
脂肪吸引で行う豊胸手術とは?メリット・デメリットや定着率、失敗しないクリニック選びまで医師が解説
監修ドクター
土門駿也統括院長

監修ドクター
土門駿也統括院長
その後、東京中央美容外科の川口院、高田馬場院、浜松院で院長を務め、Leap beauty clinicを開院。
「医療とは患者様のQOL(生活の質)を100点に近づけることである」という医療観のもと、クマとり・二重埋没・脂肪吸引の施術を行う。
クマとり5,000件以上、二重・目元手術20,000件以上、脂肪吸引1,000件以上の施術実績。
- 二重整形・目元手術 22,000件以上
- リフトアップ手術 12,000件以上
- クマ取り手術 5,500件以上
- 脂肪吸引(顔・ボディ)1,300件以上
- 鼻整形 1,100件以上
- 豊胸手術 550件以上
- 女性特有手術(乳頭・女性器)510件以上
(2018年5月~2026年7月現在)
「バストアップしたいけれど、シリコンバッグなどの人工物を入れることには抵抗がある」「太ももやお腹の脂肪も一緒に減らしたい」。このような方が検討する豊胸方法の一つが、脂肪吸引と脂肪注入を組み合わせた「脂肪注入豊胸」です。
脂肪注入豊胸では、お腹や太ももなどから脂肪吸引によって脂肪を採取し、必要な処理を行ったうえでバストへ注入します。自分自身の脂肪を使用するため、自然な質感を目指しながら、脂肪を採取する部位のボディラインにも同時にアプローチできることが特徴です。
脂肪吸引豊胸で重要なのは「たくさん脂肪を吸って、たくさん胸へ入れること」ではありません。脂肪の採取・処理・注入、そして脂肪吸引部位のデザインまでを一つの手術として考えることです。
一方で、注入した脂肪がすべて残るわけではなく、脂肪壊死やしこり、感染、石灰化、左右差などのリスクもあります。採取できる脂肪量や希望するサイズによっては、脂肪注入よりシリコンバッグやハイブリッド豊胸が適している場合もあります。
この記事では、心臓血管外科から美容外科まで外科医として診療してきた私、Leap beauty clinic統括院長の土門が、「脂肪吸引 豊胸」で調べている方に向けて、脂肪注入豊胸の仕組み、メリット・デメリット、脂肪の定着を考えるうえで重要なポイント、ダウンタイム、他の豊胸方法との違い、クリニック選びまで詳しく解説します。
脂肪吸引による豊胸(脂肪注入豊胸)とは?
脂肪注入豊胸とは、ご自身のお腹・腰・太ももなどから脂肪吸引で脂肪を採取し、血液や麻酔液などの不要な成分をできるだけ取り除いたうえで、バストへ注入する豊胸術です。
一般的な流れは次の通りです。
- 脂肪を採取する部位とバストのデザインを決める
- お腹や太ももなどから脂肪吸引を行う
- 採取した脂肪を処理し、注入に使用する脂肪を準備する
- バストの状態を確認しながら脂肪を少量ずつ注入する
- 脂肪吸引部位とバストの両方を経過観察する
脂肪を「減らしたい場所」から採取して、「ボリュームを出したい場所」へ移動させるため、バストだけを見るのではなく、身体全体のプロポーションを考えてデザインできる点が大きな特徴です。
注入した脂肪が定着する仕組み
注入された脂肪細胞は、移植直後から十分な血流を得られるわけではありません。周囲の組織から酸素や栄養を受けながら生存し、その後、新しい血流が確立されていくことで移植組織として残っていきます。
そのため、一か所へ大量の脂肪を固めて注入するのではなく、周囲組織との接触を考えながら少量ずつ分散して配置することが重要です。
脂肪注入豊胸では「何cc入れたか」という量だけではなく、脂肪をどのような状態で採取し、どのように処理し、どこへどのように配置したかまで考える必要があります。
注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。定着の程度には体質、採取した脂肪の状態、注入方法、注入量、喫煙や体重変化など複数の要因が関係します。
脂肪吸引と豊胸を同時に行う「ボディデザイン」
脂肪吸引豊胸では、バストだけを大きくするのではなく、採取部位のラインも重要です。
例えば、太ももや腹部から適切に脂肪を採取しながらバストへボリュームを移すことで、身体全体のメリハリを考えた治療計画を立てることができます。
私は脂肪吸引を行う際、「脂肪を何cc取ったか」だけで手術を評価するべきではないと考えています。取りすぎれば凹凸や不自然なラインにつながる可能性がありますし、残すべき脂肪まで取ってしまえば全身のバランスを崩します。豊胸に使用する脂肪を確保しながら、採取部位そのものをきれいに整えることが重要です。

脂肪吸引で豊胸を行う4つのメリット
脂肪注入豊胸には、シリコンバッグとは異なる特徴があります。代表的なメリットを4つに整理します。
- 自分の脂肪を使用するため、自然な質感を目指しやすい
- シリコンバッグなどのインプラントを使用しない
- 脂肪吸引とバストアップを同時に行える
- 脂肪注入のための傷は比較的小さい
自然な見た目と触り心地を目指しやすい
脂肪注入豊胸では、自分自身の脂肪組織を使用します。定着した脂肪は周囲の組織となじむため、柔らかさや身体を動かしたときの自然な変化を重視する方に適した選択肢の一つです。
特に「大きさだけではなく自然さを重視したい」「人工物を入れたことが分かりにくい仕上がりを目指したい」という方から相談を受けることがあります。
インプラントを使用しない
脂肪注入ではシリコンバッグを挿入しないため、バッグ特有の破損や被膜拘縮などは生じません。
ただし、「自分の脂肪だからリスクがない」という意味ではありません。脂肪注入には脂肪壊死、しこり、嚢胞、感染、石灰化など別のリスクがあります。
脂肪吸引による部分痩せも同時に目指せる
豊胸に使用する脂肪を採取するため、お腹、腰、太ももなどのボリュームを減らしながらバストへ脂肪を移すことができます。
「バストだけを見る」のではなく、ウエスト・腰・太ももなどを含めて全身のシルエットを考えられることが、脂肪吸引豊胸ならではの特徴です。
脂肪注入の傷が比較的小さい
バストへの脂肪注入はカニューレを使用して行うため、バッグを挿入するための切開とは手術方法が異なります。一方、脂肪採取部位には脂肪吸引用カニューレを挿入するための傷が必要です。
傷跡が「完全になくなる」とは限りません。傷の色素沈着や目立ち方には体質・部位・術後経過による個人差があります。
脂肪注入豊胸のデメリット・リスク
脂肪吸引豊胸を検討する際は、メリットだけでなく限界やリスクを理解しておくことが重要です。
| デメリット・リスク | 内容 |
|---|---|
| 脂肪のボリューム減少 | 注入した脂肪のすべてが残るわけではなく、一部は吸収されます。 |
| 脂肪壊死・しこり | 血流が十分に得られなかった脂肪が壊死し、硬結やしこりになる可能性があります。 |
| 嚢胞・石灰化 | 術後にオイルシストや石灰化などが生じる場合があります。 |
| 感染 | 脂肪吸引部位・注入部位のいずれにも感染リスクがあります。 |
| 左右差 | もともとの左右差や定着の差によって左右差が残る可能性があります。 |
| 採取できる脂肪量の制限 | 痩せ型の方などでは必要量を確保できない場合があります。 |
| 脂肪吸引のダウンタイム | 採取部位に痛み・腫れ・内出血・むくみ・拘縮などが生じます。 |
一度に大幅なサイズアップを目指すには向かない場合がある
脂肪注入では、注入できる量が採取できる脂肪量や乳房側の状態などに左右されます。そのため、大幅なサイズアップを最優先する場合には、シリコンバッグなど別の選択肢が適していることがあります。
「何カップ上げられるか」だけで判断するのではなく、現在の胸郭、乳房の皮膚、脂肪量、希望する形を診察したうえで方法を選ぶことが重要です。
しこり・脂肪壊死の可能性がある
注入した脂肪が十分な血流を得られなかった場合、脂肪壊死を起こし、しこりや嚢胞、石灰化などにつながることがあります。
脂肪注入豊胸において「しこりが絶対にできない」「注入した脂肪がすべて定着する」と保証することはできません。リスクを理解したうえで治療を選択する必要があります。

脂肪吸引豊胸が自分に合っているか知りたい方へ
「十分な脂肪を採取できる?」「どの程度のサイズアップを目指せる?」など、適した方法は体型や希望によって異なります。まずは診察でご相談ください。
脂肪吸引の仕上がりを左右する吸引方法・機器の考え方
脂肪注入豊胸というと「胸への注入方法」に目が向きやすいのですが、最初の工程である脂肪吸引も非常に重要です。
脂肪を採取する際には、必要量を確保するだけではなく、太ももや腹部などの採取部位に不自然な凹凸を作らないようデザインする必要があります。
ベイザー脂肪吸引
ベイザー脂肪吸引は、超音波を利用して脂肪組織へアプローチし、脂肪吸引を行う方法です。採取量、部位、患者様の体型などを考慮しながら使用を検討します。
アキーセル
アキーセルは、振動するカニューレを用いて脂肪を吸引する方法です。脂肪吸引や脂肪注入で使用される機器の一つですが、機器を使用するだけで脂肪の定着や仕上がりが保証されるものではありません。
機器よりも「一連の手術設計」が重要
「どの機械が一番か」だけでクリニックを選ぶのではなく、脂肪吸引のデザイン、採取量、脂肪の処理、注入方法まで一貫して説明できる医師を選ぶことが重要です。
同じ機器を使用していても、吸引範囲やデザイン、カニューレ操作などによって結果は変わります。脂肪吸引部位とバストの両方を症例写真で確認するとよいでしょう。
脂肪の定着を考えるうえで重要な「脂肪の処理」
脂肪吸引によって採取したものには、脂肪組織だけでなく、麻酔液や血液、遊離した油分などが含まれる場合があります。
そのため、採取した脂肪をそのまま大量に注入するのではなく、術式に応じて遠心分離、洗浄、フィルターなどを用いて注入に使用する脂肪を準備します。
遠心分離による処理
遠心力を利用して成分を分離し、注入に適した脂肪層を使用する考え方があります。コンデンスリッチファット(CRF)なども脂肪を処理して使用する方法の一つです。
フィルターを利用した処理
フィルターを用いて不要な液体成分などを除去しながら脂肪を処理する方法もあります。ピュアグラフトなどが知られています。
「最新の加工方法だから必ず定着率が高い」とは限りません。脂肪注入豊胸の結果は、採取・処理・注入・患者様側の条件など複数の要素に左右されます。

脂肪の定着としこり予防を考えた注入技術
状態の良い脂肪を準備しても、注入方法が適切でなければ十分ではありません。脂肪をどの層へ、どの程度の量で、どのように配置するかが重要です。
少量ずつ分散して注入する
一か所に大きな脂肪の塊を作るのではなく、少量ずつ細かく配置することが基本的な考え方です。
移植された脂肪と周囲組織との接触を確保しやすくすることで、脂肪が生存できる環境を考えながら注入します。
複数の層へ立体的に配置する
バストは立体的な構造です。単に中央へ脂肪を集めるのではなく、患者様の組織の状態を確認しながら適切な層へ分散して配置します。
デコルテ側のボリューム、乳房下部、左右差など、どこへボリュームを追加したいのかによって注入デザインも変わります。
脂肪注入豊胸は「注入量を競う手術」ではありません。定着できる環境を考えながら、その方のバストに必要な場所へ適切に配置することが重要です。
必要に応じて複数回の施術を検討する
一度に無理な量を注入するのではなく、希望するボリュームや組織の状態によっては、経過を確認したうえで複数回に分ける方法を検討することがあります。
過剰な注入は脂肪壊死やしこりなどのリスクにつながる可能性があります。「多く入れれば多く残る」と単純に考えないことが大切です。
脂肪の定着やしこりが心配な方へ
脂肪注入豊胸では、脂肪の採取・処理・注入までを一つの手術として考えることが重要です。Leap beauty clinicでは、体型と希望するバストを確認したうえで治療方法をご提案します。
脂肪吸引豊胸のダウンタイムと術後経過
脂肪注入豊胸では、バストだけでなく脂肪吸引を行った部位にもダウンタイムがあります。
実際には「胸よりも脂肪吸引をした太ももやお腹の方がつらかった」と感じる方もいます。採取範囲によって身体への負担が変わるため、仕事や予定を含めて手術日を考える必要があります。
| 時期 | 脂肪吸引部位 | バスト |
|---|---|---|
| 術後数日 | 痛み・腫れ・内出血・むくみなどが出やすい | 張り・腫れ・痛み・違和感などが出る場合がある |
| 1~2週間 | 強い症状は徐々に落ち着くが、むくみなどが残る場合がある | 腫れが徐々に落ち着いていく |
| 1~3ヶ月 | 硬さ・つっぱり・拘縮などが徐々に変化する | 一部の脂肪が吸収され、ボリュームが変化する |
| 3~6ヶ月以降 | ラインが徐々に馴染む | 定着後のボリュームを評価していく |
※上記は一般的な経過の目安です。脂肪吸引範囲、注入量、術式、体質などによって異なります。
仕事復帰は仕事内容によって変わる
デスクワークと、長時間立ち続ける仕事、重い物を持つ仕事では身体への負担が異なります。
「何日で必ず仕事に戻れる」と一律に考えず、脂肪吸引する範囲や仕事内容をカウンセリング時に伝え、必要な休養期間を確認してください。
術後の運動・飲酒・入浴
激しい運動、飲酒、サウナ、長時間の入浴などは、術後早期の腫れや出血などへ影響する可能性があります。再開時期については術後経過を確認し、医師の指示に従いましょう。
急激な息苦しさ、胸痛、強い腫れや痛み、発熱、傷口の強い赤み・熱感、出血が続くなど普段と異なる症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、速やかに医療機関へ相談してください。
脂肪注入豊胸後に意識したい3つのアフターケア
手術が終わればすべて完了というわけではありません。術後は医師から指示された圧迫や生活制限を守り、経過診察を受けることが大切です。
1. 急激な体重変化を避ける
定着した脂肪もご自身の脂肪組織です。そのため、将来的に大幅な減量をするとバストのボリュームも変化する可能性があります。
術後早期から極端な食事制限を始めるのではなく、栄養状態を保ちながら回復することを優先してください。
2. 喫煙を避け、医師の生活指導を守る
喫煙は組織への血流や創傷治癒へ悪影響を与える可能性があります。手術前後の禁煙期間については医師の指示を守ることが重要です。
「定着率を上げる特別なセルフケア」を自己判断で追加するより、禁煙、適切な栄養、処方薬、運動制限、圧迫など医師から指示された基本的な術後管理を守ることが大切です。
3. 乳がん検診では脂肪注入歴を伝える
脂肪注入豊胸を受けた後も乳がん検診は重要です。
脂肪壊死などに伴って嚢胞や石灰化が画像上に見られる場合があります。検診を受ける際には、脂肪注入豊胸を受けたことや施術時期などを医療機関へ伝えてください。
バストに新しいしこりを感じた場合、「脂肪注入後だから」と自己判断しないでください。必要に応じて乳腺外科などで画像検査を受け、原因を確認することが重要です。

脂肪注入・シリコンバッグ・ヒアルロン酸豊胸の違い
「豊胸」といっても方法は一つではありません。それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身が何を優先したいのかを考えることが重要です。
| 比較項目 | 脂肪注入豊胸 | シリコンバッグ豊胸 | ヒアルロン酸等の注入 |
|---|---|---|---|
| 使用するもの | 自分の脂肪 | シリコンインプラント | 注入製剤 |
| 特徴 | 自然な質感を目指しやすい | 希望サイズに合わせてインプラントを選択できる | 注入によってボリュームを調整する |
| 脂肪吸引 | 必要 | 原則不要 | 不要 |
| 主なリスク例 | 脂肪壊死・しこり・嚢胞・石灰化・感染など | 被膜拘縮・破損・位置異常・感染など | しこり・感染・製剤による合併症など |
| 大幅なサイズアップ | 体型や採取量などによる制限がある | 比較的計画しやすい | 注入量・製剤などによる制限がある |
| 適しているケース | 自然さとボディラインを重視する場合 | ボリューム変化を重視する場合 | 適応・製剤を含め医師との十分な相談が必要 |
脂肪注入豊胸が選択肢になりやすいケース
人工物を避けたい、自然な触り心地を重視したい、脂肪吸引も同時に行いたいという方には脂肪注入豊胸が候補になります。
シリコンバッグが選択肢になりやすいケース
採取できる脂肪が少ない方や、より大きなボリューム変化を希望する方では、シリコンバッグが適している場合があります。
豊胸方法に「全員にとって一番良い方法」はありません。自然さ、サイズ、体型、ダウンタイム、人工物への考え方など、何を優先するかによって適した方法は変わります。

脂肪吸引豊胸が向いている人・向いていない人
脂肪注入豊胸が適しているかどうかは、希望だけではなく、採取できる脂肪量やバストの状態、ライフスタイルなどから総合的に判断します。
| 向いている可能性がある方 | 別の方法も検討したい方 |
|---|---|
| 自然な質感を重視したい | 一度に大きなサイズ変化を最優先したい |
| シリコンバッグなどの人工物を避けたい | 採取できる脂肪が非常に少ない |
| 太もも・腹部などの脂肪吸引も希望している | 脂肪吸引を受けたくない |
| 全身のボディラインも整えたい | ダウンタイムをほとんど確保できない |
| 定着後の自然な変化を受け入れられる | 注入脂肪がすべて残ることを希望している |
BMIだけを見て「脂肪注入豊胸ができる・できない」と自己判断することはおすすめしません。実際に採取できる脂肪量や採取部位は診察しなければ判断できません。
「私は脂肪吸引豊胸に向いている?」と迷っている方へ
脂肪の採取量、皮膚やバストの状態、希望するサイズによって適した方法は異なります。脂肪注入・シリコンバッグ・ハイブリッド豊胸などを含め、ご希望に合った方法をご相談いただけます。
脂肪吸引豊胸で後悔しないためのクリニック・医師選び
脂肪吸引豊胸では、バストだけではなく「脂肪吸引」「脂肪の処理」「注入」のすべてを見る必要があります。
クリニックを比較する際には、価格や使用機器だけではなく、以下のポイントを確認してください。
- 脂肪吸引と豊胸の両方の症例経験を確認できるか
- 脂肪採取部位まで含めてデザインを説明しているか
- 予定する注入量と、その理由を説明してくれるか
- 脂肪の処理方法・注入方法を説明してくれるか
- しこり・脂肪壊死・感染などのリスクを説明しているか
- 術後の診察やトラブル時の対応方法が明確か
- 他の豊胸方法との違いも説明してくれるか
症例写真は「胸だけ」を見ない
脂肪吸引豊胸の症例を見る際は、バストのボリュームだけでなく、脂肪を採取した太ももや腹部などの仕上がりも確認してください。
また、術直後は腫れによって大きく見えるため、できれば術後数ヶ月以上経過した症例を確認すると、定着後の状態をイメージしやすくなります。
「絶対」「必ず」という説明には注意する
「絶対にしこりができない」「必ず○カップ上がる」「100%定着する」など、結果を保証するような説明には注意してください。脂肪注入豊胸には個人差と医学的なリスクがあります。
Leap beauty clinicが脂肪吸引豊胸で大切にしていること
私は2014年に日本医科大学を卒業後、心臓血管外科で外科医としてのキャリアをスタートしました。
心臓・血管外科では、出血管理、組織を丁寧に扱うこと、縫合、術中の即時判断、合併症を想定したリスク管理が求められます。その後、美容外科へ転身し、大手美容外科で川口院・高田馬場院・浜松院の院長を歴任しました。
100名以上の研修医・若手医師の指導に携わり、現在は宇都宮のLeap beauty clinicで美容外科診療を行っています。
2018年5月~2026年7月までの症例実績は、脂肪吸引(顔・ボディ)1,300件以上、豊胸手術550件以上です。
脂肪吸引豊胸では「胸を大きくする技術」と「脂肪を取る技術」を別々に考えるのではなく、採取部位とバストの両方を一つのボディデザインとして考えることを大切にしています。
よく「得意手術は何ですか?」と聞かれますが、私は、自信のない手術はメニューに入れないという考えで診療しています。
脂肪注入が適している方には脂肪注入を、バッグが適している方にはバッグを、両方の特徴を組み合わせた方がよい場合にはハイブリッド豊胸を含めて検討します。
「脂肪注入を受けたいから脂肪注入ありき」で考えるのではなく、患者様がどのようなバストを希望しているのか、どの程度の脂肪を採取できるのか、身体への負担やダウンタイムまで含めて治療方法を考えることが重要です。
脂肪吸引豊胸に関するよくある質問
Q1. 脂肪注入豊胸は何カップくらい大きくできますか?
採取できる脂肪量、バストの皮膚や組織の状態、希望する形などによって異なるため、「必ず○カップ」と一律には言えません。大幅なサイズアップを希望する場合には、シリコンバッグなど他の方法が適していることもあります。
Q2. 注入した脂肪は全部残りますか?
いいえ。注入した脂肪のすべてが定着するわけではなく、一部は吸収されます。最終的なボリュームには個人差があります。
Q3. 痩せ型でも脂肪吸引豊胸はできますか?
痩せ型でも、太もも・腹部・腰など複数の部位を診察すると必要量を確保できる場合があります。一方で、十分な脂肪がない場合にはシリコンバッグなど別の方法をご提案することがあります。
Q4. 脂肪注入豊胸はしこりができますか?
脂肪壊死などによってしこりが生じる可能性があります。適切に分散して注入するなどリスクを抑える工夫は行いますが、完全にゼロにすることはできません。
Q5. 豊胸後も乳がん検診を受けられますか?
乳がん検診は重要です。検査を受ける際には、脂肪注入豊胸を受けたことを必ず医療機関へ伝えてください。脂肪壊死や石灰化などが画像に映る場合があるため、施術歴を共有したうえで評価してもらうことが大切です。
Q6. 脂肪吸引豊胸とバッグ豊胸のどちらが良いですか?
一概にどちらが優れているとは言えません。自然な質感を重視するのか、大きなサイズ変化を重視するのか、人工物への抵抗があるのか、採取できる脂肪があるのかによって適した方法は異なります。
「どの豊胸方法が一番良いか」ではなく、「自分の身体と希望にはどの方法が合っているか」を考えることが、後悔を減らすための第一歩です。
まとめ|脂肪吸引豊胸は「吸引・処理・注入」のすべてが重要
脂肪吸引による豊胸は、自分自身の脂肪を採取してバストへ注入することで、自然な質感のバストを目指しながら採取部位のボディラインにもアプローチできる豊胸術です。
今回のポイントをまとめます。
- 脂肪注入豊胸は、脂肪吸引で採取した自己脂肪をバストへ注入する方法
- バストアップと脂肪吸引によるボディライン改善を同時に目指せる
- 注入した脂肪のすべてが定着するわけではない
- 脂肪壊死・しこり・嚢胞・石灰化・感染などのリスクがある
- 定着を考えるうえでは脂肪の採取・処理・注入のすべてが重要
- 脂肪吸引部位にも痛み・腫れ・内出血・拘縮などのダウンタイムがある
- 大幅なサイズアップを希望する場合はバッグ豊胸などが適する場合もある
- 乳がん検診時には脂肪注入豊胸の施術歴を伝えることが重要
- クリニック選びではバストだけでなく脂肪吸引部位の症例も確認する
脂肪吸引豊胸で私が重要だと考えているのは、「脂肪をどれだけ取ったか」「何cc注入したか」という数字だけではありません。脂肪を取った場所も、脂肪を入れたバストも、どちらも自然に仕上げることです。
Leap beauty clinicでは、脂肪注入豊胸だけに限定して治療を考えるのではなく、脂肪注入、シリコンバッグ、ハイブリッド豊胸などの特徴を踏まえながら、患者様の希望と身体の状態に合った方法を検討します。
豊胸は自由診療の外科手術です。メリットだけで判断せず、感染、出血、脂肪壊死、しこり、左右差、傷跡などのリスクとダウンタイムについて十分な説明を受け、納得したうえで治療を選択してください。
宇都宮で脂肪吸引豊胸をご検討の方へ
Leap beauty clinic統括院長の土門は、2018年5月~2026年現在までに脂肪吸引(顔・ボディ)1,300件以上、豊胸手術550件以上の症例を経験しています。
「自然なバストを目指したい」
「脂肪吸引も一緒に受けたい」
「脂肪注入とバッグのどちらが自分に合うか分からない」
という段階からご相談いただけます。宇都宮駅西口徒歩1分のLeap beauty clinicで、まずはご自身に合った豊胸方法を一緒に考えていきましょう。
執筆:Leap beauty clinic 統括院長 土門駿也
2014年 日本医科大学卒業。心臓血管外科・外科・集中治療・救命救急などの臨床経験を経て美容外科へ転身。大手美容外科で川口院・高田馬場院・浜松院の院長を歴任し、100名以上の研修医・若手医師の指導に従事。2024年、Leap beauty clinicを開院。
【症例実績(2018年5月~2026年現在)】
- 二重整形・目元手術:22,000件以上
- リフトアップ手術:12,000件以上
- クマ取り手術:5,500件以上
- 脂肪吸引(顔・ボディ):1,300件以上
- 鼻整形:1,100件以上
- 豊胸手術:550件以上
- 女性特有手術(乳頭・女性器):510件以上
【所属学会】
- 日本胸部外科学会 正会員
- 日本血管外科学会 正会員
- 日本心臓血管外科学会 正会員
- 日本外科学会 正会員
- 日本美容外科学会(JSAS)正会員
Leap beauty clinic
〒321-0964 栃木県宇都宮市駅前通り1-4-6 西口ビル5F
宇都宮駅西口徒歩1分
診療時間:10:00~19:00(最終受付18:00)
TEL:028-666-7103
脂肪注入豊胸の治療概要
| 治療内容 | 腹部・腰・太ももなどから脂肪吸引で脂肪を採取し、処理した自己脂肪を乳房へ注入する自由診療です。 |
|---|---|
| 治療回数・期間 | 通常は1回の手術ごとに経過観察を行います。希望するボリュームや定着状態などにより、追加施術を検討する場合があります。 |
| 主なリスク・副作用 | 痛み、腫れ、内出血、むくみ、出血、感染、傷跡、左右差、感覚変化、脂肪壊死、しこり、嚢胞、石灰化、脂肪吸引部位の凹凸・拘縮、注入脂肪の吸収、血栓症など。 |
| 費用 | 【公開前にLeap beauty clinicの最新料金・通常必要となる総額の範囲を入力してください】 |
※脂肪注入豊胸は自由診療です。実際の施術内容、採取部位、注入量、麻酔方法、必要な施術回数、ダウンタイム等は患者様の状態によって異なります。
※本記事は脂肪吸引・脂肪注入豊胸に関する一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。施術の適応については医師の診察を受けてください。






