鼻フルとは|組み合わせる施術と費用、全部必要かの判断基準
鼻フルとは何をする手術で、提案された施術は全部受ける必要があるのでしょうか。鼻フルは、鼻先・鼻筋・小鼻などを整える複数の鼻整形を1回の手術にまとめる治療計画の呼び名です。組み合わせる施術は悩みのある部位で決まるため全員が全部を受けるわけではなく、費用はその合計額です。Leap beauty clinicの料金表で見た合計額と単体施術との違い、自然に仕上げる施術の選び方をお伝えします。
鼻フルとは複数の鼻整形を1回の手術で組み合わせる治療計画

鼻フルは、鼻先・鼻筋・小鼻などを整える複数の鼻整形を1回の手術で組み合わせる治療計画の通称で、含まれる施術はクリニックや医師によって異なります。当院の場合は主に鼻先を整える3つの手術の組み合わせを指し、鼻筋や小鼻の手術は悩みに応じて加えるものです。
鼻フルは治療計画の呼び名で、中に入る施術は人それぞれです。
鼻フルに含まれることが多い鼻尖形成・鼻中隔延長・耳介軟骨移植
何をしたら鼻フルかに決まりはなく、一般には鼻尖形成・軟骨移植・鼻中隔延長の3つを合わせて鼻フルと呼ぶことが多いと当院では考えています。鼻筋や小鼻の手術まで含めて鼻フルと呼ぶ医師もいますが、主に鼻尖(びせん。鼻の先端)に対して使う言葉です(鼻フル手術を症例付きで徹底解説)。
3つの手術の役割は次のとおりです。
- 鼻中隔延長: 鼻中隔軟骨(左右の鼻の穴を仕切る壁の軟骨)の先に軟骨を継ぎ足し、鼻先を支える柱を作る
- 鼻尖形成: 鼻先の軟骨を中央に寄せて、丸く広がった鼻先を細く整える
- 耳介軟骨移植: 耳介軟骨(耳の軟骨)を鼻先に重ねて、高さや向きを調整する
鼻尖形成・耳介軟骨移植・鼻中隔延長はそれぞれ独立した手術で、悩みによっては1つだけ受けることもあります。提案書に「鼻フル」とだけ書かれている場合は、どの施術が入っているかを施術名で確かめてください。
鼻フルの中身がクリニックごとに違う理由
鼻フルには明確な定義がなく、どの施術を組み合わせるかは鼻の状態やクリニックによって異なります。他院の医師が監修する記事でも、鼻フルは正式な医学用語ではない呼び名とされ、複数の鼻整形を組み合わせて鼻全体を整える手術を指すと説明されています。
参照:恵聖会クリニック「鼻フルとは?手術内容・費用相場・鼻整形で失敗しない選び方を医師が解説」
参照:タイデスエナガクリニック「鼻フルとは!?その内容や総額費用、ダウンタイムなどを解説(医師監修)」
同じ「鼻フル」でも、鼻先の3施術だけの計画もあれば、プロテーゼや小鼻縮小まで入った計画もあります。比べるときは名前ではなく、入っている施術名と、それぞれで鼻のどこを変えるかを見てください。
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▶鼻中隔延長とは鼻先を軟骨で延ばす手術|鼻尖形成で足りる鼻の見分け方
鼻フルで組み合わせる施術|鼻先は鼻尖形成・鼻中隔延長、鼻筋はプロテーゼ

鼻フルで組み合わせる施術は悩みの部位ごとに決まり、全員が全部を受けるわけではありません。鼻先の低さ・丸さ・向きには鼻尖形成・鼻中隔延長・耳介軟骨移植、鼻筋の低さにはプロテーゼ、小鼻の広がりには小鼻縮小を加えます。
たとえば横顔の写真で鼻先が低く、正面から鼻の穴が見えることが気になる場合は、鼻先の3施術が候補になります。鼻筋の高さに不満がなければ、プロテーゼは加えません。
| 悩みの部位 | 組み合わせる施術 | 当院での主な適応 | 単体で足りる場合 |
| 鼻先の低さ・丸さ・向き | 鼻尖形成・耳介軟骨移植・鼻中隔延長 | 短い鼻を延ばしたい・鼻先を高くしたい・正面から鼻の穴を見えないようにしたい | 鼻先の丸みだけが気になる場合は、鼻尖形成1つで整える選択肢もある |
| 鼻筋の低さ | 鼻プロテーゼ | 鼻根部から鼻筋にかけて高さを出したい | 鼻先に悩みがなければプロテーゼだけで受けることもある(適否は診察で判断) |
| 小鼻の広がり・鼻の穴の大きさ | 小鼻縮小 | 小鼻の広がりや鼻の穴の大きさが気になる | 小鼻の幅が広い場合は鼻尖形成と同時に行うのが当院の推奨。単独で足りるかは診察で判断 |
| 鼻柱の位置・口元の突出感 | 鼻唇角形成術(猫手術) | 口もとの突出感を軽減したい | 鼻中隔延長でも鼻柱を下げられる。より下げたい場合に当院が追加をおすすめしている |
表は、当院の鼻中隔延長・小鼻縮小・鼻プロテーゼの施術内容をもとに作成しました。
表の鼻柱(びちゅう)は、左右の鼻の穴の間にある柱の部分です。貴族手術など表にない施術も含めて鼻整形全体を比べたい方は、鼻整形のメニュー一覧で施術ごとの内容を確かめられます。
鼻先の低さ・丸さ・向きには鼻尖形成・鼻中隔延長・耳介軟骨移植
鼻先の悩みには、柱・土台・高さの3つを受け持つ手術を組み合わせます。鼻尖形成は鼻先の丸み(いわゆる団子鼻)を細くする手術、耳介軟骨移植は鼻先の一番高い位置を整えたり鼻先をシャープにしたりする手術です。鼻中隔延長では鼻柱を下げることもでき、上向きの鼻先の向きや正面から見た鼻の穴の見え方を変えられる場合があります(鼻中隔延長)。
鼻筋の低さにはプロテーゼ
鼻筋の低さには、I型のプロテーゼを入れて鼻根部から鼻筋に高さを出します(鼻プロテーゼ)。
鼻先だけを高くすると、鼻筋との高さの差で違和感が出る場合があります。鼻先の3施術にプロテーゼを加えるのは、この差を同じ手術で整えるためです。
小鼻の広がりには小鼻縮小|鼻先を高くすると小さく見える場合もある
小鼻縮小を加えるかは、鼻先を変えた後の見え方を踏まえて、手術前に決めます。鼻先を高くすると、小鼻の大きさは変わらなくても小さく見える効果があるためです(鼻フル手術を症例付きで徹底解説)。
小鼻の扱いは、小鼻の幅によって次の2つに分かれます。
- 小鼻が大きくない場合: 鼻先を高くするだけで小鼻が小さく見えることがあります。術前のシミュレーションで仕上がりを医師と共有し、小鼻縮小を加えるかを手術前に決めます
- 小鼻の幅が広く小鼻縮小を受ける場合: 鼻先を細くする鼻尖形成と同時に行うことを当院はおすすめしています。小鼻縮小だけではバランスが崩れ、鼻の穴が上外側に広がったように見える場合があるためです(小鼻縮小)
小鼻が大きくないのに小鼻縮小と鼻先を高くする手術を同時に行うと、鼻の穴が狭くなりすぎて、息苦しさや声の変化が出るケースがあります。
小鼻の医学的な呼び名は鼻翼(びよく)です。鼻翼の横幅や鼻の穴の大きさが気になる方に向く鼻の穴の内側を切る内側法は、小鼻が付け根から外側へ張り出している形にはほとんど効果がありません。
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▶小鼻縮小を内側法で考えている方へ|向く小鼻と外側法も必要な小鼻
鼻フルの費用|組み合わせる施術の合計で決まり鼻先3施術は1,313,400円

鼻フルの費用は組み合わせる施術の合計で決まり、当院の通常料金(税込)では鼻尖形成オープン法だけなら327,800円、鼻先の3施術をそろえると1,313,400円です。複数施術の組み合わせには割引があり、実際の金額はカウンセリングで確定します。
オープン法は、切開して鼻先の軟骨を直接見ながら整える方法で、軟骨移植や鼻中隔延長を同時に行う場合に選ぶことが多い方法です(鼻尖形成)。鼻の穴の中だけを切るクローズド法(217,800円)もありますが、上の合計はオープン法で計算しています。
鼻フルは美容目的のため、原則として保険適用外の自由診療です。
総額は、組み合わせる施術の数と種類で変わります。
当院の料金表で見る組み合わせ別の合計額
当院の料金表の単価を、気になる部位を足していく順に合計すると次のようになります。
| 組み合わせ(気になる部位) | 内訳 | 合計(税込・通常価格) |
| 鼻先の丸み | 鼻尖形成オープン法 | 327,800円 |
| 鼻先の丸み+高さ | 鼻尖形成オープン法+耳介軟骨移植 | 655,600円 |
| 鼻先の低さ・丸さ・向き(鼻先3施術) | 鼻尖形成オープン法+耳介軟骨移植+鼻中隔延長切開法 | 1,313,400円 |
| 鼻先3施術+小鼻の広がり | 鼻先3施術+小鼻縮小 内側法 | 1,641,200円 |
| 鼻先3施術+鼻筋の低さ | 鼻先3施術+鼻プロテーゼ | 1,696,200円 |
集計の方法
- 対象: 当院の料金表に載せている通常価格(税込)
- 集計方法: 組み合わせる施術の単価を単純に合計(組み合わせ割引・モニター価格・追加処置は含めない)
- 確認日: 2026年9月25日
たとえば鼻先3施術の1,313,400円に鼻筋のプロテーゼ382,800円を加えると、合計は1,696,200円です。表の組み合わせでは、施術を1つ足すごとに327,800〜657,800円の幅で総額が上がります。
治療回数は1回で、完成の目安は術後3〜6ヶ月です。鼻中隔延長を含む場合の主なリスク・副作用は腫れ、鼻尖の硬さ、偏位(へんい。鼻先が左右どちらかに曲がること)、左右差、感染、出血、瘢痕形成(傷跡が硬くなる状態)で、極めてまれに移植した軟骨の吸収や変形が起こる可能性もあります。
見積もりを比べるときは、総額だけでなく施術ごとの内訳を並べてみてください。
料金に含まれるものと支払い方法
当院の料金には、次の費用が含まれています。
- 医師によるカウンセリング
- 施術費用
- 麻酔費用(必要な場合)
- アフターケア
- 施術に付随する処方薬代
施術内容や状態によって追加の処置や薬剤が必要な場合は、事前にご説明します。お支払いは現金・クレジットカード・医療ローンから選べ、医療ローンを希望する場合は身分証が必要です(料金表)。
鼻フルと単体施術の違い|ダウンタイムは1回で済むが負担は大きい

鼻フルは単体の施術を何度かに分けて受けるより、腫れる期間を1回にまとめて鼻全体のバランスを整えられる一方、手術の範囲が広いぶん体への負担は大きくなります。2回目以降の鼻の手術は組織が硬くなって難しくなるため、必要な施術は1回目の手術の前に見極めておくのが前提です。
1回の手術で鼻全体のバランスを整えられる
鼻先と鼻筋を1回の手術で整えれば、仕上がりの高さの差を同じ日に調整できるのが利点です。分けて受ける場合は手術のたびにダウンタイムが必要で、修正の手術も回数を重ねるほど難しくなります。
手術範囲が広がるぶん腫れや体の負担が大きくなる
組み合わせる施術が増えるほど、1回の手術で体にかかる負担も大きくなります。大学病院による鼻中隔延長の解説は次のとおりです。
鼻中隔延長術は、鼻の構造を根元から組み替える手術になるため、他の手術に比べると身体の負担も大きくなります。
参照:神戸大学医学部附属病院 形成外科・美容外科「鼻中隔延長術」
同じ解説では、鼻中隔延長に軟骨移植やプロテーゼを併用することがあるとし、同院の方針として基本的には全身麻酔をすすめています。鼻先の3施術で組む鼻フルは、この負担の大きい手術を軸にさらに施術を重ねる計画です。組み合わせる数が増えるほど負担も増えるので、施術は悩みに必要なものに絞ることが大切です。
鼻中隔延長そのものが自分に向くか迷っている方は、鼻中隔延長をやめたほうがいい人で後悔しやすいケースを先に確かめられます。
2回目以降の鼻の手術は組織が硬くなって難しくなるため、「足りなければ後で追加する」のではなく、必要な施術を1回目の手術の前に決めておくことが大切です。
鼻フル後に仕事を休む日数の目安
鼻フルには切開を伴う鼻尖形成や鼻中隔延長が含まれるため、腫れや内出血が落ち着くまでのダウンタイムとして1〜2週間程度を想定します。休みの日数は職種や腫れの出方でも変わるので、この期間を目安に余裕をもって休みを取ると安心です。人前に出られる時期を過ぎたあとも、鼻の形は数ヶ月かけて完成に近づきます。
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鼻フルを自然に仕上げるには必要な施術だけを選ぶ

鼻フルを自然に仕上げるには、悩みのある部位に必要な施術だけを組み合わせ、術前のシミュレーションで仕上がりを医師と共有することが条件になります。鼻先・鼻筋・小鼻のそれぞれについて、施術を足すと何が変わるかを確かめてから組み合わせを決めましょう。
悩みのある部位に必要な施術だけを選び、加えない施術の理由まで医師と確かめます。
悩みが鼻先の丸みだけなら鼻尖形成1つで整える選択肢もある
鼻先の丸みだけが気になり、高さや向きに不満がない場合は、鼻尖形成1つで整える選択肢もあります。表の1行目のとおり、当院の料金では鼻尖形成オープン法だけなら327,800円です。
鼻先の高さや向きを少し変えたいものの切る手術に抵抗がある場合は、溶ける糸を使う切らない鼻中隔延長もあります。料金は4本132,000円・8本264,000円(税込)で、持続は約1年です。半永久的な持続効果はなく、劇的な変化は期待できない点を理解したうえで選ぶ方法です。
術前のシミュレーションで仕上がりを医師と共有する
仕上がりの画像を手術の前に医師と見ておくと、施術を足した場合と足さない場合の鼻のバランスを比べられます。加えない理由まで説明を受けると、提案が自分の鼻に合わせたものかを判断できます。カウンセリングでは次の点を聞いておきましょう。
- 提案された施術ごとに、鼻のどこがどう変わるか
- 加えないと判断した施術と、その理由
- 施術ごとの料金と総額、組み合わせ割引の有無
- 休みの目安と、起こりうるリスク
鼻フルの組み合わせを医師と決められる当院の鼻整形カウンセリング

鼻フルの相談先を選ぶときは、組み合わせる施術と加えない施術の両方を、理由とともに医師が説明してくれるかを見てください。鼻フルには決まった中身がなく、同じ名前でも提案される施術は相談先で変わるためです。
「鼻フル」という名前やSNSで見た症例写真、プランの総額だけでは、自分の鼻に何を入れるべきかは決まりません。
当院の鼻中隔延長は、プロテーゼを入れる隆鼻術や小鼻縮小と同時に受けられ、鼻全体のバランスを見て治療計画をご提案します。施術前には毎回シミュレーション画像を作成して医師とデザインを共有し、考えられるリスクやデメリットもご説明するのが当院の進め方です。鼻柱をより下げたい場合には、鼻中隔延長に加えて鼻唇角形成術(猫手術)をおすすめするなど、施術ごとの役割に沿って組み合わせを決めます。
手術の所要時間は組み合わせる施術の数と種類で変わるため、当日の時間の見通しはカウンセリングで医師にお尋ねください。施術ごとの料金は鼻整形の料金とメニューに載せているので、提案された組み合わせの総額もご自身で計算できます。
鼻先の低さや丸さが気になり、鼻筋や小鼻にも手を加えるべきか自分では決めきれない方は、Leap beauty clinicの無料カウンセリングで組み合わせを医師と確かめてください。統括院長の土門駿也は、鼻整形を1,100件以上担当しています(2018年5月〜2026年7月現在・前職期間を含む医師個人の累計)。
鼻フルについてよくある質問

鼻フルの麻酔と手術中の痛み
当院の鼻中隔延長は、主に静脈麻酔(点滴で鎮静薬を入れ、眠ったような状態で受ける麻酔)または全身麻酔で行います。手術中の不安や痛みを感じにくい方法です。術後は軽い痛みや違和感が出ることがあり、処方薬で抑えられます。
鼻フルの傷跡ができる場所
当院で鼻中隔延長を含む鼻フルを受ける場合、傷跡は鼻の穴の中と鼻柱にでき、軟骨を耳から採る場合は耳にもできます。
鼻フルで使う軟骨
軟骨を採る場所は希望する鼻の形に合わせて変わり、当院で優先して使うことが多いのは耳の軟骨です。
当院で鼻フルを相談できる年齢
鼻中隔延長は、原則として18歳以上の方におすすめしています。未成年の方は成長段階のため慎重な判断が必要で、保護者の同意が必要です。同意書は親権者の方にご記入いただきます。
まとめ

鼻フルは、悩みのある部位に合う鼻整形を1回の手術にまとめる治療計画の呼び名で、提案された施術を全部受けるものではありません。腫れる期間は1回で済む一方、体への負担は大きく、2回目以降の手術は難しくなります。気になる部位を書き出し、足す施術ごとの理由と総額をカウンセリングで確かめてください。
当院の料金には医師のカウンセリング・麻酔(必要な場合)・アフターケア・処方薬代が含まれ、医療ローンでの分割払いも選べるため、組み合わせた総額の見通しを立てたい方に向いています。
「鼻全体を整えたいけど、どの施術を組み合わせればいいかわからない…」そんな不安がある方もご安心ください。Leap beauty clinicでは、お客様一人一人の鼻の状態やお悩みに合わせ、豊富な実績を踏まえた医師の診察のもと、最適な施術をご提案します。また施術に合わせ、得られる効果やご不明な点を無料カウンセリングにてご説明させていただきます。まずはLeap beauty clinicの症例を確認してみてください。




