂肪吸引をご検討の方へ
Leap beauty clinic統括院長の土門は、2018年5月~2026年現在までに、顔・ボディを含む脂肪吸引1,300件以上の症例を経験しています。
「お腹・腰回りをすっきりさせたい」
「二重顎が気になる」
「男性らしいボディラインを目指したい」
「自分が脂肪吸引に向いているか分からない」
という段階からご相談いただけます。まずは現在の脂肪の状態と、目指したい体型を確認します。
男性の脂肪吸引の費用|安さだけで決めないために
脂肪吸引の費用は、吸引する部位・範囲・麻酔・使用する機器・術後管理などによって変わります。
インターネット上にはさまざまな「相場」が掲載されていますが、実際に必要となる総額はクリニックや治療内容によって異なるため、最低価格だけで比較しないことが重要です。
見積もりで確認したい費用
- 脂肪吸引の施術費
- 麻酔費用
- 使用する機器に伴う費用
- 圧迫着などの費用
- 薬代
- 術前検査費用
- 術後診察・アフターケア費用
- 修正が必要になった場合の条件・費用
広告に表示されている最低価格だけでは、実際に必要な総額が分からない場合があります。契約前に「自分の場合の総額はいくらか」を書面で確認してください。
モニター価格で確認したいこと
モニター制度を利用する場合には、価格だけでなく写真・動画の公開条件を確認しましょう。
- 顔が公開されるのか
- 身体だけの掲載なのか
- SNS・ホームページ・広告など、どこへ掲載されるのか
- 掲載期間に定めがあるのか
- 通常施術との内容の違いがあるのか
- 追加費用が発生する可能性があるのか
脂肪吸引後はリバウンドする?体型維持の考え方
脂肪吸引では施術部位の脂肪細胞の一部を物理的に取り除きますが、「脂肪吸引をすれば、その後どれだけ食べても太らない」という意味ではありません。
残っている脂肪細胞は体重増加によって大きくなる可能性があります。また、施術していない部位を含めて身体全体の脂肪量が増えることもあります。
脂肪吸引は生活習慣の代わりになる手術ではなく、食事・運動だけでは変えにくい部分のボディラインを整えるための選択肢です。
術後の体型維持で意識したいこと
- 急激な体重増加を避ける
- 無理なく継続できる食生活を意識する
- 医師から運動再開の許可が出た後に運動習慣を戻す
- 筋力トレーニングと有酸素運動を体力に合わせて取り入れる
- 術後診察を受け、経過を確認する
術後マッサージは自己判断で始めない
脂肪吸引後には硬さやつっぱりなどの拘縮が生じることがありますが、マッサージを開始する時期や方法は術式・部位・経過によって異なります。
術後早期に強いマッサージを自己判断で行うのではなく、必ず施術を担当した医師の指示に従ってください。
男性の脂肪吸引に関するよくある質問
Q1. 男性でも脂肪吸引できますか?
男性も脂肪吸引を受けることができます。ただし、適応は皮下脂肪の量、健康状態、皮膚の状態、希望する仕上がりなどを診察したうえで判断します。
Q2. 脂肪吸引で内臓脂肪も取れますか?
脂肪吸引で対象となるのは皮下脂肪であり、腹腔内にある内臓脂肪を吸引する手術ではありません。内臓脂肪が多い場合は、食事・運動などによる体重管理が基本となります。
Q3. 脂肪吸引をすると腹筋が割れますか?
脂肪吸引で筋肉そのものが増えるわけではありません。皮下脂肪を減らすことで、もともとの筋肉のラインが見えやすくなる可能性はありますが、筋肉量や骨格などによって仕上がりは異なります。
Q4. 脂肪吸引は何日仕事を休めばいいですか?
一律には決められません。顎下など比較的小さな範囲と、腹部・腰など広い範囲では身体への負担が異なります。また、デスクワークか身体を使う仕事かによっても必要な休養期間が変わります。仕事内容をカウンセリング時にお伝えください。
Q5. 男性の胸の脂肪も脂肪吸引できますか?
脂肪が主な原因であれば脂肪吸引が治療方法の一つになります。ただし、乳腺組織が関係する女性化乳房では、乳腺切除など別の治療が必要になる場合があります。
Q6. 脂肪吸引をすればリバウンドしませんか?
脂肪吸引した部位でも、体重が増えれば残った脂肪細胞が大きくなり、体型が変化する可能性があります。術後も食生活や運動習慣を維持することが重要です。
Q7. たくさん脂肪を取った方がきれいになりますか?
必ずしもそうではありません。過度な吸引は凹凸、左右差、皮膚のたるみなどにつながる可能性があります。骨格や筋肉とのバランスを見ながら吸引量を決めることが重要です。
男性の脂肪吸引で大切なのは「最大限細くすること」ではなく、「自分の骨格や筋肉に合った自然なラインを目指すこと」です。
まとめ|男性の脂肪吸引は「取る量」よりデザインと適応判断が重要
男性の脂肪吸引は、お腹・腰、顎下・頬、胸などに蓄積した皮下脂肪へアプローチし、ボディラインを整えるための外科手術です。
今回のポイントをまとめます。
- 男性も腹部・腰・顎下・頬・胸などの脂肪吸引を検討できる
- 脂肪吸引で対象となるのは皮下脂肪で、内臓脂肪そのものは吸引できない
- 脂肪吸引は体重を落とすことを主目的とした手術ではない
- 男性では筋肉・骨格とのバランスを考えたデザインが重要
- 脂肪吸引だけで筋肉が増えるわけではない
- 男性の胸の膨らみには脂肪だけでなく乳腺組織が関係する場合がある
- ベイザーなどの機器だけで仕上がりが決まるわけではない
- ダウンタイムは施術範囲や仕事内容によって異なる
- 脂肪吸引には凹凸・左右差・感染・血栓症などのリスクがある
- 術後も体重管理や運動習慣が重要
私自身、心臓血管外科から美容外科へ進み、外科医として出血管理、組織の扱い、縫合、術中判断、リスク管理を学んできました。美容外科へ転身してからは、目元、リフトアップ、クマ取り、脂肪吸引、鼻、豊胸など幅広い手術に携わっています。
脂肪吸引は「脂肪をたくさん取る手術」ではなく、その人が目指す身体に合わせて、取る場所と残す場所を設計する手術だと私は考えています。
男性の脂肪吸引を検討しているものの、「自分のお腹は脂肪吸引で変わるのか」「何日仕事を休めばいいのか」「どの程度の変化を目指せるのか」が分からない方は、まず診察で現在の状態を確認することから始めてください。
男性の脂肪吸引について土門院長に相談する
Leap beauty clinicは宇都宮駅西口徒歩1分。お腹・腰、顎下・頬、胸など、現在気になっている部位と目指したいボディラインについてご相談ください。
執筆:Leap beauty clinic 統括院長 土門駿也
2014年、日本医科大学卒業。心臓血管外科・外科・集中治療・救命救急などの臨床経験を経て美容外科へ転身。大手美容外科で川口院・高田馬場院・浜松院の院長を歴任し、100名以上の研修医・若手医師の指導に従事。2024年、Leap beauty clinicを開院。
【症例実績(2018年5月~2026年現在)】
- 二重整形・目元手術:22,000件以上
- リフトアップ手術:12,000件以上
- クマ取り手術:5,500件以上
- 脂肪吸引(顔・ボディ):1,300件以上
- 鼻整形:1,100件以上
- 豊胸手術:550件以上
- 女性特有手術(乳頭・女性器):510件以上
【所属学会】
- 日本胸部外科学会 正会員
- 日本血管外科学会 正会員
- 日本心臓血管外科学会 正会員
- 日本外科学会 正会員
- 日本美容外科学会(JSAS)正会員
Leap beauty clinic
〒321-0964 栃木県宇都宮市駅前通り1-4-6 西口ビル5F
宇都宮駅西口徒歩1分
診療時間:10:00~19:00(最終受付18:00)
TEL:028-666-7103
脂肪吸引の治療概要
| 治療内容 | カニューレを用いて腹部・腰・顎下・頬・胸などの皮下脂肪を吸引し、ボディラインを整える自由診療の外科手術です。 |
|---|---|
| 治療期間・回数 | 通常は1回の手術を行い、その後、複数回の経過診察を行います。施術範囲や経過によって異なります。 |
| 主なリスク・副作用 | 痛み、腫れ、むくみ、内出血、出血、血腫、感染、漿液腫、傷跡、色素沈着、感覚変化、しびれ、拘縮、皮膚の凹凸・左右差・たるみ、創傷治癒の遅れ、麻酔に伴う合併症、血栓症・肺塞栓、深部組織損傷、修正治療が必要となる可能性など。 |
| 費用 | 【公開前にLeap beauty clinicで通常必要となる脂肪吸引の最新料金・総額の範囲を入力してください】 |
※脂肪吸引は自由診療です。実際の吸引部位、範囲、麻酔方法、必要な休養期間、術後経過などは患者様の状態によって異なります。
※本記事は男性の脂肪吸引に関する一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。施術の適応については医師の診察を受けてください。






